身内を悪く言う、家族、部下の悪口を言う心理的意味と悪影響


人間関係を悪くする要因の
1つが悪口と言えるかもしれません。

悪意を持って人を傷つける。

確かに…

悪口は倫理的にも道徳的にも
褒められたものではありませんから、

誰しもが気をつける事でしょう。

だからこそ、もちろん相手へ悪口を
言わないように気を使うという
人は多いでしょうが、

気づかぬうちに、無意識のうちに
悪意も全くないまま悪口を言って
しまっていることがあります。

特に自分に対して
悪口を言ってしまうケースが、

前回紹介した、行き過ぎの謙虚。
へりくだり過ぎることの弊害です。

また前回と同じように

謙譲、謙遜の美徳から、
自分がへりくだる
だけでなく、

自分の家庭の事や自分の
職場の人の事などの、

いわゆる

「身内」

に属する人に関して、

特に他人に話すときに、

本心ではそれほど悪く思っていないのに、
あえてわざと悪く言う場合があります。

身内を悪く言っておけば、

「何かあったときに安心だ」

という思いがあるからでしょう。

自分がへりくだったり
謙遜して安心するような
心理的意味がそこに見えます。

しかし実際のところ…

謙遜が自分への悪口だとしたら、

身内への悪口も言う方が、
相手に良い印象を与えないのが、

人間心理の特徴なのです。

身内を悪く言うのはなぜ?


こうした傾向に変化も見えます。

昭和の古い映画や漫画など見ていると
かつての日本はこの特徴が顕著でした。

これは文化的側面もあるでしょう。

欧米では自分の家族を大げさな
ほど褒めたりするものですが、

しかし…

謙譲、謙遜の美徳という文化が
確かに日本にはあります。

だからあまり身内に対して良い風に
言わない人が多いかもしれません。

謙譲、謙遜の美徳…

もちろん文化的な意味として
それは大切な事でしょう。

しかし身内に対する控えめな態度も、

度が過ぎると、それがやはり
良い印象を抱かれないのです。

「うちの〇〇が…」

の〇〇に当てはまる言葉として
愚妻、愚息、バカ旦那、バカ娘、など

普通に使われる単語として
あるのですから、ついつい
使ってしまう人もいるでしょう。

が、逆の立場になってみて、

それを聞いた本人も、

関わる家族や部下、同僚も聞いていて
気持ちのいいものではありません。

そうして悪く言われた身内も
聞かされたも相手にとっても
迷惑だったり、悪影響の方が多いです。

これは心理学にも言えるのですが、

例えば、

ある人がいつもマイナスの
情報ばかりをもたらしていると、

そのうち、その情報を
もたらしてくる当人までが

価値のない人間のように
思われてくるという心理です。

もちろんマイナス情報は、

情報を総合的に判断したり、分析
したりする為に必要なものですが、

そうした情報ばかりをもたらす人間は、

その情報と同じくマイナスイメージを
持っているような心理的意味に
とらわれてしまうのです。

対人関係で過剰に気を使う人が
やりがちなミスと言えるのですが、

これでは適切な人間関係を
築く事は出来ません。

家族、部下の悪口を言う心理的意味


おそらくこうした癖を持つ人は
共感に意識を持っているのでしょう。

自分や身内を卑下して、
相手と仲良くなりたい、好感を
持って欲しい思いなのでしょう。

しかし…

これでは逆効果です。

こうした心理的メカニズムは

言うなれば、

問題のある情報をもたらした人は、

その情報と同じく問題がある
ように思われてしまう

という意味でもあります。

だから人前では、

自分をへりくだるように
言い過ぎない方が良いように、

そして、あまり身内の事を
卑下して言わない方が良いのです。

家族、部下の悪口を言って、

「ウチの社員はまったく
ダメな人間ばかりいまして」

などと初対面の相手に告げると、

その情報をもたらした当人そのものが
ダメな職場にいるダメな人間

という印象を与えかねないのです。

これでは取引を辞めておこう
と思われて当然です。

特に、ビジネスの相手は
情の付き合いでなく、シビアな
合理的な付き合いなことが多く、

会社の身内である、同僚や
部下や上司のことを悪く言えば、

マイナスの印象しか与えません。

もちろん

日本ではあまり身内を褒めすぎるのも
違和感を持たれるでしょうが、

あくまでニュートラルな態度が
一番自然なのです。

身内を悪く言うことは悪影響しかない


もちろん、これは
家族の話しでも同じです。

家族の悪口を言って、

「ウチの父は稼ぎが少なくて、
家族内では浮いているんですよ」

とか

「母は外出好きで、家事も
おろそかにしがちで困っています」

なんて言うのは論外です。

そんな人と仲良くなりたくない
と思われてしまいがちです。

聞かされる方も、

そんな口の軽い人には
何を言われるか分からないと

逆に警戒されるのがオチです。

身内を悪く言うだけでなく、

また人前では、

日頃から思っている嫌な事や
腹の立つ事などを、

あまり積極的に
開陳しない方が良いです。

そうした事を告げる事で
相手の関心を引く事が
出来る時もありますが、

悪口で共感する効果という
事例も紹介しましたが、

もちろんネガティブな感情を
共有することで共感が生まれ、

仲良く心理持っていますが、

それも度を過ぎれば逆効果です。

バランスが重要なのです。

多くの場合は、

その事を告げた当人のイメージ
ダウンにつながりやすいのです。

特に自分の身内を悪く言う、

家族、部下の悪口を言うと
悪影響が多いので、

意識して辞めておきましょう。

自然とこうしたフレーズを
口に出してしまう人もいます。

ウマが合う人をたくさん
持っている人というのは、

最低限の心のルールを守って、
楽しく人と付き合える人なのです。

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