外的思考タイプの劣勢機能(内的感情)の弱点と向き合い方

外的思考は、

物事を客観的に分析し、

合理的に行動できる
非常に頼もしい存在です。

現実的に社会を動かす
必要不可欠な心理機能です。

が、

彼らの劣勢機能は内的感情。

この機能が未発達の場合、

他者だけでなく、自分自身の感情すら
よく分からない状態になります。

劣勢機能とはいえ、
その機能がない訳ではありません。

つまり、

感情を持たない訳ではないのですが、

それを本人が無視したり、
向き合って理解しようとしないので、

日常の中で発露する感情を
見落としてしまったり、

感情を表現するのが苦手となります。

世の中は合理性だけで成り立つ訳ではありません。

外的思考タイプは、

人の悩みや気持ちも全て
事実や即物的な側面で捉えてしまい、
説明しようとするため、

自分では少しも気づかないうちに
相手を傷つけていることもあります。

そして人を感情ではなく
理屈で動かそうとするので

かえって反発を持たれたり
恨みを買ったりしがちとなります。

また外的思考タイプが重視するのは、
社会的な勝ち組になること。

つまり成功を勝ち取ることです。

なので人の気持ちを考えず、
また自分の気持ちも無視して、

計算尽くでのし上がろうとする
冷徹なタイプになることがあります。

そして楽しいこと、美しいこと、
人との純粋なふれあいのような

「気分が良い」「心地よい」
感情がふわっと出るような経験に
価値を見出しにくい傾向があります。

こうした内的感情の部分を
おしなべて無意味なことと考えてしまい、
軽視する傾向にあるので、

「計算だけの冷徹人間」
と思われることもあります。

また雑談などちょっとした
コミュニケーションが苦手です。

外的思考タイプにとって
あくまで会話は思考の伝達手段。

雑談は意味がないものと思ってしまいます。

仕事の延長、得意先との関係など
雑談の場があれば、

頑張って喋ろうとするものの
なかなかうまくいきません。

データや事実を淡々と話したり、
するだけになり、

周りは面白みのない話を
ただ聞くだけとなりがちです。

こうした特徴が極端に出ると

恋愛や友情も無駄なもの無意味なもの
と分離して考えるようになります。

結婚はのし上がるための政略結婚
友人は損得勘定で選ぶなど、

社会的成功のための損得で
結婚や友人づきあいを
選ぶようになりがちです。

でもそのような視点で
選ばれた相手がどう感じるか、
などについては無頓着なのです。

また内的感情が劣勢機能になると
無頓着になるのは他人の気持ちだけでなく、

自分自身の感情の変化にも
理解ができなくなるのです。

だから例えば、

「俺は怒ってないからな!」

と言いながらどう見ても怒っている
ようなおかしな状況が生まれたりします。

周りから見れば滑稽ですが、

本人はそれが滑稽だと思いません。

本当に自分は冷静と信じているからです。

内的感情が劣勢機能
感情機能が苦手な特徴は、

プレゼントにも現れます。

こうした感情への無頓着さが
相手の好意など、プラスの感情を
表す場合にもマイナスに作用するのです。

相手のことを考え、例えば
とても高価なプレゼントを渡す。

でも、それを選ぶ際に、
相手の気持ちが視点として抜けています。

なのでただの自己満足になってしまうのです。

相手が全く欲しがっていなくても
「〇〇円もした高価なプレゼントを渡したんだ」
と自分の視点で考えてしまうのです。

つまり、

相手のために何かしてあげたい
という気持ちはあっても、

それを相手の望みや感情と
うまくすり合わせるような
感情の交流ができないのです。

「あなたは何が欲しい?」
「僕の気持ちはこうなんだけど
あなたの気持ちはどうかな?」

といったやりとりがなく
実行に移してしまうので、

相手は戸惑ったり、かえって
迷惑にしかならないこともあるのです。

これが外的思考が優位で
内的感情が劣勢が故に起こる
典型的なパターンなのです。

相手の気持ちを読む機能が劣勢なので、

「どうすれば喜んでもらえるか」
が分からないのです。

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