自分の性格の欠けている部分を認め、その上で成長させる

心理機能を満遍なく
使いこなせるようになるには、

補助機能だけでなく
劣勢機能の使い方を

意識して訓練し、鍛えていく必要があります。

私たちは意識をしなければ
主機能を使って生きてしまいます。

でも、

それでは盲点が多く
バランスの悪い視点でしか
生きられなくなります。

だからこそ、

しっかり意識して自分の心理機能を
鍛えていかなければいけません。

そのためにどうすれば良いか?

簡単に言えば、

「これまで自分には縁の薄かった
物事の捉え方や解決方法」

をあえて選択してくのです。

私たちはつい

自分の慣れ親しんだ思考回路の中で
物事を解決しようとする癖があります。

だからいつもの自分とは違う
やり方をあえてするというのは、
なかなか大変な作用です。

しかしそれを放り出さず
コツコツと取り組む、

バランスのとれた真の大人
として成長するか、

諦めて今まで通りの自分でいるか、

この選択に人の発達の差が生まれるのです。

誰しもが足りない部分、
苦手な部分を持っているものです。

でも問題はその性質ではなく、

そういう自分を認め、それを
踏まえて自分をステップアップ
させていくことができるかどうか。

そこにかかってくるのです。

次回以降、

心理機能の8つのタイプそれぞれに
劣勢機能の特徴、

そしてそれぞれの鍛え方についても
解説していく予定です。

ここがユング性格心理学の
とても面白い部分ですが、

同じ主機能であっても、

外向か内向かによって
劣勢機能の部分がどのような形で
性格の中に現れるかは違ってくるのです。

自分の中の思いがけない行動が
無意識のうちに未発達の機能によって
行われている場合もあるのです。

とは言え、

自分の中でこれまで使われていなかった
心理機能に光を当てて、

滑らかに働くように整えるのは
なかな骨の折れる作業でもあります。

例えば、

計画性のない人に

「綿密なスケジュールを立てろ」

といきなり要求したり、

会話が苦手な人に

「知らない相手と楽しく会話して来なさい」

と命令しても、

すぐにできるようにはならないものです。

特にこれまで全く劣勢機能を
使わずに来た人にとって

それを使えと要求されることは
まるで今までの自分とは別人になれ
と言われているように思うかもしれません。

自分の未熟さが表出し、
嫌な気持ちがするかもしれません。

しかし、

それを乗り越えることが重要なのです。

性格はいきなり発達はしません。

少しずつ鍛えていけば良いのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください