好き嫌いの判断が早い…心理機能が外的感情タイプの特徴

他人と感情を共有し、

他者に対して親和性を持つ
感情タイプの中でも、

外側から刺激を受け、
外に向かって表現するのが

外的感情タイプです。

今、まさにその場にいる人の
感情から刺激を受けて共感し、
同じ喜怒哀楽を味わいます。

そしてその瞬間がとても
心地よく感じるのです。

「私は人が好き」
「多くの人と友達になりたい」
「ワイワイみんなで楽しみたい」

という言葉で自分を表現する人が、

どんな職場にもいるでしょうが、

こうした人が典型的な
外的感情タイプの特徴なのです。

彼らには高い共感能力があります。

目の前の人が悩んでいれば
同じように悩みの渦に入ります。

例えば目の前の人が
夫に浮気されて悲しんでいれば、

「辛いわよね。わかるわ」

と慰めながら一緒に涙し、

目の前の人が怒っていれば

「本当にひどいよね。
妻をなんだと思ってるのかしら」

と同情して怒るというように、

相手に合わせた感情表現を
容易にすることができるのです。

相手ありきの感情。

これが内的感情タイプと
違う興味深い特徴です。

先ほどで言えば、

悲しんだり怒ったり、

どちらのこのタイプにとっては
自然に湧き上がった気持ちであり、

まさに自分を取り巻いている
喜怒哀楽に反応して、

それをまた外部に向かって
表現しているのです。

相手の感情そのものにリンクし、
相手が泣いていたらもらい泣きし、
相手が笑っていたらすぐに笑える。

相手の話す内容にさっと
素早く反応できるのが、

このタイプの大きな特徴なのです。

これは社会にとって非常に
重要な役割を持ちます。

他人の感情を共有できる特徴は、

相手のタイミング、つまり
空気を読むことにおいて
抜群の能力を発揮し、

今このタイミングで言葉をかける
というのが瞬時に判断できます。

例えば、

「大変そうだけど、大丈夫?」

と一言相手を思いやったりするのが上手です。

また悲しんでいる人の心に寄り添い、
自然に慰めることもできます。

どんな組織や団体の中でも
順応性が高く、仲間を作り、
自分の場所を確保できる人です。

そしてグループを明るく
楽しくするためのムードメーカに最適で、

「お前がいると場が華やぐよ」

と言われることもよくあります。

そういう自分の持ち味を生かせる
パーティーや宴会などは大好きで、

まさに水を得た魚のように
自分らしさを発揮し、

生き生きとその場を楽しみます。

話の輪の中心メンバーになり、
誰の言葉にも素早く良い
リアクションを返しながら
盛り上げることができます。

こうした席でポツンと壁の花、
という人にもさりげないタイミングで

「〇〇さん、楽しんでますか?」

など声をかけ、フォローすることも忘れません。

こうした長所がある一方で、

どんな心理機能でも
悪く映る場面があるのです。

こうした物の良し悪しも
その場を支配する感情的な
ムードで決めてしまうため、

「なんとなく気に入らない」
「なんだか虫が好かない」

といった漠然とした理由だけで
物事を決めてしまう、

他人をジャッジしてしまう
傾向もあります。

よく知れば勘違いであっても
決めつけが早いため、

誤解を生んでしまうのです。

外的感情タイプの人が
何人かのグループで集まると、

楽しく快活で良いムードに
すぐなることができます。

その反面で、例えば誰かの
根も葉もない噂話をするうちに
際限なくそれが膨らんでしまい

不穏な空気になることもあります。

ネガティブなイメージが
お互いの間で共鳴して増幅してしまい、
おかしな暴走をしてしまうのです。

よく給湯室でおしゃべり好きのOLが
集まってダベっているシーンがあります。

「課長が〇〇の女子社員と歩いてたよ」

という噂話が加速し、

「不倫してるんじゃない」
「あの課長新人をすぐ贔屓するよね」

とエスカレートして、なぜか
不倫が既定事実になってしまい

しまいにそのOLグループで
課長を冷遇し始める、

といったことがありますが。

これも外的感情タイプによる
ネガティブパワー増幅の典型例でしょう。

つまりなぜそうなるのか?

心理機能に偏りがあるのです。

感情タイプが苦手とする
思考機能が働くなくなり、
暴走を始めるのです。

少し冷静になれば、

課長が女子社員と仕事中に歩くのは
いくらでも正当な理由があります。

冷静になればいかに自分たちが
理屈の通らないことを言っているか
わかるはずですが、

その理屈で感情をコントロールできない、

このタイプの弱点が露呈するのです。

そこで大切なのが、

心理機能を把握し、
自分の弱い機能を補ってくれる
人のサポートを受けること。

そして自分の補助機能を
しっかりと鍛えることです。

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