常に論理と意味を求める…心理機能が内的思考タイプの特徴

思考タイプの持つ論理性や
意味を求める思考が、

外側の社会にではなく、

ひたすら内面に向かっていくのが、
内的思考タイプの特徴です。

外的思考タイプであれば、

理屈や意味をお金や権力など
社会的、即物的なものに結びつけますが、

内的思考であれば、

目に見えない、観念的な
世界と結びつけます。

同じ思考タイプであっても
内外が変われば全く違うのです。

思考が内的に向かえば、

例えば

「真実とは何か?」
「善悪とは何か?」
「美とは何か?」
「人はなぜ生きるのか?」

など現実には結論が
求められにくいような

抽象的な物事の原理原則に
注目するのです。

そしてその自分なりの答えを
突き詰めるため内的な思索の
旅に出るのです。

もちろんこうした観念の世界について
なかなかな答えは見つからないものです。

そもそも正解や結論はないようなもの。

しかし、

古今東西に偉大な哲学者がいるように、
その仮説とも言える答えが

人類の思考レベルを大きく
動かしているのもまた事実なのです。

お金や権力、社会の現実なものを構築するのが
外的思考であれば、

それを支える理論を考え出すのが
内的思考と言えるかもしれません。

こうした結論の出せないことを
延々と考え続けるのは、

根気のいる作業ですし、
人によっては大きなストレスや苦痛になる場合もあります。

が、内的思考タイプの人にとって

こうした内面的な思考の世界に溺れていくのは
心地よいものなのです。

そして自分らしい、自然な行為でもあります。

人から見ればぼーっとしているだけに見えても、
頭の中ではダイナミックな世界が繰り広げられています。

こうしたタイプにとっては

「物事を深く考えるな」

と言われる方が辛いものであり、
考えるという行為そのものが
精神衛生上とても大事なのです。

正解や結論のないことを
ひたすらあれこれと考え続けている時間が、
至福の時なのです。

外的思考タイプと同様に、
内的思考タイプも自分なりの
理念や信念を持っていることがあります。

けれども外的思考とは違い、

それは非常に独自的なものであり、
社会的に何かを生み出すことに結びついた理、

他人を動かす力とはなりにくい
場合がほとんどです。

またこのタイプの人自身も、

「人や物事を自分の手でコントロールしたい」

という野心は少なく、
ただ自分の内側で発酵させていくのを好みます。

ある意味とても純粋な心を持つ、
その純粋なままで物事を突き詰めようとするのです。

内的思考タイプの思索行為というのは、

黙々と一人で筋トレをする行為と
似ているかもしれません。

外的思考が、スポーツで結果を出し、
メダルを取るといったところに
向かう機能だとすれば、

内的思考というのは、現実生活を
送る上でさほど必要としない
筋肉であっても、

ただそれをひたすら作り上げることに
熱中してしまう。

そんな感じでしょうか。

だからこそ、

好きな分野、専門分野に特化した知識は
驚くほど持っています。

それが周囲の人々の役に立つもの
使えるものにマッチすれば、

かなり有能な人物になります。

ただ、それでもやはり自分が
納得しなければおいそれと動かないので

その能力を引き出すには周囲の
忍耐が必要な場合もあります。

また、

自分の専門分野があまりニーズのないものでも、
自分の好きなものと没頭することもあり、

その場合、周りから偏屈な頭でっかちなオタク
とみなされることもあります。

内的思考タイプは、

自分の内へ内へとこもってしまうので、
周囲に気を配れなくなり、

外界への興味や関心が低くなる傾向にあります。

それが端的に現れるのが人間関係で、

他人の気持ちに配慮することがなかなかできず、
喜怒哀楽の表現も少なく、

職場や学校、地域でも社会的な
場面で人とのコミュニケーションが
苦手となります。

だからこそ、

補助機能を磨くことが大切なのであり、
心理機能を補ってくれる人間関係が大切です。

また社会性という意味では
衣食住への関心も低く、

ファッションやグルメなどに無関心です。

そうした上部のことよりも
もっと本質的なことに視線が
向けられているのです。

ところがそれが生来の
コミュニケーション能力の不足と重なり、

人の目を気にしない外見や行動
となって現れてしまいます。

その結果、

「あの人は無口で愛想がない」
「何考えてるか分からない」
「ダサい、冴えない人」

と受け取られることもあります。

またそうした周りの評価を
気にしないのも内的思考の特徴です。

また、自分の信念に忠実になろうとするあまり、

他人の意見に耳を貸さない、
頑固で強情な人と思われることもあります。

また「目的のない会話」意味のない
雑談やちょっとした立ち話などが苦手で、
何を話せば良いのか分からなくなります。

その一方で、

「物事を深く考え」
「突き詰めて考える」
のが得意であり好きですから

他人にはできないほどの
深くじっくりとものを考える力があり、

シャープで骨太の結論を
見出せるのが内的思考なのです。

学者や研究者、法律や社会のあるべき姿など、

じっくり考えられる
信頼できる人もこのタイプから生まれます。

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