物事を冷徹に分析する…心理機能が外的思考タイプの特徴

思考タイプには、

論理性や意味を求める
という特徴がありますが、

その志向が内側でなく外側、

つまり現実的な社会性と
結びついたのが、

外的志向タイプです。

内的思考タイプが、

頭の中での論理性に価値を見出すならば、

外的思考タイプが価値を置くのは、

例えば、

学生であれば学業の成績やその順位、
また自分の所属するサークルなどでの
その地位やどんな立場に立つか、

といったところでしょう。

外側の世界、

お金や地位をいかに獲得するか
についてひたすら戦略的に考えていく。

これが心理機能でいう外的思考の
典型的なパターンです。

つまり、

いわゆる世間的に見て成功者と言われる
ところに重きを置いてやるわけです。

だからこそ、

地位が低い時代から上を目指し、
貪欲に高収入、高ステータスを追い求めますから、

「エリート志向の鼻持ちならない奴」

と思われがちです。

でもこれはこのタイプの持つ

「客観的なものの見方をする」

という特徴によって培われた価値観であり、
心理機能のパターンなのです。

客観的に観察して「良い状態」とされるものが
「価値のあること」と考えますから、

その機能が心理機能の弱い人から見ると
とんでもなく冷徹でステータスにしか
興味がないか頼った人間と感じてしまいます。

しかし、

心理機能に優劣はなく、
外的思考は素晴らしい機能なのです。

常に自分に関わるあらゆることを

合理的に予測したり、分析したりしながら
その意味を考えていますが、

その基準は

「客観的に見てどうか、合理的に見てどうか」

というところにあります。

ですからその視点でストレートに
生きていこうとすると、

金銭的営利や物質的豊かさなど

目に見える成功を追い求めてばかりいる
人に見えます。

またそれらを自分の思い通りに手に入れるための
権力や地位にも重きを置きますから、

そのやり方は一見すると
非常のドライで計算高い社会的成功の
追求者に見てしまうこともあります。

けれどもその計算は、彼らにとって
少なくとも現代社会においてという
短期的視野の中では

非常に合理的で納得いく生き方であり、

客観的にそれは有利な立場である
ということは事実なのです。

また、彼らは自分だけでなく
自分の周囲の人々も、

この計算によって充実した幸せが
約束されるはずと信じて疑いません。

ですから多少強引にでも、
手段ややり方は問わず、

自分の信念を貫き、目指すゴールを
見据えて周囲を巻き込みながら進んでいきます。

だからこそ、

この計算が優れた判断による正しいものの場合、
この組織は大きな成功をつかみますが、

それがずれた判断だった場合、
また何かの不具合でうまくいかない場合、

周囲を振り回す暴君となるのです。

つまり、

外的思考を主機能に持つ人の場合、
補助機能の役割が重要になるのです。

結果を求めすぎて自滅する人、
有名人でも多く見かけます。

ただこの特徴はもちろん
長所でもあります。

例えば物事を冷静に分析して
適切な対応をしたり、

常に公平な視点から判断することができるのも
このタイプの人々なのです。

データや統計などを読み、的確に
分析していくことも得意とする分野なので、

ビジネス上の戦略などを立てたり
実行したりする能力にも長けています。

いわゆる勝つという目的において
どんな戦略を持つべきかを
判断できるのです。

また、行き詰まった現状を打開したり、
軌道修正を加えながら正しく物事を
進めていくこともできる。

そんな理想的な頭脳的なリーダーが
このタイプの特徴なのです。

ですから1つの組織をうまく運営したり、
成功に導くためには、

このタイプのパワーは欠かせません。

彼らは組織の中で非常に有能な
リーダーとなって周囲の人々を牽引し、
物事を成功へと導くような能力を発揮します。

強いカリスマ性のある存在になるのです。

またこのタイプの思考回路は、

常に「〇〇すべき」「〇〇しなければならない」

といったフレーズで行われていることが多く、
完璧を求める理想主義者でもあります。

これは感情タイプが持つ

「ただなんとなく」とか「〇〇だとなんか楽しそう」

といった微妙な心の機微や
情緒的な気分には価値を見出せません。

また極端にこのタイプに偏った人は、

非合理的なものを嫌うため
趣味や芸術的な分野の価値を
認めようとしません。

例えば読書に選ぶのも、

小説やエッセイよりも

ビジネス書、ノウハウ書、
政治、経済、金融など、

「結果を出すことにつながり
何かが確実に身につく」

ものを選ぶ傾向が高くなります。

しかしこうした特徴が行き過ぎると

だんだんと独善的な人間になり、
傲慢さから周囲から疎まれるようになり、
身を壊してしまうのです。

また情緒的なものを理解しないので、

人を家人するリーダー力も損なわれて
しまうので注意が必要です。

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