五感を使いありのままを受け止める…心理機能が感覚タイプの特徴

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚

と私たちには感覚器がありますが、

心理機能でいうy感覚タイプ

これは文字通り
物事を五感を通じてそのまま感じるタイプです。

目で見て、耳で聞き、肌で触り、
鼻で嗅ぎ、舌で味わう、

それがこのタイプの物事の受け取り方です。

そこに好き嫌いや
どんな意味があり目的があるのか?

本質的にはどうなのか、
これが今後どうなっていくのか、

そういう個人的な判断は
あまり入らないのです。

ただ

「そう感じた」

という捉え方をします。

この景色はどう形作られたのだろう…
観光収益はどれくらいなのだ、
なぜ人は景色を見たがるのだろう

とは感じずに、

景色を見れば素直に綺麗と感じる。

自分というフィルターを
通さないのが、

このタイプの人の把握の仕方です。

物事をありのままで受け止める

すなわち、
色彩や形、色や味の微妙な違いが
たちどころにわかるという特質があるため、

芸術家やデザイナーなどに
向く人が多いです。

ただ、

どちらかというとその感じ取った感覚を基にして
新たに発展させる独創性よりも、

ただ淡々と捉えるタイプなのです。

例えば人間関係で言えば、

同じように他人がどんな人かと判断するときに

「短気で怒りっぽい」
「あの人はすぐ怒鳴るから好きじゃない」

などではなく、

「あの人は眼鏡をかけている人だ」
「声が高くて早口の人だ」

と五感で感じる印象で捉えることが多いです。

こうした自分の感覚が絶対であり、

自分の中の原理原則のように
当然のものとしてあり続けます。

この特有のこだわりが
五感のどの感覚が優位であるかによって
個人差は生まれる訳ですが、

共通するのはどんなに変わって見えても、

その人にとってそのこだわりは
息をするのと同じくらい自然なことだ
という点です。

「そんな所にこだわるな」

と言われる方が辛いのです。

例えば、

「本は背の高い順から
本棚に一列に並んでいるべき」

「ズボンの裾は何ミリ、
シャツのボタンの位置はここ」

など、

その人にとって

「これ以外の状態はありえない」

というくらい自然な姿なのです。

別の心理機能タイプの人から見れば

非常に面倒くさい状態

で生きているように思える
感覚タイプですが、

淡々と物事を処理する能力は抜群です。

なんの感情も判断も加えず、
今目の前にあるものをそのまま受け止めることができるのです。

個人的な気持ちは交えず、

いい意味で歯車となり
自分の仕事をこなすことができ、

しかも物事の観察眼にも優れています。

時間感覚に鋭く、
タイムマネージメントも上手です。

「12時までに完了させるには
これをまずこうしてこうすれば良い」

「あと30分あるから
これを終わらせよう」

とスケジュールングもうまいです。

現実的にタスクが完了していく。

こうした特徴は職場などの
組織の中では重宝がられ
なくてはならない存在になります。

ただ、

抽象的な長期的ビジョンとなると
苦手になってきます。

人生の目的、働く意味

など考えていると
答えが出ずに悶々とします。

そんな非生産的なこと考えるより
今の目の前の現実に全力でぶつかる。

人生はバランスですから、

それが良い面になることもあれば
悪い面となることもあるのです。

また感覚的なこだわりの強さは
周囲からすると

「なんでそんなことにこだわるの?」

と思われるような、なかなか
理解されにくいものでもあります。

そのため、あまりにこの感覚機能を
強く発揮しようとすると、

自分らしい状態でいることを
他人にも押し通そうとすれば、

周囲の人にとってはしばしば

傲慢で自分勝手、頑固な人

と映ってしまいます。

こうした行き違いから
喧嘩や争いをしてしまい、
問題の多い人生を送る人も多いです。

子供の頃から

「そんなところでわがまま言うんじゃない!」

など怒られてしまったり、

友人や先生にも理解されず

「自分の感覚はわがままなんだ
あまり外に出しちゃいけないんだ」

と本来の自分を押し殺して
シャドーになっていることもあります。

なおこのタイプの補助機能は
思考と感情です。

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