精神が成熟した人格グループになる、人間性を磨く方法

前回紹介した、

心理機能の違う人との恋愛の例、

確かに心理機能を磨き
大いに成長できるでしょう。

ただ、

相手の主機能が何かを
確認してから恋愛する

という訳にもいかないのが
私たちの心です。

でも人付き合いという面で、

これまで

「自分と全然性格が違うから」

と敬遠していた人との関係を
少しでも近ずいてみる。

ちょっとでも理解しようと
コミュニケーションをとる

これは非常に重要なのです。

もしからしたら摩擦も喧嘩もあるかもしれません。

でも諦めずに付き合ってみると

どんな相手であっても自分の主機能
以外の機能を開発できるでしょう。

それはまさに精神の発達です。

恋愛や友人などプライベートな関係だけでなく、

職場、学校、サークル、パーティなど

仕事での出会いや付き合いでの
対人関係を結ぶ上でも、

自分の心理機能を磨き、
性格を成長させることができますし、

これは非常に大切なことなのです。

未熟な精神を持つ人間同士が
社会に問題をもたらしてしまいます。

人間性を磨く近道こそが、
自分の心理機能を磨くこと、

つまり、

自分と違う性格パターンの人を
理解しうまく付き合えるようになる

そこに近づく努力をすることです。

私たちは楽を求めてしまう動物です。

誰であれ無意識に人間関係を広げると、

つい知らず知らずのうちに
自分と同じ主機能を持つ人と仲良くなります。

物事の受け止め方や反応の仕方が同じなので、

余計な説明をしなくても
理解しやすく共感ができます。

一緒にいても楽なので
すぐに仲良くなれるからです。

そして同じタイプの人同士が
グループとなり、

いつも一緒に行動している。

そんなパターンも社会ではよく見られます。

ただ、

同じタイプ同士で付き合うと、

楽である反面、視野が狭くなり
盲点が増え、

発展性は低くなります。

学びが少なくなるのです。

皆が似ているため
同調パターンに陥ってしまい、
お互いが改善しにくいのです。

誰かが間違っていても気づかず、
間違いのまま迷走していくことも
よくあります。

例えば、

感情が主機能の
女性グループがいるとします。
(よくあるパターンです)

ある一人が上司の悪口、グチを言い始めます。

すると皆がそれに同調していく
パターンとなりがちです。

喜怒哀楽を共有しあっている
感情型の人たちの間では、

「〇〇さんって、偉そうよね!」

と負の感情をあらわにすれば、

「そうよね」「本当よね」

と周囲が同調し、それが
どんどんエスカレートしてしまいます。

そんな中そこのグループに
思考タイプの1人が加わるとします。

するとそうした暴走しがちな悪口の渦の中に
こんな一言を投じることができます。

「確かにあの人は無口で、態度は大きいけれど、
喋っていることに偉そうな事はないと思う」

と冷静に客観的事実を述べるわけです。

するとその感情の暴走は収まり、

「確かにそうね。」「価値違いかも」

と冷静に見ることができるのです。

こうした違う主機能を持つ人同士が交流し、

お互いにサポートし合うことで
お互いの盲点を埋め、視野を広げ、
成長させ合うことができます。

自分の劣勢機能も開発できます。

個人的な人間性も磨かれます。

そうした人同士の付き合いは、
無意識での人間関係とは違います。

まさに精神が成熟した
人格同士の付き合いなのです。

すると物事は円満に働き、
社会はスムーズに成立します。

ユングの唱えた心理機能

性格の4つの基本機能をすべて
使いこなせるようになる程、

人間性の完成度が高まり、
成熟した大人になることができます。

そういった人たちがグループを作れば
必ず社会も進化していくでしょう。

非常に重要なことなのです。

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