MBTIの劣勢機能、性格の弱点となる、苦手とする心理機能

ユングの性格心理学をまとめた
MBTIシステムですが、

基本機能となる主機能には、

全て対極に位置する機能があります。
これを劣勢機能と呼びます。

補助機能が主機能をサポートするとすれば、
劣勢機能は主機能の影となる心理機能、

一番使われにくい
物事への反応の仕方、
物事の捉え方が、

この劣勢機能を使ったやり方です。

この機能が性格で言うところの、
もっとも苦手な機能になります。

光が強くなれば影は追いやられます。

主機能が強い状態であれば、

対極にある機能は、劣勢機能
として強く押さえ込まれます。

思考がメインであれば
劣勢機能は感情、

感情がメインであれば
劣勢機能は感情、

感覚がメインであれば
劣勢機能は直観、

直観がメインであれば
劣勢機能は感覚

(MBTIではさらに内外が分かれます。)

例えば、思考機能がメインの
ビジネスマンがいるとします。

つまり劣勢機能は感情です。

そんな人物にとって、

感情機能を使って物事を捉えるのは、

聞き手が右利きの人が
左手で字を書くようなもの。

書けないことは無いが、
非常にやりにくく、ぎこちなく
失敗をしがちです。

そんな機能を使って仕事をすれば、

その人らしくない訳であり、
弱点となってしまいます。

思考機能がメインの人は、

相手の気持ちに共感し、
親和的に反応したり、
情を通わせたりするのは苦手です。

なので、

取引先を相手に完璧な
分析データと論理を駆使した
プレゼンテーションができても、

相手の気持ちに配慮できずに
失敗したりします。

またチームリーダとして、

部下を気遣い、まとめるなど
もっとも苦手とする仕事です。

相手の感情を想像したり、
何を求めているかを読み取りことが
苦手なのです。

例えば、部下が失敗して
落ち込んでいたとします。

その失敗について、

「この部分が悪くて失敗を招いたのだから
次回はここを改善し、これをすべきだ」

といった指摘をすることは
得意なのですが、

「そんなクヨクヨするなって、
元気出して次取り返せば良いよ」

と励ますことは苦手です。

あなたの上司を思い浮かべてください。

感情型上司もいれば、
思考型上司もいることでしょう。

ここで重要なのが、

人の気持ちを慮れる
感情が主機能の人物が
チームリーダーに向いているのか。

といえば一概にそうはいえません、

感情型のチームリーダーの場合、

メンバーのやる気を高めたり
ムードを明るくしたり、

一見メンバー同士で仲良く
和気あいあいと順調に物事を
進めていけるように見えます。

しかし、

シビアな局面に直面すると
論理的な分析能力に欠けるため、

非常に牽引力の弱い、
迷走するチームとなるのです。

つまり、

以前も紹介したように
性格に優劣は無いのです。

それぞれ得意とする分野
強み弱点は違うのです。

ユング、MBTI心理学では、

このように誰にでも苦手な
心理機能が司る分野があり、

劣勢機能に当たる機能の部分が、

その人の弱点、短所と
言える部分となるのです。

こうした強弱はその人の
それまでの環境や学習などで
変化はするものですが、

基本的に主機能の作用が
強ければ強いほど、

劣勢機能は強く抑圧され、
顕著な短所となるのです。

いわば性格の歪みが
分かりやすく出るのです。

個人レベルでも
心理機能の弱点を知り、

自分は得意な分野で力を発揮する。

そしてチームとして
弱点を補ってもらう心理機能の
人にサポートしてもらう。

これを心がけるだけで
物事はスムーズには運ぶようになります。

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