他人の欠点が見える、嫌な奴と感じる理由、性格と囚われの心理学

人間の囚われは、

他人の目には嫌なもの、欠点
として映っていることが多いです。

例えば、

何かを正しい事として、意固地になって
自己主張しているような人を見ると、

事の正しさの問題よりも、
相手の頑なな態度が不愉快になってしまって、

「嫌な奴」

という感情だけが残ってしまいます。

ここで

囚われというのは、その人の
行動や考え方が極端になっていて、

しかもしれが習慣的になっている
ものをいいます。

ある人は正しさに潔癖なくらいにこだわり、

ある人は他人と違うことに強い関心があり、
どこでも特異な存在であろうとします。

そのほか気がついてみれば、
ある人はこんなことをいつも口にして、

こんな場合にはこんな行動をしている
という事が分かるでしょう。

誰でも1つや2つそういった
得意な言動を持っているが、

微笑ましいものとして
許せる範囲のものから、

実に嫌で耐えられないな
と思うものまでいろいろあります。

他人から見て嫌な奴だ、
それはその人の欠点だと思わせるような
特徴はその人の囚われなのでしょう。

性格というものは、

その人のその人らしい行動の仕方、
考え方ですが、

囚われはその人の性格そのものと言えます。

ただ、

囚われは極端な性格の現れであるから、
当のその人にとっても、

他人にとっても良いことはありません。

性格心理学から、その人が
どんな人であるかを判断するには、

囚われの姿を恐れたり、
嫌悪したりせず、

ちゃんと見つめていく事が大切です。

囚われの姿を正しく見る、
表面だけではなく、奥に潜む
その性格の本質を洞察してこそ、

相手を正しく見たことになります。

囚われを固定的で頑固なものとしてのみ捉え、

そういう人である限り、
煮ても焼いても食えない存在と考えてしまうと、

その人との関係はそれで終わりになります。

囚われを固定的な視点からだけ
見ることを止めるには、

囚われの生い立ちを理解すれば良いのです。

子供は生まれて以来、
周囲の人間や母親から愛情を得るために、

どんなことをすれば良いかを学びます。

ある子供は礼儀正しく、
まっすぐな言動が良いと思い、

ある子供はやんちゃで、
強気でいくのが良いと思い、

ある子供はどんなことでも
うまく成功させるのが良いと思う、

つまりそれぞれの子供は、
愛情を獲得するための得意技を知ります。

そして、

成長の過程でその得意技に磨きをかけます。

それはその人にとって
心地よいものであり、

それだけに合理性を越えてまで
執着するものにもなります。

それが心理学的にいう囚われなのです。

囚われはその人の得意技だったのです。

そこを理解するほど、
その人間の本質が分かり、

その人を理解して活かす道も見つかり、
才能を発揮する手助けもできるでしょう。

ひいてはその人とと良い人間関係を
作るきっかけにもなるでしょう。

相手の嫌な言動や態度からは
普通は避けたいものです。

しかし、そこには
その人の本質が隠されていますから、

それを理解すれば相手を
深く知るための糸口になります。

逃げず踏みとどまって、
相手の囚われから得意技、

つまり、

その人の本卒を知ることなのです。

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