教育と発達にヒントがある、ハヴィガーストの青年の性格タイプ

ハヴィガーストと
彼の共同研究者たちは、

青年の人格の5つの基本的タイプを
挙げています。

これはハヴィガーストらの
青年の態度測定の研究から導き出した
性格タイプ論です。

タイプ1
自己志向的人間

良心的で秩序だっており
忍耐深いです。

自分を高い水準で律するので、

自分の行為に対してあまり
満足していません。

野心的で意志的であり、
自己充実感を抱いていますが、

反面、

自己批判と自己疑惑にも
悩むといった青年の性格タイプです。

性格特性から言えば、

道徳的勇気、忠誠心、正直さなどの
意思の強さを表す特徴が見られます。

一般にこのタイプは、
周りからの評価が高く、
責任感と正直さを持っている
と見られています。

タイプ2
順応的人間

社交的で友情に厚く、
話好きで活気に満ちています。

このタイプの性格特性は、
友情、責任感、正直さなどに
特徴があります。

両親や教師といった社会的規範を
代表するような人々に対しては、

尊敬を抱き、命令に従順です。

また社会的に良いと言われる型の行為を
無意識的に取り入れようとするので、

早い時期から、いわゆる
「良い子」或いは「優等生」になりやすいです。

タイプ3
服従的人間

いつでも他人の後について行く、

指導を受けようとする
消極的、受動的な青年のタイプです。

性格特性では、
臆病、自信の欠如、服従的、
特色のなさなどの特徴が見られ、

もっぱら権威的な基準に同化する事
によって安定を得ようと努めます。

自分からリーダーシップを取ろうとか、

攻撃に出るなどの行為には
全く関心を示さないので、

自己主張や積極性を欠いた
内向的、消極的、時には未成熟な
性格となりがちです。

タイプ4
反抗的人間

ハヴィガーストによれば
このタイプの青年たちは、

社会に対するあからさまな
敵意を抱いています。

また、内面的に激しい
情緒的葛藤を持っており、

他人への憎しみや攻撃も
その底に不安が潜んでおり、

自己を哀れな情けないものと見ています。

こうした欲求不満の経験が
彼らを反社会的な反抗型人間に
育てて行くのです。

タイプ5
不適応人間

不安定で不満も多く、
家族ともうまくやれず、

学校でも能力を発揮できません。

しかし、反抗型のように
社会へ敵意をぶつけるのではなく、

歪んだ行動に捌け口を求めます。

彼らは知能の低さや社会的未成熟、
劣等感と自己嫌悪、深い情緒的葛藤に悩みます。

このタイプの青年は、
一定の性格タイプではなく、
環境次第で変わり得るものです。

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