性格は複雑だから整理整頓しシンプルな枠組みの分類が必要

「人間の性格というものは
非常に複雑なものですね」

…そう言われると、
確かにその通りだと、

多くの人が納得するでしょう。

人はそれぞれ個性があり、
それは非常に神秘的です。

その一方で、

先ほどの言葉に納得する人も

「あの人ってこういうタイプだよね」

と簡単に言い切って
しまうことがあると思います。

非常に複雑であるはずの性格ならば、

誰かを指して一言で言い表すなんて
非常に乱暴で困難なはずなのに…です。

こう考えると私たちの
脳は非常に興味深いのですが、

残念ながら私たちが複雑な
物事をそのまま理解するのは、
そもそも難しいことなのです。

例えば研究者であっても、

数千人の人々から得られた
調査データを集めただけで、

分析せずにそのまま見て
理解できれば楽チンでしょうが、
それは不可能です。

データを整理して、分類して、
統計的な処理を行ったりして、

元のデータから大幅に
要約した数値を見ることで、

やっとそのデータの全体を理解する
(正確に言えば、推測する)
ことができるのです。

この要約と元の複雑なデータは
似ているようで違うものですし、

違うもので共通点もある。

人間理解する上で大切なことです。

さて、

性格タイプ、性格心理学も
これと似たようなものなのです。

複雑なものごとを
理解しようとする時、

何らかの形で要約をする必要があります。

例えば、

世の中には多種多様な生物がいます。

海にも山にも空にもあちこちに存在します。

そんな生物をすべて理解
することは不可能です。

しかし

「哺乳類」「爬虫類」「両生類」「魚類」

などと整理整頓すれば、

同じような特徴を持つ生物群を
シンプルにまとめることができます。

こうして分類ができれば、
複雑怪奇で多様な生物の世界の
理解が一歩深まることでしょう。

同じように、数多くの漢字を
「木偏」「さんずい偏」「人偏」「草冠」
など部首によって整理すれば、

同じような意味のグループに分類し
整理整頓ができるので、

膨大な感じの世界を快活に
理解することができるでしょう。

辞書1つ調べるにも

画数によって、読み方によって
意味によって、分類されているから
探しやすいものです。

こうした分類をすることで
人間は知を深めてきたのです。

最近のヒットビジネスの世界でも、
この分類の特徴は大きく発揮されます。

例えば、

東京には数多くの飲食店があります。

それを

「和食」「中華」「イタリアン」「タイ」
「フレンチ」「エスニック」

などやんるでまとめたり、

「新宿」「渋谷」「池袋」「六本木」

などリッチでまとめたり、

例えば、飲食系の情報サイトは
この分類を分けて使いやすくし、

その中で順位をつけたり、
カテゴリを組み合わせて探索できたり

といった知恵で人気サイトとして
ユーザーに提供することで
ビジネスを拡大しているのです。

膨大な情報があり、複雑な物事があっても、

整理する枠組みさえあれば、
よりよく把握できるようになります。

さて、

このテーマである「人間の性格」ですが、

これも非常に膨大な情報のものです。

そんな性格も整理することで
分かりやすくなるのではないでしょうか。

ではどんな枠組みがあるでしょう。

性格心理学の世界では、
大きく分けで2つの整理方法が
提案されています。

それが

「類型(タイプ論)」と
「特性論」の2つです。

この二つの枠組みについて
次回は詳しく解説しましょう。

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