垂直と水平の心理学的成長のレベルと統合と分裂の方向の発達

エニアグラムの各タイプ内における
成長のレベルというのは、

私たちがどれだけ性格構造と
一体化しているかを観察し、
判断する目安を提供してくれます。

さらに、タイプ間の重要な
区別を可能にしてくれます。

各タイプ内に「垂直」の次元を
加えることによって、

単なる水平の分類のシステムで
なくなるのです。

明らかに言えることは、

心を開いていて、
バランスが取れ、
安定しており、

ストレスをうまく切り抜ける
優れた人たちがいる一方で、

刺激に反応しやすく、悩み、
行き詰まり、ストレスにうまく
対応できない人たちがいるということです。

さらに私たちの多くは、

今まで人生の流れにおいて、
肯定的で自由な状態から、
痛ましい、暗い、神経症的な状態まで、

広範囲の状態を体験してきました。

九つの性格タイプだけでは、
どんなに繊細なものであっても、
単に横並びのカテゴリーにすぎません。

これではある種の占いのように、

「私はこのタイプ、あなたはこのタイプ」

と「確かに〜当たってる!」などと
キャハハと笑って終わるような
心理診断で終わってしまいます。

けれどもエニアグラムが
人間の本質を正確に映し出し、

タイプ内で常に移り変わる状態を
反映するものであれば、

各タイプにおける「垂直」の動きと
発達を説明する方法も
必要になります。

それを

「成長のレベル」と「統合と分裂の方向」は
これに応えてくれます。

統合心理学の第一人者である
ケン・ウィルバーは

こうした完全な心理学的システムには、
水平と垂直の両方の次元を
説明する必要がある、

と指摘します。

これをエニアグラムでは、

健全、通常、不健全

の各段階を区別し、タイプ別の
垂直の次元を発展させる方法で
説明が可能です。

これをさらに細分化された、
九つの成長レベルで説明した時、

エニアグラムはさらに次元を進化し、
二次元的モデルとなります。

人間の性格、心理学の複雑さを
はるかに詳しく表現できるようになったのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。