寝不足、睡眠障害で怠け者・心が弱いと言われる思い込みの弊害


睡眠というのは奥深い世界です。

人間の性格は千差万別なように、

人の眠り方は多種多様なのです。

そしてそれは環境、状況、年齢、食生活
など様々な要因で変化するものです。

だからこそ、

快眠のテクニックも

「これが唯一無二の万全の方法だ!」

と提示するのは危険なのです。

「睡眠とはなにか?」

深く根本的なところから
探っていく必要があります。

そして、

誰でもスムーズに何の苦労もなく
自然に眠れる訳ではありません。

睡眠障害眠りに関して問題を抱える人は
周りから「怠け病」「心が弱い」などと
心ない事を言われることもありますが、、

そんなことはありません。

本人はひどく悩んでいるのですから、
軽い気持ちで周りはそういった
発言をしない方が良いのです。

朝が弱いとか、なかなか起きられないとか、
眠りが浅くて午前中ボーっとしている、、

ちょっと動くと心臓がドキドキし
立ち上がるとめまいがする。

頭痛や肩こりが頻繁に起こり、
盛んに首を回しているので
結果、一向に仕事や勉強に身が入らない。

こういう人は、往々にして
お昼過ぎからやっと目が覚めてきて、
夕方ごろから普通に活動することができます。

むしろその頃からは、普通に以上に
活発に活動ができるようになります。

そして夜になればなるほど
目が冴えて行くのです。

すると「いわゆる」一般的な
生活リズムを持つ人からすれば、

「私たちが仕事や勉強をしている昼に
その人は疲れて眠そうで活発でない。

私たちが遊んだり休んだりしている夜に
その人は活発で元気にしている」

という風に見えるので、

「仕事や勉強」をさぼり
「遊びや休み」を頑張っている

という風にも見えてしまいます。

睡眠障害を抱える人が持たれる誤解

「寝不足は自己管理の不足」

と考えられてしまう事もあります。

ただリズムが違うだけとは
なかなか考えてもらえません。

睡眠障害を抱える人は
周りから見えにくい特徴があります。

傍から見れば、決して
他の人とは違いはありません。

血が出ている訳でもなく、
ギブスを巻いている訳でもありません。

高熱が出ている訳でも
咳がゴホゴホ出ている訳でもありません。

すると何が起こるのか?

そういう人は

「怠け者、怠惰な人」

と言われてしまうのです。

これは睡眠障害に限ったことでなく、
うつ病など、心の病気においても
ありがちな事です。

外見に異常がないのだから、

世間一般の方から見ると、
無理もないのですが
言われた本人はひどく傷つきます。

さらに傷つくだけでなく、
睡眠に関する更なる問題も生んでしまうのです。

周りからの意見で思い込みが強化され
さらに症状が重くなる

という弊害があるのです。

起きれない、眠れないのは「心が弱い」から?

実際にそういった事を言われた人
の言葉を拾ってみると、

「怠け者」の他にも、

「気持ちが弱い」

「本当は学校(会社)に
行きたくないだけじゃない」

「サボりだ!ずるい!」

「自己管理ができてない」

「ダメ人間」

…などです。

そういった周囲の理解ない言葉をまとめると、

「会社(学校)に行く事が出来ない程に
朝起きれないなんて事は私には理解出来ない。

だからそんな事あり得ない。

本当は生きたくない事を口実に
現実から逃避しようとしてるんでしょう。

現に夜はピンピンしてるじゃないですか。

そんな人は卑怯であり許せませんね。」

…と、

もちろんただのサボり
という人も中に入るでしょうが、

起きたくても起きる事が出来ない、
明日は起きるぞと決心して床についても
どうしても翌日目を覚ませる事が出来ない。

そういう人は現実にいるのです。

頑張って努力しているのに
寝不足になって苦しんでいる人も
いる事はなかなか理解されません。

日々「怠け病」と言われ続けて、
平然としていられるほど人は強くありません。

「決して怠けている訳ではないのに
他の人と違う自分はひょっとしたら
本当に怠けものなんじゃ、、」

「心の弱いダメ人間なんじゃないか。。」

そう思ってしまっても無理はありません。

そうなれば自分を責め、
自信をなくしてしまいます。

そう言われ続けると、
脳への刷り込みが起こり
ある種の洗脳状態になるのです。

プラシーボ効果など思い込みの
メカニズムがここでも発揮されるのです。

これがさらに睡眠に負の影響、
弊害を与えてしまうのです。

思い込みから睡眠障害は生まれる

人間の脳は特殊であって、
仮に自分がそう思っていなくても

周りから強く言われる事で
そう思い込んでしまう事があります。

例えば、

あなたはいつものように朝起き、
出かける準備をして学校に出かけます。

体調は至って普通です。

でも会うクラスメートから次々と

「大丈夫?顔色悪いよ、元気ないんじゃない?」

と言われ続けたとすれば、

自分は体調が普通だと思っていたのに、
そういった声を聞くだけで

なぜか

「私は調子悪いのではないか…」

と思い込んでしまうようになります。

これは科学的な実験でも証明されています。

つまり本当はそうと思っていなくても
周りに「顔色悪い」と言わせる事で
本人の調子が悪くなってくる

という事が明らかになっているのです。

これが思い込みの弊害です。

周囲の一言は、私たちの
体調にも大きな影響があるのです。

これは睡眠障害でも同じです。

つまり、

「眠れない」

「周囲から心が弱いと言われ傷つく」

「さらに眠れない、寝不足が続く」

…と言う負のスパイラルに陥るのです。

だからこそ、

「眠れない、起きれない」

という人に対して、

周囲は、正しい知識と温かい目を持って
接してあげなければいけません。

そして本人がやるべき事は、
正しい睡眠の知識を持ち、
質の良い睡眠をできるように
生活習慣を改善していく事です。

大丈夫です。

必ずあなたの睡眠障害は克服でき、
質の良いぐっすり快眠生活を送る事が
できるようになります。

一緒に頑張りましょう。

では次回は、そんな怠け者と
疑われる事態が起きるのかについて

もう少し詳しく、さらに
その対処法について解説しましょう。

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