ユダヤのミルトスに見る嗅覚を活用し脳を発達し鍛える方法


嗅覚がメインの動物、

例えばワンちゃんであれば、

普段からクンクンなんでも
嗅いでいるものですが、

嗅覚は人間にとってメインの
感覚ではありません。

視覚や聴覚、体感覚と違い

普段意識しなければ
あまり感じる事が無い、

もしかしたら五感の中で最も
軽視されやすいかもしれません。

が、

実際には脳に一番ダイレクトに
影響を与える感覚器こそが

嗅覚ではないでしょうか。

ユダヤの伝統にはミルトスという
ハーブの香りを楽しむ伝統があり、

ここに嗅覚を活用し脳を発達し
鍛える方法を見る事が出来ます。

またユダヤ教のバイブル旧約聖書
「創世記」の27章27節には

「我が子の匂いは、神が
祝福した野原の香りのようだ」

との記述があります。

確かに生まれたばかりの赤ちゃんは
何とも言えない良い匂いがします。

人間の安心の原点は、この母乳の
うす甘い香りと味にあるのでしょう。

だからこそ、

私たちは大人になっても、

ほのかな甘い香りにホッと
するのではないでしょうか。

美味しいものからは良い匂いがしますが、

甘い香りと言うのは心が安らぎ、
安心感とくつろぎを覚えます。

対照的に、

悪い香り、嫌な臭いというのは
本能的に拒否反応を示し、

その悪臭の発生源から遠ざかろうとします。

腐ったものや汚染物からは
悪臭が発生します。

悪臭のために嗅覚が麻痺すれば、

生命の安全管理をする
根幹的判断が狂ってしまいます。

だからこその予防行動なのです。

命を守る大事な器官が嗅覚なのです。

嗅覚で脳を発達し鍛える方法


頭脳を活性化し、
調和のとれた判断をするには

嗅覚を鍛えるのはいい方法です。

生活の中で匂いに意識してみましょう。

草花のほのかな香りを嗅いだり、

オゾンに満ちた浜辺の潮風を楽しんだり、

森の木々が発散するフィトンチッドに
満ちた山奥の大気を浴びる、

こうした経験は精神を安定させます。

或いはアロマテラピーをマスターすると、

アロマオイルの効果や名前を
覚えながら嗅覚も鍛えられるので、

さらに脳が活性化できるでしょう。

日頃から自分の心が落ちつく香りを
大切にし、感覚を研ぎ澄ませて

静かにその香りを楽しんで
みると良いでしょう。

脳に良い香りというのは
脳を活性化するばかりではなく、

精神を刺激し、やる気が出て
元気も湧かせてくれます。

旧約聖書の中の「 箴言」
(27章9節)の記述には、

「香油と香木は人の心を喜ばせる」

という一句があります。

ユダヤ人は安息日(シャバット)
が終わる毎週土曜日の夜には、

ハーブの一種「ハダス(ミルトス)」
の葉の香りを楽しむと言います。

心地よいハーブの香りは、

心を鎮めるだけでなく、
全身を溌剌とさせてくれます。

そして日曜日から始める次の新しい
一週間を元気と希望に満ちる
ようにしているのです。

文化の香りと人体の関係


私たちの脳の働きにとって
匂いは密接な関係があります。

ユダヤの文化であれ、
日本の文化であれ、

それぞれに文化の独特な香りと
いうものがあるように感じます。

世界中の空港に降り立つと
様々な匂いが感じられます。

ハワイならココナッツの匂い、

香港はどことなく中華料理の
匂いがしてきます。

海外の方が日本に来ると醤油の
匂いがするという話もあります。

こうした土地の匂いだけでなく
文化の匂いは多様です。

私は書道で使う墨の香りが
好きなのですが、

机に和紙を広げ、硯で墨を摺る、

静かに墨汁の香りが部屋に立ちこめる、

これこそ日本の文学の歴史の香りだ…

と、

これこそが中国から漢字が日本に
伝来して以来の文化の香りなのだ、

という感慨にふける事があります。

また畳のイグサの香りを嗅ぐと
なぜか落ち着いてくるのは、
私だけではないと思います。

ユダヤ人は毎年秋、収獲感謝の
スコットの祭りを祝いますが、

その時に、

香樹ミルトスの枝やシトロンの実、
様々なハーブを詰め合わせた

ハーブボックスの中身を一新するそうです。

そして引き続く一年間、安息日の
夕べの旅に余香を楽しむのです。

これも嗅覚を使った伝統的な
文化と言えるでしょう。

ハーブも新鮮なうちは、
すぐに香りが箱から漏れてきます。

しかし半年もたって、
乾燥し切ってしまうと、

そのかすかな香りを嗅ぎ分ける
事は難しくなります。

かなり神経を集中しないと、
香りは分からないのです。

しかし、

わずかな香りをキャッチできた
時の嬉しさや安らぎは

言葉に言い表せません。

身体一杯に安らぎが広がり、

つまりこれは、相当な頭脳の
活性化になっているでしょう。

ユダヤ人の大きな鼻の特徴


ここで嗅覚に関連して、

ユダヤ人の鼻の特徴について
少し紹介しましょう。

大きな鷲鼻と言えば、

ユダヤ人の容姿を特徴付けるもの
として有名です。

たしかに私の知人のユダヤ人を見ても、
そうした特徴を持つ人がいます。

欧米に住むユダヤ人は
特に多感な青春時代に、

こうした大きな鼻に引け目を
感じるケースもあるようです。

映画監督のスピルバーグさんは、

若い頃自分の鼻をなんとか小さくしようと
セロテープで押さえ付けていた

というほろ苦い青春の思い出を
あるインタビューで語っていました。

また若い女性の間では鼻の縮小整形が
流行った事もあるそうです。

ところが、

人類学者モリス・フィッシュバーグ
のリサーチによれば

1914年のニューヨーク市内に
住むユダヤ人の鼻を調べた所、

いわゆるユダヤ鼻は14%
しかいなかったと報告しています。

彼がどういう定義で調べたかは
不明瞭ですが、

容姿の人気・不人気は時代と
共に変わって行くものです。

ユダヤ系の最近の特に
ハリウッド俳優の容姿を見ても、

あまり大きな鼻をしている人は
少なくなってきた感じもします。

日本人は細い目でメガネをかけ
出っ歯でカメラを抱えている

というステレオタイプもありましたが。。

こうした是非は置いておいて、

民族的な容姿の特徴は
確かに存在する気がします。

嗅覚とは関係ありませんが…

まあ「鼻」ということで…

日常生活で嗅覚を活用する


さて話を戻すと、

頭脳活性化の基礎には、
そうした安らぎと言うか

余裕がとても重要なのです。

そこで嗅覚に意識をするのは、
非常に効果が高いのです。

散歩中であれば、

初夏に歩いていると、
路地からクチナシの香りが漂ったり、

4月から5月は、

蜜柑や夏蜜柑の柑橘類特有の深い
芳香があちこちの庭から漂います。

花の少ない1月には、

短い期間に咲くビワの香りも印象的です。

ビワはバラの親戚なので
桜や梅よりも甘い香りを放ちます。

視覚や聴覚だけでなく、

嗅覚を鍛えるのは頭脳を活性化させ
思考を研ぎすませる第一条件となります。

例えば、

それぞれの香りと花、ハーブの
名前も覚えておけば

さらに記憶力も高める事が出来ます。

匂いと脳には深い関係があり、

文化と嗅覚には何かしらの
関係があると思います。

もちろん、

ユダヤ文化が世界で類を見ない
ほど特に嗅覚を発達させた

という訳ではないですが、

ユダヤ伝統のミルトスなど
嗅覚を活用し脳を発達し鍛える方法を
ぜひ参考にしてください。

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