ユダヤ人にとって「時間」は最も大切なもの、ユダヤの健康観


お金が欲しいですか?

…と問われれば、もちろん
誰もが「Yes!」と答えるでしょう。

お金があれば人生が豊かになる。

誰もが心のどこかでもっと欲しい
と欲望を持っているものでしょう。

しかし、

実際にお金というのはただの
紙切れなのです(コインは金属)。

お金自体には実は価値がありません。

ユダヤ人にとってもちろん
お金は大切なものですが、

お金よりも大切があります。

それが「時間」です。

ユダヤの教えによれば、

お金と時間ではどちらが大切か?

…というと、

時間はお金よりはるかに
貴重なものなのです。

Time is Money(時は金なり)

という言葉もありますが、

実際に時間はお金よりも
貴重なものです。

お金は貯める事は出来ても
時間は貯めることができません。

お金は借りる事もできますし
一度失っても取り戻す事ができます。

でも…

時間は借りることもできないし、

一度失った時間はもう二度と
取り戻すことができません。

人は無限にお金や富
手に入れることができるけれども、

一生の時間は無限ではありません。

だからこそ…

ユダヤの教えでは、時間は神から
与えられた貴重な資産であり、

それを浪費する方が、お金を
浪費するよりも罪が大きいのです。

これはユダヤ人に限らず
世界中の人々に当てはまる法則です。

ユダヤ人の健康観と健康法


そういう意味では、

寿命と健康が一番大切
と言えるかもしれません。

なぜなら時間を伸ばす事が
できる唯一の方法だからです。

先日私の知人の50代の男性が、
重い病気にかかり生死の縁を
さまよいました。

それまでビジネスで成功した彼は、

かなりのグルメで、毎晩のように
有名レストランで接待三昧、、

美味しいものとワインそして
豪華なレストランの空間に、

惜しみなくお金と時間を費やし、

「それが人生の楽しみ♪」

と思っていたそうです。

しかし、

病気はその生活を一変させました。

突然の心身の不調で
仕事も続けられなくなり、

アメリカで先端医療による治療を受け、

医師のアドバイスの元、食生活や
ライフスタイルをガラッと変え、

なんとか健康を取り戻しました。

最悪の事態を避けれたことが、
彼の人生観を変えたそうです。

お金と仕事とグルメが全て…

と考えていた彼は、

健康や日々の節制、家族との時間

…など、

もっと大切なものの存在に
気がついたそうです。

人生で最悪の経験が最善の出来事を
引き出したと語ってくれました。

命あっての人生の大切なもの


それまでは一心不乱に仕事をし、

ワーカホリックとも言えるような
激務をこなしていました。

その上に健康に悪い酒と美食の日々、

心身ともに疲労で悲鳴を
あげていたのでしょう。

もちろんその対価として
大きな報酬は得たものの

人生の三分の二ほどを
そういった生き方に費やし、

そこでつまづきを経験し
ようやく思い知ったと言います。

シンプルな悟りを得たのです。

それは、

自分の人生の時間には限りがある

という事です。

そこから彼は内面を深く見つめ、

限りある人生をもっと有意義に
生きようと決意して、

健康的な生活をしたり、
本当に大切な事にだけ時間を
費やす事を決めたと言います。

時間は最も大切な資源である


どれだけお金を得ても
時間には変えられません。

ユダヤ人で経営学の父と呼ばれる
経済学者のピーター・ドラッカーも

「時間は資源である」と言います。

そんな大切な時間なのに…あまりに
当たり前に存在する時間を浪費する事を
我々はあまり気にしなかったりします。

ユダヤの教えでは
時間は浪費してはならず、

常に努力し、生涯に渡り常に
学び続けなくてはなりません。

もし時給千円で働く人が1時間
ぼんやりと過ごしてしまったら、

千円を損してるようなものです。

あるユダヤ人のラビによると、

「最もひどい犯罪は殺人です。

さらにひどい殺人は
自分を殺す事(自殺)です。

精神的な自殺は身体的な自殺より悪い。

時間をつぶすのは精神的な自殺です。」

つまり、

時間を潰しているのではなく、
自分を潰しているという訳です。

無駄な時間を浪費すれば
自分の身体の一部が潰れていく…

そこまで強烈に考えられれば、

もっと有意義に時間を
使う気になるでしょう。

人生の満足度を上げる時間の使い方


ノーベル経済学賞を受賞した
イスラエル出身ダニエル・カーネマンは

「人生の満足度を高める
ためにはどうすればいいか?」

と聞かれてこう答えています。

時間の使い方を変えなさい。

時間は究極の希少資源だから、
そうであるように使うべきです」

堅実に生活をし、節約をし、
お金を貯める事はもちろん
悪い事ではありません。

けれども貯金の事ばかり考えて、

自分のやりたいことの経験などに
投資をしないとすれば…

とても残念な事ではないでしょうか?

本質的にお金を使うのは
時間を買っているのです。

例えば眼鏡を買うという行為も
究極的には時間を買っています。

1から勉強し、素材を揃え
組み立てる事ができれば、

私たちは誰でも眼鏡を
手に入れる事ができます。

が、

既に眼鏡を作る技術を持つ
人が作った眼鏡を買えば、

大幅な時間の節約になります。

そしてその時間で
自分しかできない事をやる方が
はるかに合理的なのです。

ユダヤ教の健康戒律


そして健康な肉体があって
はじめて行動ができる訳です。

時間と健康を大切にしなければ
人生を豊かにはできません。

ここでユダヤの戒律は
非常に参考になるのです。

健康と衛生を守るための戒律があり、

ユダヤ教の食事戒律「コシェル」は
欧米の富裕層を中心に健康食としても
注目されていたりします。

他の宗教は神様に健康、長寿を
願ったり祈ったりしても、

その具体的方法は提示されません。

しかしユダヤ教では、

神が人間に健康の為の戒律や
食生活の戒律を実践させようとします。

健康法まで教えてくれるのです。

そして

「それをするもしないもお前次第」

と突き放す訳です。

つまり、

「暴飲暴食で死ぬなら勝手にしなさい」

という事でもあります。

決めるのは人間次第なのです。

そして賢いユダヤ人ほど

戒律で定められている粗食を守り
健康を維持しようと努力するのです。

ユダヤ人の考える「時間」の使い方


「人は塵から生まれて塵に返る」
“From Dust to Dust”

という聖書の言葉があります。

創世記に出てくる重要な言葉です。

人間は最終的には死にます。

時間には限りがある訳です。

だから一秒も無駄にせず
大切に使わなければいけません。

お金を稼ぐ事、貯める事、使う事も
素晴らしい事ですが、

それで身体を壊したり、
人間関係に亀裂を生んでは、

意味がないのではないでしょうか。

1円のお金も使わず
ケチケチと溜め込んでいても

それは人生を無駄にしている
と言えます。

かといって、

お金を無意味に使い、
無意味な時間を過ごす事は、

最も無意味な浪費となってしまいます。

要は時間とお金のバランスを
考えた方が良いのです。

人間は誰でも、何時死んでしまうか
分からないのです。

お金を稼いで貯めるばかり気に取られ、
やりたい事をやらず人生を終えるのは
もったいない事ですし、悲しい事です。

そしてやはり健康が無ければ
どんな人生も楽しめないはずです。

せっかくの人生ですから
後悔はしたくないものです。

「毎日、今日があなたの
『最後の日』だと思え。

毎日、今日があなたの
『最初の日』だと思え」

というユダヤの教えもありますが、

限られた貴重な時間を
有効に使いたいものですね。

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