ユダヤ人はなぜ収入の10%の寄付をするのか?お金の奴隷の罠


ユダヤ教ではお金を汚いものとせず、
お金を大切なものとして扱います。

そして、

ビジネスで活躍し大金を稼ぐ
ユダヤ人は世界中に多く存在します。

しかしその一方で、

稼いだお金を彼らは豪勢に
派手に使うかと言えば…

そうではない人が多いです。

質素に倹約に励み、お金がある事を
あまり見せびらかそうとしません。

なぜなら彼らは幼少期から

「お金の奴隷になるな!」

と教えられているからです。

ユダヤの格言には
以下のようなものがあります。

「金貨は良い輝きを放つが、
あり過ぎると周辺の温度を下げる」

「金持ちに相続人はいても、
こどもはいない」

分不相応な大金を持つと普通の人は、

つい贅沢なグルメに走り、深酒し
メタボになり健康を害したりします。

不健康で短い人生を送る事になり、
周囲のに人間関係も悪くなり、

幸せとは縁遠くなります。

そうなればせっかくのお金も
意味がなく不幸の要因となります。

お金は諸刃の剣のようです。

ただ沢山入ってくれば幸せになるか?

と言えば…

そういう訳ではありません。

お金は大切なものだからこそ、

しっかり付き合い、向き合い
考えなければいけないのです。

特にお金の使い方次第で
人生は大きく変わります。

幸福の道も不幸の道も
お金の使い道の選択で変わります。

こうした教訓や格言などを通じ

お金の奴隷になってはいけない!

と幼少期からユダヤ人は心に刻みます。

お金の奴隷の罠を避ける


だからこそ、

ユダヤ教ではお金儲けも食事も、

全て貧しいくらい控えめにするという
教えが教訓として存在するのです。

そして多くのユダヤ人は
収入の10%の寄付をするといいます。

さらに、

「施しをすれば10倍になり戻ってくる」

とユダヤ人は言います。

この行為がゆえに、

お金の奴隷から解放されて
自分を幸せにしてくれる

と信じているのです。

欧米ではチャリティー好きな
成功者の様子がうかがえますが、

善は自分に戻ってくる思想があれば
こそ盛り上がるのも納得ですね。

日本でも

「情けは人のためならず」

という言葉がありますが、
これも同じような意味でしょう。

偽善などという批判に惑わされず、
人に尽くせば返礼は必ずある

という教えです。

お金を持つと様々な誘惑が訪れます。

貧乏な時よりも
少しお金が入り始めた時に、

一番心に隙ができるのです。

こうして没落する人は
私も数多く見てきました。

そして、

こうした誘惑に負けてお金の奴隷に
陥らないようにするため、

ユダヤ教では心構えとしてお金の
マインドセットを身につける訳です。

旧約聖書に書かれる寄付の習慣


英単語には、

「tithing」(タイジング)

という言葉がありますが、

これは十分の一税と呼ばれる、

ユダヤ人やキリスト教徒等が
宗教組織をサポートするために
支払うお金の事で

一般には自発的な寄付・租税・徴税
として支払われるお金の事を指します。

自発的というのがポイントです。

この習慣は旧約聖書にも書かれており、

そうした意味でユダヤ人は古くから
慈善(チャリティー)をしています。

ユダヤ教では「ツェダカ」と呼ばれ、

あるラビによれば、

ユダヤ教では収入の最低10%を
寄付に回すのが義務だと言います。

貧しくとも金持ちでも一律で収入の
10分の1を寄付せよという教えです。

「金貨がパンパンに詰まった
財布には祝福は訪れない」

というのがユダヤの教えであり、

ユダヤ人はお金を稼いでも
自分だけのものではなく、

社会のものという考え方をします。

日本では寄付や慈善をするのは、

見返りを求めないで行う
親切や慈善が尊いもの

と考える人が多いと思います。

しかしユダヤ人の寄付には
独特の考え方があり興味深いです。

施しは戻ってくると考える


全体像で見ればこうして
経済というエネルギーが回り、
うまく循環するのでしょう。

視野を広く持つのは大事です。

お金に対するイメージがユダヤ人と
日本人では大きく異なりますが、

またお金と同様に

寄付や慈善に対しても日本人には

「偽善」や「売名行為」

などという否定的なイメージを
持っているかもしれません。

慈善行為をするタレントさんに

「売名行為」という言葉が
浴びせさせる事もあります。

しかしユダヤ人は慈善に対して、

飾りがなく、建て前やきれいごと
のようなことはあまり言いません。

むしろ

施しをすると戻ってくる

という考えをします。

さらに、

「施しをすると10倍になり戻ってくる」

という教えもあるくらいなのです。

寄付を投資のように考えるのは
非常に独特の考え方に感じますが、

例え慈善に売名行為という
要素が入っているにしても、

困っている人には
確実に助けになるのですから、

批判以外のことをしない人より、
ずっと世の中のためになっている
のではないでしょうか。

さらにそれが自分も仕事を頑張る
モチベーションにもなるのですから。

まさにウィンウィンの関係と言えます。

ユダヤ人の寄付に対する考え方


以前あるインタビューを読みました。

ユダヤ人の起業家であり、
ニューヨークの市長を務めた

マイケル・ブルームバーグは

子供たちと会社の次に大切なのは、
慈善事業と公共奉仕だそうです。

ブルームバーグは
世の中に不満を言ったり、

不運な人の苦しみを
傍観しているのではなく、

世界を改善する為に実際に
時間とを使っているそうです。

また多くのユダヤ人に
インタビューしてみると、

「収入の10%」などと
具体的に決めていないけれども、

小さい時から困っている人のために
お金を集めると聞けば、

必ずお金を出している
という答えが多いようです。

東日本大震災が起こった時も、

東京在住のラビが

「被災者のためにお金を集める」

と言ったらユダヤ人から
多くのお金が集まったそうです。

お金を生み出し増やすだけでなく
惜しみなく与えるという考え方をする

ユダヤ人の寄付の習慣は興味深いです。

我々もお金の奴隷の罠に
引っかからないように、

仕事やビジネスを一生懸命頑張り
沢山稼ぐ事を目指すだけでなく、

寄付の習慣や、美味しい儲け話に、
不相応な接待にも決して乗らない

ウマい話にはかあならず裏がある、

そして正当な報酬以上に
お金を稼いだ場合には、

しっかりと貧しい人の為に寄付をする、

こうした考えを学び身につける
のは非常に重要な事だと思います。

なぜならこうした基盤の考えに、

世界中に多くのユダヤ資産家を
生み出した背景があるのですから。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください