華僑がトップの地位を守るための経営手法、経営の攻めと守り


東洋の思想である陰と陽…

その解釈は難しいです。

物事のは両面があり、

善と悪、正義と悪のように、
何か一方が正しいのではなく、

どちらも必要であり、その
バランスが大切であるというのが、

教えのエッセンスだと感じています。

人は1つの考えに固執し、
何かに偏ってしまいがちです。

老子の唱えたという「タオ」

まさしく精神が熟さないと
たどり着かない境地な気がします。

ここで華僑の経営者や企業家が
トップの地位を守るための経営手法は
非常に興味深いものがあります。

華僑は「攻め」よりも「守り」が強く
ガードが強い事は知られていますが、

日本人の起業家、成功者もたいてい
攻めに強く成長には強いですが、

マネジメントになると
イマイチ力を発揮できません。

一気に成功し時代の寵児になっても

内部崩壊や裏切り、不協和音で
かげりを見せる事が良くあります。

一方で華僑の経営者は
慎重かつ堅固に地位を守ります。

人を意識した経営手法に優れた
彼らには独自のものがあります。

そのテクニックの1つが、

残業にあると言います。

華僑トップが残業をする理由


家族仲間とのコミュニケーション

特に夕食の時間を大切にする華僑は
基本的に残業をしません。

ただ全く残業しない訳ではなく

時々仕事が終わった後も
遅くまで会社に居残る事があります。

仕事もないのに残業するのは
なぜかでしょうか?

それは、

社内の情報収集をするためなのです。

経営者の場合も、

自分の会社と言えども
自分だけが知らない事はあり得ます。

成長し規模が大きくなるほど
盲点も増えていき、リスクも
高まる傾向にあります。

まさに成長のジレンマです。

そして、

三国志など中国の歴史を見ると
気づく事が多いのが、

絆の強さと裏切りの多さです。

三国の1つ蜀などまさに人材の宝庫…

様々なマネジメントについての
ドラマがありました。

劉備、関羽、張飛、孔明

といった血のつながり以上の
絆の強さを持つかと思えば、

呂布・孟達・魏延など

裏切りの連続も見られます。

もちろんどの世界の歴史を見ても
こうした事例はありますが、

やはり中国の歴史はこの
傾向が顕著にあると思います。

そういった歴史をふまえてか、

華僑絵経営者の多くも守りに
対する意識も非常に強いです。

攻めて良い気分になり油断してたら
すぐ足元をすくわれてしまいます。

仲間、ネットワークを広げると同時に
内部からの動きも機敏に察知します。

三国志の世界さながら、

身内に寝首をかかれるような
リスクを回避するためには、

残業をして社内を観察するのです。

ライバルなど社外の情報だけではなく、

身内の情報もつかんでこそ
ビジネスの戦いに勝つ、

まさしく兵法で言う、

「彼を知り己を知れば百戦危うしからず」

なのです。

つまり経営手法としても大切なのが
「攻め」だけでなく「守り」なのです。

残業すれば見えない所が見えてくる


経営でいうところの守りと言えば、

ライバルの動向、市場のトレンド、
海外からの影響、マスコミ対策…

など外部からの防御策に
目が行きがちですが、

内部からの崩壊は
土台から崩れてしまう
ダメージになりかねません。

だからこそ、

守りに強い経営者は、
内部の様子に意識を向けます。

特に経営ではトップになるほど、
内部の動きが見えにくくなります。

偉くなればなるほど孤立して
周りは本音を打ち明けてくれなく
なる事があります。

そこで守りの経営の罠に陥るのです。

見えない盲点が生まれるのです。

世界的企業の衰退を見ても
その内部マネージメントの不出来が
大きな影響を受ける事も伺い知れます。

ここで華僑の手法は独特なのです。

私の知り合いの華僑経営者も
たまに遅くまで事務所に残り、

スタッフたちが何をしているか
どんな事を話しているか
観察していました。

「君もたまに会社で残業した方が良い」

そして忠告をもらったのですが、

それまで私は会社員のときに
残業をまったくしなかったのですが、

実際に残業した社内を
観察してみると、

今まで見えていなかった事が
見えてきます。

昼間の終業時間帯は
職級の高い人や職歴の長い人が
仕切っているように見えますが、

実は違ったりします。

本当に仕切っているのは
管理職の中でも仕事ができる人、
能力の高い人、

そんな真の実力者が、

夜の残業タイムに本領を
発揮するのです。

さらに実力者の仕事を観察して、

観察するだけでなく
何をやっているかを訪ねて

「自分にやらせてください」

と仕事をふってもらうようにしました。

そして自分の仕事を早く終わらせ、

振ってもらった仕事も
一生懸命にやって実績を上げました。

そうやって自分の上司を引き上げれば
自分も引き上げてもらえますから。

そして何より、

もし将来経営をする事になった際、

大きな学びの財産になると
感じたものです。

経営を盤石にする華僑の考え


お金の基本の基本として
お金には2つの思想があります。

1つが「攻め」
もう1つが「守り」です。

お金を稼ぐ方法、収入を上げる方法、
成功する方法、マーケティング、
PR、セールスなど

もちろん、

優れた経営者は「攻め」に
優れていなければならないですが、

同じくらい、いやそれ以上に
「守り」についても大切です。

投資においても世界一の投資家
ウォーレン・バフェットさんは、

「損をしない事」

を最も大切なルールにしています。

お金を増やすよりも減らさない、
守りに意識があるのです。

経営者もそうです。

人の管理、お金の管理、時間の管理

など、すばらしい結果を残し、
収入を上げていく経営者、
成功者はたくさんいますが、

多くの人はお金が入ってくると、

破産の道を歩んだり、
変な投資で失敗したり、
仲間に騙されてしまったり、
社員に裏切られたり、

一文無しになったり、
資産が半分になってしまったり..
というケースもあります。

お金持ちになるにはお金を稼げば良い、

と単純に考えてしまう人もいますが、

お金を稼ぐ「攻め」 だけでは、
最終的には前に進めないのです。

「攻め」と「守り」の両方を知る人が、
本当に資産を構築していくのです。

長期的に盤石に繁栄できてこそ、
真の経営者、資産家という事です。

そういった意味でも

華僑がトップの地位を守るための
経営手法、そしてテクニックは
大変参考になるものです。

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