二つの事を同時に考えるのが華僑の思考スタイル、陰陽の考え方


人間の脳は複雑な思考ができます。

でもそれは、

鍛えなければ発揮されない能力

とも言えます。

つまり、

成功するためには、あらゆる角度から
脳を鍛えなければ行けないわけですが、

視野の広さというのも人生を豊かに
生きる1つのコツなのでしょう。

ここで、

いつも二つ同時に考えるのが
華僑の思考スタイルと言えます。

東洋哲学、タオの陰陽の考え方を
仕事に活かしているとも言えます。

例えば

「ビジネスは人生そのものだから
いつも大きく捉えなさい」

というのが華僑ビジネスを
概念的に伝える教えですが、

ダイナミックに人生を俯瞰する
ワイドな視野だけでなく

「常に経費やリスクを計算しなさい」

という日常の小さな事柄も
見逃さない視力も必要と言います。

一見相反するようなこの
二つの思考を同時に考える事を

ある華僑成功者は

「二本の物差し」と表現します。

現在を測る短い物差しと
未来を測る大きな物差し、

成功には二本必要という事です。

「大きな目標を達成する人は
小さな事にこだわらない」

「未来の夢を叶えるために
今の失敗は気にしないで進め」

と1つの思考に固執してしまうのが、
日本人の思考の定番になっていますが、

対して華僑の思考は、

未来の目標も、今の課題もどちらも
全力で取り組む事が大切と考るのです。

「現在か?未来か?」

どちらかが大切なのではなく、

どちらも大切なのです。

矛盾を受け入れる事の重要性


人生というのは、

今に集中する短い物差しの合計が、
未来を作る長い物差しになるのです。

だから、

1回1回の勝負をおろそかに
してはいけないという事、

ただ、

1回1回の勝負で一喜一憂していたら、
長い物差しをイメージする事が出ない。

そこで、

「片目で今の事を全力で見て、
片目で遠くの事を全力で見ろ」

という教えとなるのです。

常にどちらも全力で直視し
続けるのは辛いものです。

だからこそ未来を見る目と
今を見る目の片目ずつに割り振り、

それぞれ視力を調整しながら
どちらも見ておくという事です。

一見矛盾しているようですが、
世界はこのようになっているのです。

世の中は矛盾だらけです。

だからこそ柔軟な視野を持たねば
前には進めないのです。

そして、

成功者の思考はこのようなものです。

私たちは学校でテストに
1つの答案を書く事に慣れてしまい、

正解は1つしかないと思い込む
癖がついてしまっていますが、

現実世界は正解がたくさんあるのです。

考えを固定させてはいけません。

華僑の思考は矛盾している?


太極図で有名な陰陽の考えは、

光と陰、陰と陽

どちらかが大切なのではなく、

常にどちらも存在している
という考え方です。

善悪、正誤もTPOで変わるのです。

テストでマルバツの点数で決められる
学校社会で慣れきった私たちにとって

相反する二つの事を同時に考える
この思考や行動は矛盾を感じさせます。

しかし、

華僑の成功者たちは何事も
二本の物差しで計っており、

さらにこの思考に加えて

絶対的な正義など存在しない

というのが根本にあります。

こうした相反する性質のどちらにも
寄る事のできる柔軟性が我々には
矛盾と映る事もあるかもしれません。

全力と脱力、
面子主義と現実主義、
優しさとしたたかさ、
倹約と太っ腹、
執着と潔さ
未来と今、

まさに陰と陽の世界のように、
二つを同時に抱えているのです。

ここで、

どちらかを捨てるというのは
彼らの思考からすれば片目を捨てる
のと同義という事です。

華僑の教えはすべて人間の本質を
基点としてつながっていて、

実は矛盾がありません。

答えは視点の切り替え次第です。

ただし、

学ぶ側も大きな視野を持たなければ、
本当の価値を理解する事は難しいです。

人間関係に関する陰陽の思考


また、

二つの事を同時に考えると同じく、

人間関係は片目をつぶるのが
ちょうど良い

と華僑は考えます。

西洋哲学でもトーマス・フラー
というイギリスの神学者は、

「結婚前には両目を大きく開いて見よ。
結婚してからは片目を閉じよ」

と言いました。

ビジネスの関係でもこれは同じです。

完璧主義に陥りがちな
真面目な日本人が多いですが、

両目を開いてしっかり見つめても
ストレスを感じない相手

というのは価値観が概ね
同じ人の事を指します。

これは一緒にいて心地よく楽ですし
物事はスムーズに運びます。

全員で1つに向かって進む。

例えば、経営者と従業員が
価値観を共有できる会社は

人間関係もスムーズでトップの方針に
従業員が反発する事は少ないでしょう。

しかしデメリットもあります。

もしトップが判断を誤れば、、

全員が間違った方向に疑う事なく進み、

どんどん取り返しのつかない方向に
行く事になり非常に危険です。

価値観が同じ集団の欠点は

二つの考えを同時に
持てないようなものであり

二の矢を持たない事にもなります。

逆にみなそれぞれ違う
価値観を持つ集団であれば、

トップの意見を鵜呑みにする事なく、

誰かが間違ってもすぐに
二の矢、三の矢を放つ事もできます。

人間である以上、
完璧な事はあり得ないです。

そうであるならば、

いかに失敗に対して次の手を考えるか
と切り替えた方がスムーズにいきます。

価値観の違う者同士の方が強い?


だからこそ華僑のビジネスマンは

片目をつむってちょうど良いくらいの
人材や価値観の違う人材を歓迎します。

「社長と違うやり方でやりたい」

と部下に言われて怒るのが一般的な
日本の経営者かもしれませんが、

華僑の社長であれば、

「とりあえずやってみろ」

と背中を押す事が多いと言います。

企業のコンセプトも、ベクトルとして
大きな概念はトップが決めますが、

理念までは決めないと言います。

みなが同じ方向に進むのは大切ですが、
1点に絞るのは危険だからです。

経営は片目片目で、
今と未来をそれぞれ見ながら

人間関係は片目をつぶる、

すべてに全力で取り組みながら
脱力をする。

こうした二つの考えを同時に持つのは

ややこしい話かもしれませんが
慣れれば簡単なものです。

陰陽はどちらも大切である

という考え方、

こうした東洋的な成功法則は
日本人にも受け入れられやすいの
ではないでしょうか。

善悪がはっきりした二元論的な
成功法則を西洋人は考えがちですが、

万物全てに矛盾があります。

だからこそ極端に偏らない
バランスの取れた考え方が重要です。

あなたも華僑の二本の物差し
という概念を参考に、

色々な物事を計る思考を
ぜひ試してみると良いでしょう。

物差しの使い方に慣れれば、

一見矛盾だらけで
ややこしい華僑の教えも、

自分のために活かす事が
できるようになるはずです。

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