野球やサッカーなどスポーツの技術も世代が進むと進歩する

前回の知能に引き続き、

スポーツの技術を見てみましょう。

例えば、

サッカーの人気が高まってきたとします。

するとサッカーを練習する人数が増えます。

そしてパスやシュートが上手い人が現れ、
他の人もそれに追いつこうと努力します。

誰かが新しいフェイントを思いつくと、

他の人もそのレベルに追いつこうとし、
そのリードは小さく意味のないものになっていきます。

誰かが無回転シュートをうって
一歩リードすれば、

他の選手も練習し、その優勢は
小さくなってしまうのです。

またITなどテクノロジーの進歩も、
サッカー技術の進歩にも拍車をかけます。

試合中継のカメラワークや
スローモーションの再生技術が、

選手が練習でも試合でも見ることが
できないような視点をもたらし、

ネット上にアップロードされた
練習解説の動画は、

これから本格的にサッカーの練習を
しようとする子供たちの技術や知識を
大幅に向上させてくれます。

よりリアルに詳細になる
サッカーゲームの進歩も

練習しているだけでは分からない
チーム全体の戦術やフォーメーションを
学ぶこともできるでしょう。

こうして30年も経過すれば、
サッカーそのものの技術はとてつもなく
進歩して行くはずなのです。

知的環境と同じく、環境が
スポーツ技術も高めるのです。

ここで反論として、

プロ野球の打率は上昇していないのでは

と思う人もいるでしょう。

技術がどんどん上昇すれば、
4割、5割を超えるバッターが
現れるはずではないかというものです。

それは、何を技術上昇の指標
とするかという問題でもあります。

ピッチャーに目を向ければ、
プロ野球選手の能力向上は明らかです。

球速もコントロールも、
数十年前のピッチャーの平均よりも

現在の選手の平均の方が、
明らかに向上しているはずです。

打者の技術も向上しているはずですが、

打率は純粋に打者の技術そのものを
反映するのではなく、

投手や野手の技術、
戦術向上の影響も受けるので、
上昇が抑えられるのでしょう。

現在のプロ野球選手を
30年前には連れていけないので、
直接比較できないのが残念です。

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