経験への開放性、オープンな人、知性や賢さに関わる性格心理学

あなたは、かっちりと
必ず答えが出る仕事と、

アイデアを自由に膨らませて
斬新なものを作る仕事の
どちらに魅力を感じますか?

また、新しく突飛なものや
考えに興味を抱かない方でしょうか。

それとも新しい商品やアイデアに
興味を抱いたり試したりしてみたい
と思うでしょうか。

開放性の正式名称は、

「経験への開放性」
(Openness to Experience)

です。

この性格特性は、

「好奇心」「想像力」「洞察力」
「独創的」「臨機応変」「興味の幅が広い」
「美的感覚」

といった言葉で表せます。

心理学の歴史の中で開放性は、
知性と表現されることもありました。

これは、自分自身、あるいは
他者を指して「賢い人だ」と
表現することを意味します。

この「賢い」という表現は、

ペットショップでは犬の特徴を
表すのにも使われたりします。

何を持って犬を賢いとするかは、
なかなか難しい問題ですが、

とにかくそのような表現をする
機会はあるはずです。

ただし、開放性の高さは
知的能力の高さとそれほど
強く関連するわけではないことが、

これまでの研究で示されています。

しかし、開放性が高い人物は
知的な問題に興味を持ったり、
取り組むことを好んだりする
傾向と考えられます。

開放性の個人差は、いわば
知的な問題や課題に対する
態度の違いをもたらします。

開放性の高い人の中心的な特徴は、

思考やイメージの柔軟さ、
自由さにあります。

開放性が高い人は決まり切ったルールに
従うよりも、臨機応変を好みます。

また伝統的に固執するより、
より良いものがあれば

取り入れたいと思う傾向があります。

知らないことがあれば知りたい、
やったことがないことは体験してみたい、

初めての食べ物は一度
試してみたいと思いがちです。

また現実に起きる出来事だけでなく、

現実を離れてあれこれ
空想することも多く、

空想自体を好む傾向もあります。

このようなイメージの飛躍、
さらにはイメージを楽しむこと、

新しい経験に開かれていること、
それが開放性の特徴です。

「オープンな人」と聞くと、

「他者を受け入れる」など
開けっぴろげでざっくばらん、

フレンドリーな人をイメージ
するかもしれませんが、

開放性は対人関係上の特徴を
意味するわけではありませんので
注意してください。

開放性も、高ければ絶対的に良い
という訳ではありません。

開放性の高さは、時に現実を離れ
実現不可能な思考ばかりをすることに
なるかもしれません。

一方で開放性の低さは
保守的で硬い思考を表し、

これは柔軟さに欠ける態度だとも言えますが、

視点を変えれば、現実的で
地に足がついた堅実な思考方法でもあるのです。

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