尊敬できる賢者を見習い、愚者から反面教師で謙虚な姿勢で学ぶ

論語に

「三人行えば必ず我が師あり」

という孔子の言葉があります。

三人いれば、

必ずいい見本と悪い見本が出てくる、
謙虚に学ぶ姿勢があれば、

どこからでも有用な
ヒントを得られるはずである。

ということです。

さらにこの言葉の後は、
以下のように続きます。

「その善き者を択びて
すなわちこれに従い、

その善からざる者は
すなわちこれを改む」

…と。

つまり、

相手が尊敬できる者であれば、
その行動を見習えばよく、

逆に愚かな人間であれば、
それを反面教師として自らを
戒めれば良い。

というわけです。

自分自身が正しいと思っていたり、
他人よりも優れていると
思っていれば、

このような見方はできません。

相手が優れていても劣っていても、

常に

「自分の師である」

と思うことによって、
初めて相手の考えを十分に理解し、

自己の成長につながることができます。

これは人付き合いだけでなく、
ビイネスでも同じことが言えるでしょう。

世の中のニーズを的確に
掴むためには、

自分の独断だけで
判断してはいけません。

すでに売れている商品から
良い点を学び、売れなかった
商品の原因を探ることで、

初めてお客様の実像が
見えてくるものです。

価値観が多様化した現代では、
消費者のニーズを把握するのが
難しくなってきています。

データを分析することも大切ですが、
先入観や偏りを持たずに
できるだけ多くの

実際の物事に触れてみることが大事です。

ある日用雑貨を扱う企業では、
消費者行動研究所という部署を作り、

実際に一般家庭を訪れ、
その生活様式を観察しています。

インタビューを行う研究員だけでなく、
ビデオ撮影の担当者、メモを取る研究員の
三人で家庭を訪問し、

洗濯や掃除、食事の支度など
あらゆる日常行為を観察し、
分析するのです。

また研究所には
模擬ルームというものも設置、

モニターになってもらった家族を招き、
開発した製品をそこで使ってもらいます。

包装紙の剥がし方やパッケージ
の開け方まで、細かい動作を逐一チェックし、

消費者の実際のニーズを発見していくのです。

相手の心を探りたいのであれば、
遠くからではなく近くでじっくり
観察することです。

偏ったデータでは、
相手の本心は探れず、
単なる思い込みに終始してしまいます。

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