エニアグラムと根源的恐れ、性格とトラウマ形成のメカニズム

性格のメカニズムというのは、

それぞれのタイプの

根源的恐れ

によって作動します。

根源的恐れというのは、

幼少期において、
自らの本質とのつながりを
必然的に喪失することから
生まれるとされます。

このような喪失は
多くの理由によって生じます。

私たちはベイビーとして
この世に生まれた時に、

人間として成熟するために
満たす必要のある、

生得的欲求ニーズを持っていました。

ただ当然ながら、

最良の環境であってさえ、
親は私たちのすべての要求を
完全に満たすことはできませんでした。

どんなに善意であったとしても
特に私たちの欲求に対応することは
難しかったのです。

(それは特に親自身において
適切に満たされていないもの)

赤ちゃんというのは、

広範囲の感情や状態を
表現するのが自然です。

しかし、こうした資質が
親自身の中で阻害されていれば、

赤ちゃんである私たちがそれを
表現するたびに、

彼ら不安になり、不快感を
覚えることでしょう。

そのことで幼児の私たちも
不安になり不幸を感じてしまうのです。

これが性格メカニズムを形作る
きっかけになります。

例えば、

赤ちゃんが生きている喜びと
嬉しさを表現しているのに、

母親がうつ状態であるとします。

この場合、母親が赤ちゃんの
喜びに対して心地よく感じる
可能性は低いでしょう。

その結果、赤ちゃんは母親が
もっと不快にならないよう、
喜びを抑圧することを覚えます。

ここで別の気質を持つ赤ちゃんなら、

母親からの表現を引き出すため、
泣いたり、より強い働きかけを
するかもしれません。

ただし、赤ちゃんがどのような
表現をしたとしても、

その喜びがそのまま母親によって
受け止められ返されることはありません。

でもそれは親が悪いからではありません。

親自身が阻害されていない
資質しか返せないのだと理解する
これが重要なのです。

こうした限定された、そして
往往にしてうまく機能しない
行動や態度というのは、

子供の感受性の強い心のコアの部分に
刷り込まれてしまい、

生き方やその後のすべての
人間関係にまで持ち込まれるのです。

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