エニアグラムは自分のために活用、他人への判断は慎重に

「自分の事を知る」。。

これは簡単なようで難しい事です。

分かった気になるのは簡単ですが、
人は誰しも心という膨大な世界を
内に秘める生き物なのですから、

自分への探究というのは
人生を賭けたチャレンジなのです。

でもエニアグラムという地図は
その探究をサポートしてくれる
非常に有益なサポーターです。

だからこそまずステップ1で、
自分がどのエニアグラムタイプなのか
1〜9までに当てはめるというのは

大切な作業になります。

前回、簡単な要約を提示しました。

まだその段階で自分のタイプが
確定する人は少ないでしょう。

もちろんこれからさらに詳細な
解説をしていくので安心してください。

ただ、

エニアグラムで、

自分のタイプを正確に知ることは、
意外と難しいものです。

しかしそれよりも他人のタイプを
判断する方が常に問題になります。

性格心理学を学んだ誰もが陥る罠

それが他人を誘導したいという気持ちです。

他人のタイプを知り、
彼らのことを理解するほど
彼らをコントロールできる。

これは確かに間違いのない事実です。

セールスの場であったり、
恋愛の場であったり、

活用の幅は非常に広いわけですし、

エニアグラムの知識は
もちろん有利に働きます。

しかし、それを悪用すれば
カルト宗教や悪質自己啓発のセミナーなど

こうした人間心理を熟知し
心理誘導する人も少なくありません。

これは確かに危険な側面です。

しかし何より、

「簡単に人間は理解できない」

という態度が重要なのです。

中途半端な理解で、
他人を理解した気になるほど、

実は最終的には問題は多くなります。

誰もが盲点があり、
偏見を持って見てしまい、

同じタイプであっても
ヴァリエーションが非常に多く、

私たちがその全てを把握
していないことも避けられません。

私たち自身の個人的偏見によって
特定のタイプにむき出しの嫌悪感を
持つ可能性もあります。

だからこそ、

エニアグラムというのは、
最終的に判断するのは自分、

自己発見と自己理解のために
使われることを覚えておきましょう。

まずは自分からスタートです。

もちろん、

自分や誰か他人のタイプを知ることは
多くの貴重な理解をもたらしてくれます。

しかし、その人についての
全てを教えてくれるわけではありません。

人種や国籍を知ったのと同じようなものです。

アメリカ人も日本人もインド人も韓国人も
同じ人間には変わりありません。

同じ機能を持つ人間ですが、
その違いに注目すればまるで違う生物か
と感じるほどの違いもあるわけです。

タイプ自体は、人の特定の
経歴や知性、才能、誠実さ、
人格など多くの要素について、

何も語ってはくれないのです。

けれどもその一方で、

私たちの世界観、選択肢、価値観、
動機、人への反応の仕方、ストレスの対応など

多くの重要なことについて
教えてくれるのです。

エニアグラムが明らかにする
正確パターンについての
理解が深まるにつれ、

私たちは自分と違う考え方を
認めやすくなるのです。

エニアグラムは優れたツールであるが故に、
簡単に活用できてしまう危険性があります。

しかし実際エニアグラムが目指すのは、

人間そのものの理解という
非常に大きなものということを
忘れないようにしてください。

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