赤ちゃんの鉄分不足の症状と貧血の予防は粉ミルクより母乳

赤ちゃんの鉄分不足の症状と貧血の予防は粉ミルクより母乳
今回のテーマは、

赤ちゃんの鉄分不足の症状と
貧血の予防は粉ミルクより母乳

について紹介します。

前回紹介したビタミンDと並び

データだけ見て母乳に足りない
とされるのが鉄分です。

しかし、

母乳に含まれる鉄分は、
微量ではありますが、

完全母乳の赤ちゃんには
素晴らしく良く吸収されます。

母乳を赤ちゃんにしっかり
飲ませれば鉄分不足による
症状は起きません。

完全母乳であるならば、

生後半年以上の間、

赤ちゃんが貧血にならない
くらいの鉄分を蓄える事が
出来ます。

ですが、

離乳食や粉ミルクを与えられ、

それらに含まれて鉄分を
とっている場合、

生理学的な理由から、

母乳に含まれている鉄分を
吸収しづらくなります。

という訳で、赤ちゃんは
母乳だけをとる方が良いのです。

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赤ちゃんの貧血の予防は母乳

鉄分の補給と言えば、

以前紹介した、
ラクトフェリンも大切です。

ラクトフェリンは

前生物学的な天然物質で、

母乳に含まれ、鉄と結合します。

その働きで、悪玉菌は
増殖に必要な鉄分を使えなくなり、

強く抑制されるか、
死滅します。

ですのでラクトフェリンは
腸内の善玉菌を増やし、

病気の原因となる大腸菌のような
細菌の増殖を抑えます。

つまり母乳に含まれる
鉄分とラクトフェリンで

赤ちゃんの健康を守り、
貧血を予防するように、

自然の世界はうまく出来て
いるのです。

ところが乳児が粉ミルクを
与えられたり、

鉄分を含む離乳食を
とってしまうと、

つまり外部から余計な
鉄分を補給してしまうと、

母乳中のラクトフェリンは

病気を招く細菌の増殖を
抑える事が出来なくなります。

すると赤ちゃんは、

耳感染性、下痢、呼吸器感染症、
髄膜炎と言った、

感染症にかかるリスクが高まります。

赤ちゃんの粉ミルクによる鉄分補給の害

母乳以外の
余計な添加、補給によって、

鉄分補給が乳児の
害になる可能性については、

はっきりとした
エビデンスがあります。

10年をかけて研究され、

2008年に発表された
データによると、

市販の粉ミルクに
含まれる鉄分は、

乳児の発達を遅らせる
可能性があるとの事です。

ミシガン大学の研究によれば、

鉄分が強化されている
アメリカ制の粉ミルクをとった
乳児の方が、

ヨーロッパでよく見られる
鉄分の低い粉ミルクを
とった乳児より、

発達に遅れが見られるそうです。

この場合の発達というのは、
10歳までの認知発達と、

視覚運動能力の発達を指しています。

乳児の鉄分不足の症状と貧血の原因

製造業者は粉ミルクに
鉄分を添加して、

鉄分欠乏貧血を防ごうとします。

医学界もこれを認めています。

しかし牛乳由来の鉄分
というのは、

吸収がしづらい上に、

粉ミルクを飲んだ赤ちゃんは、

ミルクの刺激で腸内出血し、
鉄分が逆に不足する事があります。

鉄分は大切な栄養素で
重要なミネラル分です。

赤血球に含まれ、酸素を運ぶ
ヘモグロビンの生成に必要です。

とはいえ、

血中のヘモグロビンの値が
非常に高い生後半年の乳児
のうち5%に、

知的、神経学的な発達に
目立った遅れが見られたそうです。

この研究では、

鉄欠乏生貧血でない、

健康な乳児を任意抽出しています。

その子たちは12ミリグラムか
2.3ミルグラムの鉄分を
含んだ粉ミルクを

生後半年から1歳までとっていて、

その後、10年間追跡されました。

悪影響がでた子供たちの
IQは平均より11ポイント低く、

視覚運動統合能力も、
平均より12ポイント低くなっています。

空間記憶や他の視覚運動能力の
値についても記録されていますが、

同様の遅れが観察されています。

やはり赤ちゃんの鉄分不足の症状と
貧血の予防は粉ミルクより母乳
と言えるのです。

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