新生児の初乳、母乳の効果と粉ミルクサンプルプレゼントの弊害

新生児の初乳、母乳の効果と粉ミルクサンプルプレゼントの弊害
今回のテーマは、

新生児の初乳、母乳の効果と
粉ミルクサンプルプレゼントの弊害

について紹介します。

赤ちゃんとお母さんが

同室で過ごせば、

母乳育児は快調に滑り出し、
赤ちゃんは確実に初乳を
飲む事が出来ます。

初乳は栄養価が高く、
高エネルギーで、

新生児が生まれて
数日の間必要とする

あらゆるものを与える
効果があるのが特徴です。

初乳には母乳と違い、
大切な性質があるのです。

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新生児へ初乳を与える効果

初乳のメリットとして
以下のようなものが挙げられます。

初乳は極めて消化が良く、

赤ちゃんが初めて口にする
食物として完璧です。

新生児に必要な栄養が
ギュッと濃縮されています。

腸の粘膜を覆う効果があり、

腸壁を通り抜けた異物が
血流に入らないようにします。

微生物やアレルゲンの
侵入はもっと難しくなるので、

赤ちゃんの不調から
守る効果として働きます。

また、赤ちゃんの排便を
促してくれるので、

胎便(初めてのうんち)を
いち早く出し切る事になります。

これは黄疸の元になる
ビリルビンの排出にも
役立ちます。

高濃度の免疫物質を含むので
天然で副作用ゼロの
ワクチン効果があります。

母乳オンリーで心配は不要

出産直後、初乳の少なさに、

赤ちゃんは足りないのでは…

と心配になる人も
いるかもしれません。

が、新生児は水分と糖分を
余分に蓄えて生まれてきますから、

それをお弁当にして、

母乳の量がだんだんと
増えるのを待つ事が出来ます。

なので心配する必要はありません。

はじめのうち、

初乳がほんの少ししか
出て来ないのは、

ごく普通の事です。

少量でも十分効果があるほど
濃密な栄養素が詰まっているのです。

二、三日の間、頻繁に
吸ってもらううちに、

成熟乳がもっとたくさん
湧くようになります。

赤ちゃんは通常、
生まれてから数日の間、

体重が減っていきます。

それからだんだんと、

二週間ほどかけて、
体重が戻っていくのです。

新生児は粉ミルクより母乳が必要

そこで粉ミルクを赤ちゃんに
あげるとどうなるでしょうか?

初乳の恩恵を
受けられないどころか

人工栄養を与えると、

母乳をあまり欲しがら
なくなります。

そうすると、あっという間に
需要と供給が悪循環に陥ります。

自然界は赤ちゃんが丈夫に
健康の育つように

母乳を与えるように出来ています。

自然流れを信じればいいのです。

ところが、間違った
思い込みを持つようになり、

母親はおっぱいが
足りないんじゃないか…

と思う事もあり、

粉ミルクをあげてしまいますが、

むしろ粉ミルクを使う事で
その心配が現実になるのです。

ところが統計によれば、

病院出産においては、

半数以上の健康な新生児に
産後入院中母乳以外のものを
与えてしまうと言います。

これは不必要ですし、
授乳の害になるやり方です。

さらに多くの施設で
粉ミルクのサンプルの入った

プレゼントバッグを
授乳中の母親にプレゼントする
という風習があります。

これは

「お母さんの為を思った
優しい贈り物だな…」

と考えている人もいますが、

大きな間違いで、粉ミルク会社の
マーケティングの一貫なのです。

世界保健機関(WHO)やユニセフは、

「赤ちゃんに優しい病院」を認定し

母乳育児を推奨する
取り組みを行っていますが、

こうした粉ミルクのプレゼントを
禁止するよう指導しているのです。

粉ミルクサンプルプレゼントの弊害

粉ミルク会社のギフトバッグを
持って帰ったお母さんは、

その後10週まで完全母乳を
諦める可能性が高い、

という研究結果があります。

母乳育児で退院した後に
粉ミルクを使うようになった
母親のうち、

三分の二の人たちが、

退院時に粉ミルクのバッグを
プレゼントしてもらったそうです。

病院が無料で粉ミルクを
配るという事は、

人工栄養を暗黙のうちに
支持している事になります。

すると母親たちの気持ちは、

完全母乳で育てたり、
母乳育児を長く続ける事から
離れてしまうのです。

産科医学の研究者である
ケネス・ローゼンバーグ博士は

「病院は母親になりたての
女性に、退院時にギフトパックを
配るべきではない」

と提言しています。

母乳の粉ミルクにない効果

母乳には人工粉ミルクにはない
素晴らしい成分があるのです。

例えば

ラクトフェリンというのは、

人の母乳、特に初乳に高い
濃度で含まれ、

鉄と結合するタンパク質です。

正常な腸内細菌の
増殖を促し、

例えば大腸菌、連鎖球菌、
クロストリジウム属菌、
ブドウ球菌などの、

病気の原因になる細菌の
増殖を抑える効果のある

粉ミルクには含まれない成分です。

母乳中のラクトフェリンの量は、

生まれて数日のうちに
だんだん減るとは言え、

なくなることはありません。

赤ちゃんがおっぱいを飲むと、

腸の中で、たとえば
ビフィズス菌のような
「善玉菌」が劇的に増えて、

「悪玉菌」が最小限に
抑えられます。

結果として、腸内環境が整い

健康、免疫力、病気への
抵抗力が土台が作られます。

また将来の賢さ、IQにも
違いが出るという研究もあります。

哺乳瓶経った一本の粉ミルクを与える事で

新生児の腸内細菌が台無しになり
将来の発育の大きな差
になる可能性があるのです。

親としては慎重に賢く
検討する必要があるでしょう。

特に「ダダほど怖いものはない」
というように、

粉ミルクサンプルプレゼントの
弊害には気をつけなければいけません。

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