新生児黄疸の原因は母乳が不足するから、自然治癒で対処できる


赤ちゃんというのは、

この世に生まれて、
周りは初めて接するものばかりです。

この世界にうまく順応しようと
少しずつ成長していくのです。

そのプロセスをしっかりと
落ち着いて見守ってあげる、

これも親の役割です。

が、私たち親も特に初めての
育児であればなおさら、

赤ちゃんの身に何かが起こったら
心配してドギマギしてしまいます。

新生児の体調に関連する話題は
非常に多いものですが、

一番ややこしく且つ、最も誤解を
されているもののひとつが、

黄疸(おうだん)に関してでしょう。

病院医療の世界では、

長い間、黄疸を問題とし
気にかけているようですが、

歴史的に見て、

医師は過剰に黄疸を治療してきた
と言えるのではないでしょうか。

医学界の教科書では、

黄疸のリスクについて

かなり病態の悪い赤ちゃんの
事例を基準にしているようです。

だから黄疸が出ている赤ちゃんに対して、
積極的な治療を行わず、

その子の具合が悪くなってしまうと、

医師は自分の責任問題に
なる事を恐れてしまいます。

それで対処をしようとするのです。

黄疸は赤ちゃんの自然なプロセス

しかし、

その医療が介入する治療の多くは

その後の新生児の健全な発育にとって
弊害や副作用をもたらすものであれば、

私たち親はもっと賢くならなければ
いけないのではないでしょうか。

そのためにもまずは知識をつけましょう。

ここで新生児黄疸の原因と
メカニズムを見て見ましょう。

月満ちて生まれた
健康な赤ちゃんのうち、

圧倒的に多数の新生児には軽度の
新生児黄疸が見られるものです。

これはごく普通の事で、
特に害もないものです。

自然な体のメカニズムなのです。

黄疸は新生児にありふれた症状です。

体内にある黄色色素のビリルビンが
蓄積する事で黄疸になります。

母親の胎内では、
たくさんの赤血球が必要です。

だから乳児というのは
多血の状態で生まれます。

そして自力での呼吸を開始した途端に

赤ちゃんの身体には多くの
酸素が取り込まれるようになり、

要らなくなった赤血球が
急速に壊れ始め、

ビリルビンが出来ます。

これは子供が怪我をして
痣が出来た時を思い出せば
分かりやすいのではないでしょうか?

痣が自然治癒で治っていく過程で
黄色くなりますね。

あるいは怪我をしたとき、
黄色い膿のようなものが出ます。

あれがビリルビンの影響です。

あの成分は怪我を治癒する
のに必要なプロセスなのです。

不自然な介入の方がリスクがある

そして本来であれば、

ビリルビンは肝臓で分解され、

排泄物として出て行くのですが、

生まれたばかりの新生児の
肝臓はまだ働きが弱く

正しく機能をしていません。

まだ消化排泄をしっかりと
成長させている最中な訳です。

だからビリルビンが皮下に
貯まって目に見えるようになるのです。

つまり、

これが黄疸なのです。

つまり、赤ちゃんの肌が
黄色みがかって見えるのは

異常ではありません。

成長過程で普通に
見られるものであり、

ありふれた自然の生理的な
黄疸なのです。

体に悪い作用をするわけではありません。

ここで不自然な介入を新生児にして
対処しようとする方が
明らかに危険です。

自然な生理的黄疸であれば、

出生後48時間以内に現れ、
3、4日目にピークを迎えます。

そして自然と消えていきます。

ほとんどの赤ちゃんの
黄疸のパターンです。

しかし医療の専門家である
産科医さんたちは、

これを自然で正常と見なしません。

ですが、ビリルビン値が
上昇し黄疸が長引いても、

黄疸以外に気になる所がなく、
母乳を飲んでいる赤ちゃんは

新生児によく見られる
ごく普通の生理的黄疸です。

放っておけば良いのです。

が、現代医療ではそうもいきません。

問題は意外なところにあった!

黄疸対策として、

病院では母乳を減らし、
人工乳を勧められることがあります。

新生児の黄疸のうち、

「母乳性黄疸」

と呼ばれる黄疸があります。

正確には

「母乳不足による黄疸」

と呼ぶべきでしょう。

なぜなら最初の一週間に、

おっぱいを飲む赤ちゃんの
黄疸の原因になっているのは、

母乳ではありません。

授乳の回数が少なすぎる上に
母乳の出が悪く、

少しばかり余分に
ビリルビンが作られるからです。

お産の後、3、4日は母乳は
出にくいかもしれませんが、

頻回授乳をするのがやはり大切です。

黄疸のある赤ちゃんにはもっと
たくさんおっぱいをあげるべきで、

減らすのは良くありません。

人工栄養を足してしまえば、
頻回授乳の邪魔にもなり、

一番大切な時期に
母乳育児の妨げとなります。

伝統的な自然派育児を
思い出せばわかるはずです。

もし黄疸が問題であれば、

病院がなかった頃の子供達は
皆病気になっていたはずです。

母乳が不足することのデメリット

黄疸の原因は母乳ではありません。

生まれてすぐ頻回授乳をする事で、

赤ちゃんのビリルビン排泄を
促す事も出来ます。

なお長い時間おっぱいを与えれば、
効果があるというものでもありません。

24時間に10~12回授乳を
目処にすると良いでしょう。

ビリルビンは赤ちゃんの
排泄物になります。

母乳はお通じを良くするので、

頻回授乳をされる赤ちゃんは、

たくさんうんちをして
ビリルビン値を下げれるのです。

これが極めて自然療法的な
黄疸の対処法です。

母乳が不足する赤ちゃんは
排便を催さず、

排便しない以上ビリルビンも
排泄されません。

黄疸の診断が下されたあと、

たいてい一日二日で
おっぱいは出てくるものです。

それまでにしっかりおっぱいを
吸わせる習慣が出来ていれば、

おっぱいがはった途端に
良く飲む子供になるでしょう。

問題は、新生児が
おっぱいに吸い付くのが下手だったり、

滅多に吸おうとしない
子だったりする時に起こります。

黄疸がひどくなると、

眠ってばかりでおっぱいを
あまり飲みたがらない事があります。

そうなれば、

脱水になる可能性もあります。

お母さんが昼も夜も
赤ちゃんを起こし、

頑張っておっぱいを吸わせる
必要が出てくるかもしれません。

私たち人間の体は実に
うまくできているものです。

特に健康に問題のない
新生児の黄疸の場合、

通常すぐに治まり、害はないものです。

自然に放っておけば良い

おっぱいをたっぷりあげて
放っておけば良いのです。

それでも病院出産であれば、

黄疸はたいてい医療介入され、

母乳育児の幸先良いスタートの
邪魔になる恐れがあります。

なので、親は慎重になって
黄疸の対処を選択しなければ、

その介入こそが将来に対して
かえって問題になりかねません。

母乳育児を推進する医師より
粉ミルク派の医師も増えてきました。

これは問題だと思います。

ビリルビン値がわずかに低い、

粉ミルクを飲む新生児を
医師は見慣れています。

母乳をいったん辞めて、
ビリルビン値を下げる
補助液剤を哺乳瓶で与えるよう、

医師が母親に勧めることもあります。

これは逆効果でしょう。

ビリルビンを分解し排出する、

自然で生理的な過程を妨げ、
黄疸を強くする恐れもあります。

粉ミルクを飲ませたり
水をあげすぎたりするのも、

赤ちゃんが栄養補給の方法に
混乱してしまい、

黄疸が悪化する可能性もあります。

ブドウ糖水や人工栄養を
与えられた赤ちゃんは、

自然な味覚が狂ってしまいます。

活発におっぱいを飲もうとせず、
回数も減りがちとなり、

初乳や母乳の哺乳量も減り、

お母さんのおっぱいがはる
原因にもなります。

しっかり母乳を飲まないと、
ビリルビンは便として
排泄されないのです。

授乳の後習慣的に
糖水を与えてしまうと、

母乳から離れていくなど

赤ちゃんへの健康への弊害が
報告されていますし、

ビリルビン値が上昇する
という研究結果もいくつも見られます。

新生児黄疸は自然治癒で対処できる
というのが私の考えです。

もちろん一つの意見として
聞いて欲しいわけですが、

冷静に昔ながらの育児の
基本に戻れば色々わかるはずです。

自然で良いのです。

不自然な介入は子供達の
成長に不自然さを与えます。

余計な措置をされていないか
十分にチェックして検討してください。

次回はさらに病院で行う
黄疸対策の意外な危険性について、

もう少し詳しく見ていくことにしましょう。

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