幼児の思考力を高める、子供の棒術遊び、ベビーサークルの使い方


子供が成長するに従い、

使える道具もより増えてきて
より複雑にできるようになります。

人間は道具を使いこなし、
進化をしてきた動物ですから、

学習というのはある意味、

暗記や計算というよりむしろ
この能力にかかってくるのです。

幼少期からしっかり鍛えてあげれば
将来とても賢くなるでしょう。

ここでおすすめなのが、

棒術遊びです。

「棒術」というのは、

長い棒を武器として使い戦う、
古武術の一種です。

しかし「棒術遊び」と言っても、

子供の武術を教えよう
というのではなく、

棒をオモチャのように使い
思考力を高める遊びです。

子供の胸くらいの高さの
テーブルの向こう側、

手の届かないところに、

面白そうなオモチャを置きます。

次に、オモチャに向かって、
一本の棒を置きます。

棒の端が、手の届くところへ
くるようにしましょう。

テーブルを回っていけないように、

手前についたてなどを
障害としておくと良いでしょう。

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自分の体では届かない時…

さて、子供はどんな
行動をするでしょうか?

以前紹介した、

ひも付きオモチャの時は、

オモチャとヒモが一体に
なっていますから、

わりと簡単にたぐり寄せる
ことができましたが、

今度はオモチャと棒が
一体ではないので、

二つの物の関係は、
すぐには分かりません。

これが思考力を高めるのです。

初め、子供は手をいっぱいに
伸ばして取ろうとしますが、

とれない事が分かると、
テーブルによじ上ろうとします。

思うようにならず、
ベソをかくかもしれません。

やっと棒が握れました。

端っこを握って不器用に
オモチャを叩き始めます。

オモチャが動き出しました。

叩く場所によって、
前後左右に動きます。

初めはでたらめに叩いて
いるのですが、

そのうちに、どこを
叩けばどう動くかが、

わかってきたようです。

棒で遊ぶと幼児の思考力を高まる

オモチャがどうにか

手の届く距離に近づいてくると、

やっと欲しいオモチャが
手に入ったのです。

子供は、最初、

偶然の結果でオモチャが
手に入ったのであっても、

瞬くうちにその
手順を覚えてしまいます。

何回もやるうちに、

だんだん巧妙になって
スムーズに棒でオモチャを
引き寄せる事ができます。

棒とオモチャの関係、

一見何の関係もなさそうな
二つの物の関係を正しく理解し、

棒などを使えばオモチャが
どう動くかを悟る、

幼児に複雑な思考力が
生まれ始めたという事です。

素晴らしい遊びになります。

ただ、もう少し大きくなれば
棒を武器にして遊んでしまうので
親は大変になるかもしれませんが、、

ベビーサークルを使った遊び

次はベビーサークルを
使ったトレーニングです。

子供をベビーサークルの中に入れて、

離れた床の上にオモチャを置き、

棒は、サークルと平行に置きます。

子供はもう、

棒とオモチャの関係が
分かっていますから、

すぐサークルの中から
手を伸ばして棒を掴みます。

しかし棒の真ん中を
掴んでしまったので、

そのままの横位置でサークルの
中に取り込もうとしても、

柵につかえてダメです。

棒を回転させて垂直にし、

柵の隙間をくぐり抜けさせるか、

それとも端っこに持ちかえて、
ひきずりこむかです。

柵の間から手と棒を突き出して
オモチャをとる場合も、

端を握らなければとれませんね。

これは空間、距離感と
思考力を養うトレーニング
になります。

初めはとても難しいです。

別の部屋にある道具も使える

幼児が三歳児になれば、

遠く離れたものの
関係を洞察して、

自分の欲求を満たせるほど、
思考力が進歩します。

子供が背伸びしても、

まだ十五センチくらい高くて、

手が届かない棚の上に
絵本を置きます。

そして棚の真下から
一メートルほど離れた
右手か左手に、

子供用のいすを置きます。

棚の上の絵本を指して、

「あの本をとってちょうだい」

と2.5メートルほど
離れたところから命令します。

このときイスの使用を
気づかせないように注意します。

子供が部屋の中を
見回してイスに気づき、

それを棚の真下に
持っていって乗れば、

絵本がとれる事をすぐ悟るのは、

三歳児でも半分以下です。

しかし何度もやっているうちに成功し、

そのうちに別の部屋にある
イスを持ってきて使うようになります。

まさに立体的な空間の
知恵が生まれた瞬間です。

こうして幼児の思考力は
高まっていくのです。

発明というのはこうした
組み合わせのなせる技です。

子供の棒術遊びや
ベビーサークルを使った遊び

を通じて想像力、考える力を
伸ばしてあげましょう。

ちなみにチンパンジーは、

同じ部屋にある、

つまり眼に見てている
箱やイスを使って、

高いところにあるバナナを
取る事はできますが、

別の部屋のそれは
つかえないと言います。

人間の脳はやはり特別なのです。

そんな特別な脳のポテンシャルを
しっかり使えるように鍛えるのが、

幼少期からのトレーニングなのです。

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