自分で食べたい赤ちゃんのスプーンを使うトレーニングと遊び食べ


ちょっと親としては
寂しい気持ちもするものですが、

成長というのは、

ある意味子供が自分の力で
全てできるようになる事、

初めは全部、親が世話をして
あげなければいけなかったことが、

徐々に自分一人でできるように
なってきます。

それは寂しくもありますが、
やはり嬉しいことでしょう。

授乳の初めの頃は、

大人しくお母さんの
差し出すスプーンに

アーンとしていた赤ちゃんも、

満一才近くになると、

食べさせてもらう事を
拒否し始めます。

無理に口へ食物を
入れてやろうとすると、

首を横に振って
イヤイヤとしたり、

食物を吐き出す事もあります。

このとき子供が急に
わがままになったと、

悲しむ事はありません。

叱る必要もありません。

正常な発育のステップなのです。

このタイミングは
自分で食べたい赤ちゃんの
スプーンを使うトレーニング

を開始し始める時期です。

スポンサーリンク

自分で食べたい赤ちゃん

一歳の誕生日が過ぎた頃、

この時期から赤ちゃんは卒業で、

乳児から幼児へと発達します。

なかなか食べないのは、

もう満腹だったり、
食欲がないせいもありますが、

食べ初めの時から
イヤイヤをしたり、

便秘でもなく、

身体の調子も良く、

不快指数の高い暑苦しい日
でもないのに、

食べてさせてもらうのを
嫌がったら、

明らかに幼児は自分で
食べたがっているのです。

食事の途中でスプーンを与えると、

ある程度食欲が
満たされている時は、

スプーンを振り回したり、

テーブルを打ちつけたりして、

スプーンを食事の道具
としてではなく、

オモチャとして扱いますから、

次回の食事の最初から
スプーンを使わせるのが
良いでしょう。

まずお母さんがスプーンで
よそって食べる動作を
実演してあげます。

二、三回繰り返したら
お子さんにスプーンを
渡します。

この頃の子供は、

人まねが上手ですから、
格好だけはすぐ真似られます。

スプーンを使うトレーニング

ただし、初めのうちは
途中でスプーンが傾いて、

全部こぼしてしまったり、

せっかく口元まで
持っていっても、

すぐ飲み込む動作と
結びつかないものですから、

口の端からダラダラと
こぼしたりします。

これはやむを得ません。

食べ物で遊んではいけない、

という価値観が日本人には
どうしてもありますから、

こぼしたり、遊んだりすることを
修正しようとしてしまいますが、

この時期はまだうまく
できなくて当然なのです。

スプーンを使って食べるのは、

腕と手首と指の運動の、

微妙なバランスがとれない
とできないのですから、

未経験の赤ちゃんに最初から
上手くできるはずがありません。

お腹が空いている時に、

このトレーニングをやると、

子供は早く空腹を満たしたい
という欲求から、

一心不乱にスプーンで
食べようとします。

これが進歩を促すのです。

ここでお母さんが悩みとなるのが

自分で食べたい赤ちゃんの遊び食べです。

食べてお腹を満たすだけでなく、
食事を使って楽しく遊びたくなるのです。

食べ物で遊んでしまう子供

慣れてくればしっかりと
正しく食べることを習慣づけましょう

うまく食べれないとき、
スプーンを放り出して、

手づかみで食べようと
する時もあります。

これはピシリと叩いてでも
叱ってやらないと行けません。

子供は泣きべそをかきながら、
またトレーニングを始めます。

しっかりスプーンで
食べさせるようにしましょう。

一年三ヶ月くらいで

上手にスプーンを
使えるようになります。

ただし、お腹がいっぱい
になってくると、

いわゆる遊び食べをします。

食べるよりもスプーンで
遊び始めますから、

食事を片付けてしまいましょう。

食事に最中に、コップや
お皿がひっくり返ると、

幼児はこぼれた水や
お粥などをなで回して、

テーブル中をベタベタします。

幼児にとって、

手にべたべたとつく
触覚は大好きなものらしく、

放っておくと豆腐なども
わざわざ潰して、

ぐちゃぐちゃにします。

これに困ってしまう親は
たくさんいます。

遊び食べと脳のトレーニング

このイタズラは、

脳の観点だけで言えば、
悪いことではありません。

ただ食べるだけだと、
味覚と嗅覚しかありませんが、

遊び食べなら、それ以上に
五感が刺激されるわけですから、

少々大目に見ても良いのですが、

遊び食べの習慣がつくと、

食事の時間が無闇に長くなったり、

十分に食べないうちに
遊び始めたりして、

栄養が取れない危険もありますから、

一応辞めさせておいて、

後で代わりのベタベタ遊びを
させてやる方が良いでしょう。

指に絵の具を付けて、

紙を広げて思う存分
なすりつけさせてやります。

幼児は大喜びで、
新しい触覚を楽しみますが、

やがてそれに飽きて
新しい遊びへ進みます。

ドイツの哲学者カントは

「手は脳の出張所だ」

と言っています。

手を積極的に使わせる事、
指の触覚を鋭敏にする事は、

脳を発育させる大切な刺激です。

スプーンを使わせるのも、

ベタベタ遊びも、
その意味から必要なのです。

片手だけではなく、

両手を一度に使う訓練も大切です。

十二ヶ月頃なら、

両手の協同動作ができますから、

片手でスプーンを持ち、

片手で茶碗やコップを
持たせましょう。

もちろん食べることは
栄養摂取という大事な仕事ですが、

食べて遊んで脳を鍛えます。

徐々に食事のトレーニングを
開始していきましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>