赤ちゃんのバイバイの練習、表情、動作を真似する脳と学習効果


赤ちゃんを友達同士で
座らせていると、

ある一人の子が泣き出すと、
周りのみんなが泣き出すことがあります。

悲しいから泣く、
気持ち悪いから泣く、

というのが一般的な教科書的な
子供が泣く理由ですが、

実際にはそうではありません。

最初の子供はきっかけが
あったかもしれませんが、

他の子達はその泣いている子
を真似して泣いているのです。

七ヶ月を過ぎると、

赤ちゃんは周りの親しい人、
お母さんやお父さんの

簡単な動作を真似し始めます。

この人まねは、

最初、三ヶ月頃から始まりますが、

真似できるのは人の顔の表情、

つまり、笑ったり
泣いたりする表情だけです。

お母さんがをつき出して、
ひょっとこの顔を作ると、

赤ちゃんも、
唇を突き出します。

七ヶ月頃からは、

お母さんがバイバイと
片手を振ると、

赤ちゃんも真似して
片手を振ります。

こうやって人の脳は
成長していくのです。

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赤ちゃんはモノマネの天才?

けれども、これは

「バイバイ」(さようなら)

という言葉の意味を理解して
手を振っている訳ではなく、

単純に動作を真似するだけです。

バイバイの練習なのです。

しかし、動作を真似する
だけでも大変な進歩なのです。

眼でお母さんの手の動きを
確認して記憶し、

腕や手の筋肉に命令して、

同じ動作を再現する訳ですから、

非常に複雑な回路が
大脳の中に出来上がった
ことになるのです。

だからこそ文化が違えば
手のジェスチャーなど変わりますが、

動作と意味がやがて
結びつくようになります。

この回路作りをもっと
複雑で精巧な物にする為には、

お母さんの積極的強力が
必要なのです。

「バイバイ」の動作が
真似できたら、

今度はお母さんは
手を振らずに

「バイバイは?」

と言葉だけで聞いてやります。

赤ちゃんが動作を真似する理由

さて、赤ちゃんは
手を振るでしょうか?

最初は振りませんね。

ではもう一度

「バイバイ」

と手を振ってやって

また「バイバイは?」
と聞いてやります。

何回か練習を繰り返しているうちに、

赤ちゃんは「バイバイ」
という言葉を聞いただけで
手を振るようになります。

これはどういう意義が
あるのでしょうか。

赤ちゃんは単純に動作を
真似る事から

「バイバイ」という言葉が、

片手を振ると言う意味を持つ
ことを理解したのです。

見えない、聞こえない、喋れない、

三重苦のヘレン・ケラー女史は、

七歳ごろまで
家庭教師のサリヴァン先生が、

いくら手のひらに指で文字を
書いてやっても、

それが何かの意味を
持つ事が分かりませんでした。

何かくすぐったりイタズラ
くらいに感じていたのです。

ヘレンケラーの学習ステップ

しかし、ある暑い夏の日、

遊び回って汗びっしょり
になったヘレンを、

サリヴァン先生が
井戸端に連れて行って、

片手に冷たい水を
じゃあじゃあかけました。

気持ち良さそうにしている
ヘレンのもう一方の手のひらに、

サリヴァン先生は必死になって
「WATER」と指で書きました。

ヘレンは突然、

サリヴァン先生の指文字が、
たった今手に感じた、

冷たくて気持ちのいいものを
意味する事に気づきました。

人間の社会には言葉
というものがあり、

それが人間同士の
コミュニケーションに使われる
信号である事を理解したのです。

言葉の存在を知ってから、
ヘレンの知的世界は、

急速に開けていきました。

表情、動作を真似することは
脳への刺激となり

学習効果が高いものです。

あなたの赤ちゃんも今、

ヘレンケラーと同じ
体験をしているのです。

ただ、眼も耳の正常だから、
言葉の存在に気づく
という幸せを得たのです。

子供は親の姿を見ている…

「バイバイは?」

と聞いて手を振れる
ようになったら、

今度は

「パパはお出かけだから、
バイバイしましょうね」

と毎朝お父さんが出勤
するときに、

一緒に手を振ってやります。

そのうちに、

「パパがお出かけよ」

というだけで、

バイバイするようになります。

パパが出掛けるという言葉と
バイバイする事が結びつくのです。

こうして成長するのです。

これは単語だけの理解でなく、

文章を理解できるまでの
大脳のトレーニングが
進んだ事を意味します。

やがてバイバイだけでなく、

複雑な動作を真似させる事も大切です。

昔ながらの

「おつむテンテン」

も、色々なアクションが
組み合わさっていて、

しかもリズムカルで
捨てた物ではありません。

バイバイの練習など、

表情、動作を真似する学習を
しっかり積んであげましょう。

そして、

この機能はとても重要です。

赤ちゃんは、そもそも人間は

誰かのモノマネをする動物です。

そして一番身近な人、

つまり両親を真似するのです。

子供は親の背中を見て育ちます。

子供を立派に育てるためには、

自分が立派な生き方をしなければ
いけないわけです。

赤ちゃんの行動に意識するだけでなく、
自分の行動にも意識できれば、

子育てを通じてさらに
家族全員で成長できるでしょう。

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