赤ちゃんの色彩感覚の発達、赤、黄、青の原色のオモチャの刺激


美術館などに行くと、

繊細に色彩を使った絵があり、
その美しさに驚嘆することがあります。

自然にはたくさんの色がありますが、

人間の色彩感覚は本当に
無限大の可能性があるものです。

さて、

赤ちゃんは四ヶ月を過ぎると

色の区別が分かるようになります。

この時期は、

色彩感覚の基礎を育てる
大事なタイミングです。

色彩による刺激を積極的に
与えなければなりません。

勢いの良い親御さんは、

こうした話をすると、子供に
たくさんの色に触れさせようとします。

でもここで注意です。

何度もこのテーマで言っていますが、

バランスが重要なのです。

まだ赤ちゃんは色の認識が
発達過程なのです。

たくさんの色を見せると混乱します。

そのためには、

まず赤、黄、青の
三原色の刺激を与える事です。

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まずは基本からスタート

美しい色彩感覚を
育てようと意気込んで、

パステルカラーや
紫色などのシックな色を
見せても大きな効果はありません。

赤ちゃんはまだ中間色の
識別はできないのです。

色彩の基本である

赤、黄、青の三原色を

しっかりと記憶させる事が
まず大切です。

ピアノのお稽古をするなら、

まずドレミファソラシドの
基本音階を弾きこなせる
ようになってから

和音の弾き方を習うのと
同じようなものです。

スポーツでも、

走ったり、飛んだりと言う
基礎体力からスタートです。

どんな分野でも基礎をおろそかに
してはダメなのです。

では、三原色を記憶させるには、
どうしたら良いのでしょうか。

この頃の赤ちゃんは、

興味や関心のある対象から、

より多くの刺激を受け取る
ようになっています。

赤ちゃんがいちばん関心を
抱く対象はお母さんです。

お母さんが身につけているものを
三原色にすれば、

いちばん効果があります。

赤ちゃんの原色のオモチャの刺激

といっても、三原色の布地で
作った服などだけを着ている
訳にも行かないでしょう。

それなら三原色を
使ったエプロンを付ける
というのはどうでしょう。

これなら赤ちゃんに
接するときだけ、

手軽に付けられますし、
近所の眼も気になりません。

ただベッドで寝ている赤ちゃんは、

お母さんの腰から下はみえにくいので、

胸当てのついた三原色の
エプロンをするのが良いでしょう。

ベビーベッドのそばのカーテンも、

できれば、三原色を使ったものに
取り替えてあげましょう。

もちろん、真っ赤な
カーテンである必要はありません。

部分的に原色が使って
あればいいのです。

こうして視覚の刺激が
程よく与えられるのです。

中間色はまだ早い!

またベッドの上に
吊るしたモビールも、

赤、黄、青の三原色の紙を
万国旗のように下げてあげましょう。

五ヶ月頃からは、

オモチャに興味を
持ってきますから

これもできるだけ三原色に
塗り分けられたものを与えましょう。

乳幼児のオモチャは

赤、黄、青の三原色を
使ったものが多く見られます。

大人の眼には、

けばけばしく映るかも知れませんが、

五ヶ月ごとの赤ちゃんには、
ぴったりなのです。

大人の視点に合わせたものでなく、
子供の視点に合わせたもの、

これが選び方のポイントです。

まちがっても、中間色の
オモチャは与えないように、

中間色が分かり出すのは
6ヶ月頃からです。

赤ちゃんの視覚発達のメリット

子供を将来、画家にする
と言うわけでもないのに、

なぜ色彩感覚の
トレーニングが必要なのか?、、

と疑問に思う人もいるかもしれません。

赤ちゃんは、満一才のころまでは、

まず感覚、

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、皮膚覚

五感を司る脳の回路が
発達してきます。

これは、外の世界を
正しく感じ取る為のものです。

外部の世界を正しく
認識しなければ、

それに対する働きかけはできません。

体の運動も、知的活動
もできないのです。

視覚がしっかりしていなければ、

歩く事にも困難が
伴うのはその一例です。

またどんな仕事をするにしろ、

色彩感覚が優れていることで
有利になるのは間違いありません。

色彩感覚は自然から身につく

五感を大脳刺激の
第一次信号系と言いますが、

これが十分に発達して始めて、

言葉という人間にしかない
第二次信号系が発達するのです。

赤ちゃんが意味のある
言葉を喋り始めるのは
満一才の前後からですが、

五感の発達が遅れた子は、
言語の発達も遅れてしまいます。

日本人の子供は、

知能テストをすると、

平均して他の国々の子供より
高い成績を取ると言います。

これも、豊かで変化のある自然の、
四季の移り変わりにつれて変化して行く、

微妙でバラエティに富んだ
色彩に取り囲まれて
育つためではないか、

と言われています。

やはり自然の色が一番偉大です。

自然に積極的に触れさせてあげる、

これは脳のトレーニングになります。

今の日本の子供はさらに、

単調な自然の中の子供より、

豊かな刺激を受けている
ことは確かです。

そんな素晴らしい環境を
さらに促進する為に、

赤、黄、青の原色のオモチャの
刺激を与えてあげて、

しっかりと色彩トレーニングを
してあげましょう。

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