赤ちゃんの追視反応と視力の発達、効果的な視覚トレーニング

赤ちゃんの追視反応と視力の発達、効果的な視覚トレーニング
今回のテーマは、

赤ちゃんの追視反応と視力の
発達、効果的な視覚トレーニング

について紹介します。

産まれたときは、

明るさ暗さくらいしか
分からなかった赤ちゃんも、

一ヶ月くらい経つと
ものを見る力が出てきます。

興味を引くもの、

例えばお母さんの
顔をじっと見つめる、

凝視反応がそれです。

この反応が出始めたら、

視覚を積極的に
トレーニングして、

発育を促す事が必要です。

普通の大きさの懐中電灯
或はペンライトを用意してください。

レンズの部分を薄い
赤い布で覆ってください。

布で覆うのは、

まぶしい光線が直接、

赤ちゃんの眼に入らない
ようにする為です。

布を赤い色にするのは、

この頃の赤ちゃんは、

赤い色がいちばん
よく見えるからです。

スポンサーリンク

赤ちゃんの視力の特徴

懐中電灯を赤ちゃんの
顔の正面、

25センチくらいに近づけて
点灯してあげます。

光を赤ちゃんが見つめたら、

今度は横方向に
ゆっくりと動かしてやります。

顔の中心から、左右の
外側へ動かしてあげます。

赤ちゃんの眼が、

光の動きについてくるようなら、

追視反応が生まれはじめ
ている現れです。

興味のあるものを
じっと見つめる、

これは強い光が当たると
瞳孔が小さくなる原始的な
反射と違って、

大脳が視覚をコントロール
しだしたことです。

追視反応が始まったのは、

眼を動かす筋肉(動眼筋)も、

大脳でコントロールできる
ようになったからです。

赤ちゃんの追視反応の特徴

動眼筋は、水平方向の
動きを司るものがまず
発達します。

垂直(たて)方向に眼を
動かす筋肉はそれよりも遅れます。

だからまず水平に
外側へ電灯の光を動かし、

それに赤ちゃんの眼が十分
ついてこられるようになったら、

今度は外側から内側への
追視をトレーニングします。

水平方向の動きを
スタートして始めて、

次は垂直方向への
動きのトレーニングを
始めたら良いでしょう。

それが十分にできるようになれば、

斜めの追視の運動訓練を始めます。

このトレーニングは、

一日一回続けてやれば、
追視が一ヶ月くらい早くなります。

赤ちゃんの視覚トレーニングの注意点

しかし注意して欲しいのが、

決して焦らないという事です。

追視ができないようなら、

赤ちゃんの大脳はまだそこまで
発育していないのだと思い、

2、3日休んで、
また始めるようにしてください。

もう一つ注意したいのは、

このごろの赤ちゃんは
おしなべて内斜視(瞳が
内側に寄っている)

であることです。

これは追視が始まれば、
間もなく治ります。

「やぶにらみになるのでは」

と心配する必要はありません。

赤ちゃんの追視反応と視力の発達

赤ちゃんの視力の発育は、

ゆっくりしたもので、

3歳でやっと1.0になり、
ほぼ大人並みになります。

そのステップは次の通りです。

3ヶ月:0.01~0.02
6ヶ月:0.04~0.08
一年:0.20~0.25
一年六ヶ月:0.40
二年:0.5~0.6
三年:1.0以上が71.2%

追視ができるようになるのは、

早い子で生後一ヶ月足らず、
遅い子でも二ヶ月くらいです。

外側から内側への追試は、

この段階では、正中線
(両目の真ん中、鼻を貫く線)
までで、

正中線を越えて追視ができるのは、

早い子で生後一ヶ月半、
遅い子で3月近くです。

また180度追視が
できるようになるのは、

早い子で三ヶ月、
遅い子で四ヶ月です。

はっきり見える距離も、

生後二ヶ月では
50センチくらいまで、

ハイハイを始める八が月頃でも
二メートルくらいしかありません。

だから、発達のステップに応じた

組織的で効果的な
視覚トレーニングが
必要なのです。

赤い布をかぶせた
懐中電灯によるトレーニングも、
その一つなのです。

ぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>