資産運用の手段としての金融商品の代表的な5つの種類と特徴


今回のテーマは、

資産運用の手段としての金融商品
の代表的な5つの種類と特徴

について紹介します。

夕食のための買い物として
スーパーマーケットに
行って何を買うか?

それはあなたの料理の腕前と、
本日の献立によるでしょうが、

金融の世界でもまずは
何を買うかその商品の特徴を知る
ことから始めないといけません。

「マンガと英語でみるみる
わかる!儲かる世界経済」

(扶桑社ワールド・エコノミー
取材班、編、扶桑社)

という興味深い本があります。

この本では、

世の中のお金の流れを海に、

金融商品を海に浮かぶ島に
例えて説明しています。

とても分かりやすいたとえ
だと思ったので、

私なりに解釈を加え
金融商品の特徴について
紹介して行きましょう。

私たちの使っているお金は、

世界中を駆け巡り、
海の水のように流れています。

ものを作るために材料を買ったり、
その作られた品物を買ったりして、

人から人へ、あるいは
企業から企業へと

お金は流れて行くのです。

その流れの中であなたは
プレイヤーとしてどう振る舞うか?

戦略を立てないといけません。

お金の海には、

「株」「債券」「不動産」
「商品」「為替」

という5つの島(市場)があり、

「株」「債券」「不動産」「商品」

の四つの島は、

それぞれの国に属しています。

国と国とを行き来する為には、

「為替」の島を通らなければ
ならないルールになっています。

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資産運用の手段としての金融商品

その5つの島の
天候は日々変化しています。

我々の住む現実の世界と同じように、

それぞれの島には特徴が
違っているわけです。

ある島は暖かい気候に恵まれ、
多くの作物が実っています。

そう言う島はお金が多く流れ着き、

景気が良くなって行きます。

一方で、寒さや暴風雨ばかりの
悪天候の島もあります。

そう言う島からは
どんどんお金が逃げて行き、

景気も悪くなり、

島の価値もどんどん
下がって行くのです。

世界中のお金は、

天気のよい島を探して、
それぞれの島を航海しています。

例えば、

株価が上がっているということは、

世界中のお金が、株の島が
天気が良くなると思って、

みんなそこに集まってくるからです。

一方で、
下がっているということは、

今後天気が悪くなると
みんなが思っているから、

お金がどんどん流れて行き、
価値が下がって行くのです。

金融商品の代表的な5つの種類

将来の島の天気をぴたりと
当てる事は難しいのですが、

知識や経験、そして
お金の教養を高める事によって

ある程度予測をする事は
出来るようになっていきます。

資産運用と聞くと

とても難しく感じてしまいますが、

この大きな5つの島を知り、

世界中のお金がどこの島に
たどり着いているかを

先に探す事が出来れば、

資産は増えて行くのです。

資産運用とはシンプルに言えば、

将来の島の天気を予測し、

天気のよい「お金の島」を
探しめぐる事なのです。

では具体的に5つの島には

どのような金融商品が
あるのか見てみましょう。

私たちが金融商品と聞いて、

すぐに思いつくのが、
投資信託や株だと思いますが、

代表的なものを挙げると、
以下のようなものがあります。

1.株の島…株式、投資信託など

2.債券の島…国債、地方債など

3.不動産の島…土地、建物など

4.商品の島…金、大豆など

5.為替の島…円、ドルなど

それではもう少し、それぞれの
商品の概要について見て行きましょう。

資産運用の手段としての株の特徴

1.会社の所有者の一人になる

まずは「株」です。

これは会社に投資する種類の
金融商品です。

「この企業がこれから
成長しそうだなあ」

と思ったら、

その会社が発行している
株券を買うのが株式投資です。

株券を買うという事は、

その会社の権利の一部を買う

ということ、つまり、
その会社の所有者(オーナー)の
一人になるということで、

会社の利益が出たら

その利益の分け前を配当
というかたちでもらいます。

また株券自体の価値が
上がったり下がったりするので、

それを売買することでも
利益を出すことができます。

株価が上がれば得をしますし、
下がれば損をする

という特徴があります。

お金を貸す訳ではないので、

投資したお金(元本)
の保証はありません。

会社が潰れれば、その株券の
価値もゼロ円になるわけです。

なお、投資信託は色々な株を
みんなで買う仕組みなので、

株の種類の島に入るでしょう。

基本的に、

会社の業績が良くなれば
株価は上がりますが、

株という島そのものの
天気が悪いときには、

会社の業績に関係なく
下がったりもしますので、

世界中の経済の動き
見る事も大切です。

また、株の島は天候が激しい
(株価が変動しやすい)
のが特徴です。

なお、日本国内の株の島の
市場規模は、

577兆円(2007年1月)

となっています。

資産運用の手段としての国債の特徴

2.お金を貸して金利を受け取る

「債券」というのは株とは違い、

他人にお金を貸して
金利を得る商品です。

分かりやすく言えば
借用書のようなものです。

代表的な債券の種類は、

国が発行する借用書である
「国債」で、

私たちの金を貸してあげる代わり、

毎年決まった金利を
受け取る事が出来ます。

社債という、会社が出す
債権も存在します。

株と違って期日まで
持っていれば、

基本的に元本割れを
することがないので、

安全性が高い商品です。

そのため、世界経済が
悪天候になっているときには、

多くのお金が債券に
流れてくる傾向があるという
特徴があります。

日本国内での債券の島の
市場規模は大きく、

836兆円(2007年1月)

となっています。

このうち約8割が国債で
占められており、

国債の市場規模が
大きいという事は、

それだけ国の借金が
大きいという事でもあります。

資産運用の手段としての不動産の特徴

3.土地や建物を売買する

「不動産」取引が
扱う対象は土地や建物です。

不動産で資産運用するには
2つのパターンがあります。

一つは、

土地や建物を買って、
値上がりしたときに売る事で
値上がり益を得るパターン、

もう一つは、

自分の持っている家を
他人に貸して、

大家さんになって
家賃収入を得るパターンです。

バブル期には土地の売買を
頻繁に行って

利益を出すやり方が
中心でしたが、

土地は経済の発展とともに
値上がりする傾向にあり、

安く買って高く売れば
莫大な利益を得る事が出来ますが、

土地の価格が上がるかどうかを
予測するのは難しい

という特徴があります。

そこで最近では、
コツコツと家賃収入で儲ける
やり方も注目されています。

また土地そのものは
値段が高いので、

ローンを組んで借金で
購入することが多いです。

だからこそこの辺りの
さじ加減を間違えてしまえば、

借金で首が回らなくなる可能性もあります。

資産運用の手段としての商品取引の特徴

4.石油などの商品に投資する

「商品取引」とは、

金やプラチナ、鉄や銅
などという金額、

大豆やコーヒーや
トウモロコシなどの食料、

さらに石油やゴムなどの
原材料まで、

様々なものを売買する
「商品取引」のことを
言います。

これらの商品を取引する場合、

基本的には商品の将来の
価格を予想する

「先物取引」が
主となります。

最近では株と同様に、

インターネットで
簡単に売買できるように
なりました。

自然環境などの影響を
受けやすく、

予測も難しく、値段の
乱高下が激しい特徴があり、

また自己資金の何十倍もの
運用が出来るため、

危険な金融商品の
種類というイメージがありますが、

知識を持って上手く
活用できるならば、

有利な運用手段になるでしょう。

ただし、商品自体は金利を
有無出さないわけですから、

配当や家賃収入のような
形の報酬はありません。

資産運用の手段としての為替の特徴

5.他の国の島に行くときに必要

最後の種類が「為替」です。

他国の島の商品を買うには、

日本のお金を他国の
お金に両替しなければなりません。

そのときに、

円が人気であれば円高になり、
人気が落ちれば円安となり、

通貨の交換比は日々変動し、

これを利用して利益を出そう
とするのが為替取引の特徴です。

例えば、

1ドル100円の円高時に
100万円分のドルを買うと、

1万ドルが手に入ります。

そして1ドル120円に
なったときにドルを手放せば、

120万円手に入ります。

つまり100万円だった
元手が120万円に
膨らんだという事です。

この他、外貨預金や
FX(外国為替証拠金取引)
など、

為替取引そのものを目的
とする商品がたくさん存在し、

低い金利の通貨で
高い金利の通貨を買って、

金利差の分だけ利息を受け取る
と言う方法もあります。

以上、資産運用の手段としての
金融商品の代表的な5つの
種類と特徴をまずは理解しましょう。

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