無知が最大のリスク、投資をするリスクと投資をしないリスク


「無知は罪なり、知は空虚なり、
英知持つもの英雄なり」

という言葉は有名な哲学者
であるソクラテスの言葉です。

資産運用や投資についての

本当のリスクについて
考えた事はあるでしょうか?

投資におけるリスク、

それは、株でも不動産でも、
世界情勢でも景気でもありません。

詐欺師でも、偽情報でもなく

その本質は、投資をする本人、

つまり自分自身にある

と私は考えています。

もっと言えば無知がリスクなのです。

知らないこと、知ろうとしないこと、

これが一番危険なのです。

投資をする、投資をしないという以前に、

投資をするあなた自身を
知ることが一番大事なのです。

投資が危険だと言いますが、

それはお金を投資する
スキルがないのが原因であって、

そのスキルがある人にとっては、
投資は危険な行為ではありません。

投資をするリスクの問題と本質

例えば、

私たちが時速200kmで車を
運転する事は、

命を落とす可能性が高い、
とても危険な行為です。

しかし、F1レーサーは、レースで
300km以上を出していますが、

プロとしての技術があるので、

それほど危険な行為とは言えません。

車を200kmで運転するスキルや
経験がない人が危険なのであって、

それをコントロールできる人、

そしてトラブルがあったときに
正しく対処できる人にとっては
危険な行為ではないのです。

そしてもちろん、

50kmで走ろうと
300kmで走ろうとも、

事故を完全に避けることはできません。

投資についても、
基本的には同じだと思います。

投資をするのがリスクなのではなく、

お金を運用するスキルのない人が
リスクなのであって、

投資自体がリスクなのではないのです。

闇雲に動けば良いわけではないですが、

動かないでジッとしていることが
最大のリスクになることがあります。

無知が最大のリスク

もう一つ分かりやすい例があります。

よく「分散投資でリスク回避」
という言葉を投資の世界では聞きますが、

「卵は1つのカゴに盛るな!」

という格言が確かにあります。

しかしここで、

ウォーレンバフェットさんという

2007年に世界一の資産家となった
アメリカの著名な株式投資家がいます。

このバフェットさんが行う株式投資と、
ギャンブル好きの人が行う株式投資では、

どちらがリスクがあると思うでしょうか?

ちなみにバフェットさんは絞られた1つの
会社に、数億ドルという規模のお金を
一気に投資することで有名です。

分散投資の真逆を行く投資法です。

見る人から見れば、

ルーレットの一点に巨額の
資金を置くということ、

狂気のようなギャンブルの
ように見えるでしょう。

しかし、バフェットさんは膨大な知識の
裏付けの元、信念を持ってそこに投資します。

行っている事は、まったく同じ株式投資です。

でもギャンブル好きの人が行う株式投資は、

投資ではなくギャンブル
(=投機)になるのです。

無知な人が直感に頼れば
お金は全て消えるでしょう。

一方で、バフェットさんが行う株式投資は、
しっかりその会社や市場の事を調べ、
経営者を知り、投資を行うので、

堅実な資産運用となるのです。

そしてバフェットさんは
世界有数のお金持ちになりました。

投資をしないリスクの問題点

ここでさらに「リスク」について
もう少し考えてみたいと思います。

資産運用や投資と言うと、
労働に過大な価値観を持つ人は、

「お金儲けしたい、
お金に汚い人がやる事」

と言ったイメージが
あるかもしれません。

お金とは汗水たらして
手に入るから美しいのであって、

汗もかかずに手に入れたお金なんて汚い、

という考え方です。

だから投資をしないという
選択をする人がいます。

もちろん、社会のために
汗を流して働く事の価値は、
いつの時代も変わりません。

人は労働をし生産することで、
社会に貢献できるわけです。

しかし、これからの時代は、

「投資をするリスク」

よりも

「投資をしないリスク」

の方が圧倒的に大きくなる時代です。

お金の働かせ方を知っておいた
方が良いと私は考えています。

投資をする、投資をしない人の違い

投資というのは頭に汗をかく行為です。

そして社会に貢献できる
素晴らしい行為でもあります。

そして投資をしないままだと
個人の人生に大きなリスクを生みます。

投資をせずにお金に
働かせないという事は

収入源が給与などの労働収入のみに
絞られる事を意味します。

ちょうど、崖の上から1本のロープに
ぶら下がっているような状態です。

収入が多い人は、それだけ
ロープも太いという事です。

が、どれだけ太くてもたった
一本のロープが切られたら、、

このときに、

もしも会社が倒産したり、リストラ
されてしまったらどうなうでしょうか?

一本しかないロープが切れたら、

もう真っ逆さまに落ちるしかありません。

これはロープ(収入)

が太くても、細くても同じ事です。

しかし、ここに投資と言う

「もう一つの収入源」

を作っておけば、

それが命綱となってくれます。

労働収入だけと言う投資をしない
リスクは大きなものになるのです。

貯金だけが安全とは言えない

或は、

「貯金こそが命綱だ」

という意見もあるでしょう。

もちろん貯金は大切です。

しかし貯金というのは資産運用
のうちの手段のたった一つ、

それが常に有効とは限りません。

例えば、
60歳で定年退職となったとして

残りの人生は貯金を食いつぶし
ながら年金暮らしをして行く。。

というのは、

かなり恐ろしい話しだと思います。

少しずつ減って行くというのは
心の平安が保たれません。

まずそもそも人間は、

自分が80歳まで生きる
のか100歳まで生きるのか、

まるで想像がつきません。

例えば、

厚生労働省が発表している

「完全生命表(2011年)」

によると、

60歳男性の平均余命は
22.70年となっており、

60歳を超えた男性は平均82歳まで、

つまり22年間も生きる事になります。

現在20代から30代くらいの人は、
医療の進歩もあって100歳くらい
まで生きるのかもしれません。

そうなれば、

金融資産からの収入がない人は、
不安でしょうがない人生となります。

投資をしないリスクはさらに
高まる危険性があります。

老後のお金のリスク

もちろん貯金が悪とは言いません。

ただし、貯金が常に正しいとは
言い切れないのです。

また、財団法人生命保険文化
センターの調査によると、

老後に夫婦二人が暮らして行くのに

最低限必要な生活費は1ヶ月
22.3万円で年間267万円。

ゆとりある生活のために必要な生活費は

1ヶ月36.6万円で年間439万円

と言う調査結果が出ています。

(2011年度「生活保障に関する調査」による)

ゆとりある老後を暮らしたいのであれば、
年間439万円必要ですが、

収入を年金だけに頼っていると、

厚生年金の平均受給額である年額
202万円との差額分237万円が

毎年出て行ってしまう計算になるのです。

さらに年金は将来破綻するリスクもあります。

実際にそうなった時、政府に
文句を言っても遅いのです。

やるべき準備をしている人はいるのです。

悲惨な事件が起きてから無知であるが
故の後悔をしては遅いのです。

無知というリスクを回避しよう

pre
平均余命の通り82歳まで生きた場合、

必要なお金は

「×22年」で5214万円です。

100歳だと「×40年」で
9480万円です。

年金支給額が年々減ってきたり、

医療費負担増などもあり、

ゆとりある老後のためには実際には
もっと必要になってくるでしょう。

貯金と年金だけで暮らすなら

1億円必要になるというのも、
決して大袈裟な数字ではないのです。

こうして数字にして考えてみると、

1億円の貯金が出来ないなら

「お金を働かせないリスク」

がいかに大きなものであるか
理解してもらえるでしょう。

投資をするリスクだけでなく
投資をしないリスクもあるのですから、

まず私たちがしなければ行けないのは
無知が最大のリスクを避ける為に

お金の教養を身につける事です。

もう少し言えば、、

冒頭のソクラテスはさらに
「無知の知」を説いたことは有名です。

「賢い者ほど、無知で
あることを自覚すべき」

ということ。

私たちは学ぶべきことは
たくさんあるのです。

学びに終わりはありません。

「俺は知っている」と
傲慢になり学びを止めるのも、

愚か者の一人なのです。

まずはできることから
しっかりと学んでいきましょう。

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