家計の賃借対照表の役割と作り方、資産と負債の財務状況の把握

家計の賃借対照表の役割と作り方、資産と負債の財務状況の把握
今回のテーマは、

家計の賃借対照表の役割と作り方、
資産と負債の財務状況の把握

について紹介します。

社会に出れば学校の先生から
与えられる成績表はもらえません。

だから自分で自分の
資産の通信簿を作って、

自分でしっかりと判断し計画
をしなければ行けないのです。

ここで、私たち自身の

資産と借金(負債)、

そして純資産(資本)に
正しく把握するために

「賃借対照表」

について紹介します。

以前小さなお金の扱い方
というテーマでは、

お金の流れを管理し、

お金の生活習慣病を防ぐ
ための家計簿の役目をする

損益計算書

を作りました。

損益計算書の役割、

これは、日々の
お金の流れを把握し、

収入以上に使いすぎて
いないかを見たり、

何にいくら使ったかを
毎月キチンと把握するために、

月一回作成する表でした。

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家計の賃借対照表の役割と特徴

お金を管理する上で
もう一つ重要なのが

「賃借対照表」です。

これは、自分自身が
持っている資産、

抱えている借金(負債)、

そして資産から借金を
引いた純資産の額など、

あなたの財務状況を
全て明らかにする表なのです。

一般の家計においては、

純資産よりも日々のお金の流れ
の方がもちろん重要でしょう。

なので賃借対照表は毎月
作る必要はありませんが、

最低でも年に一回、

そして可能であれば
3ヶ月に一度は

作成する事をオススメします。

この習慣を持つことこそが

将来のあなたの資産形成の基盤に
なることは言うまでもありません。

ではこの賃借対照表の
役割と作り方を見てみましょう。

賃借対照表と資産と負債

企業の会計では一般に
バランスシートと呼び、

資産などを管理している表ですが、

個人の家計にもとても
重要な役割を示します。

まず将来5000万円の
資産を持ってリタイヤしたい、

という目標があったとします。

でもその5000万円は
貯金として持っているのか、

それとも不動産の資産
として持っているのか、

それとも株なのかは、

現時点では分かりません。

そして前回の自動車購入の際の、
純資産の話しにもありましたが、

資産の額に対して
借金はいくらあるのかも、

「5000万円の
資産を持ちたい」

という目標からは分かりません。

5000万円のマイホームを
三十年ローンで購入し、

「これで俺にも資産ができた」

と威張っている人もいますが、

残念ながらローンをしている時点で、

厳密に言えばその家は
あなたのものではなく、

銀行の所有物だからです。

資産と負債の財務状況の把握

もし5000万円の資産を
持ってリタイヤしたいと言ったら、

持っている資産の総額から
借金を引いた、

純資産が5000万円に
なる事を指すと考えましょう。

資産=
持っている資産の総額

負債=
一般的に借金の額

純資産=
資産から借金を引いた、
本来持っている純資産額、

会計上は資本と言う

この賃借対照表は、

会計で学ぶとても
難しく感じますが、

家計で使う財務状況を把握する
ための作り方であれば、

シンプルな計算式で十分です。

資産ー借金=純資産

というシンプルな計算式です。

ただし注意すべき点が
三つあります。

一つ目は、

資産は、計算するその時点での
価値(=時価)を数値化する事

二つ目は、

借金は、返さなくては
いけない額全てを乗せる事

三つ目は、

見えない資産も見つけ出す事、
例えば年金、保険、財形貯蓄などです。

家計の賃借対照表の資産の把握

この三つを踏まえた上で、

自分自身の賃借対照表を
作ってみましょう。

まずは資産からです。

・現金
・預金
・株、投資信託、債券、MRF
・投資用不動産
・年金、保険、保険積立金、財形貯蓄
・マイホーム
・自動車
・その他

一般的に資産はこの
8項目に分類可能です。

特に注意すべき点は、

株や不動産、そして車両などは
現在売却していくらで売れるか、

という価格を把握するという事です。

この価格は、同等の
不動産を見つけて調べるか、

近隣の不動産屋に
ヒアリングする事で、

ある程度正確な価値が
分かります。

株価は毎日変動するものですから、

その記録の瞬間の価値
と言うわけですが、

それで構いません。

もちろん多少の誤差は
ここでは気にしなくてもいいです。

そして、年金、保険、
財形貯蓄などは、

解約した際に現金化できる
額を入れましょう。

その他は、シンプルに
通帳残高などを記載するだけで、

資産の部は作成できます。

資産の財務状況の把握は
いわばプラスの面の役割です。

家計の賃借対照表の負債の把握

次に、借金の部の把握です。

住宅ローン、自動車ローン、

その他、返さなくては
いけない借金など、

全て把握して、

現在いくら残っているかを
把握しましょう。

金融機関からローンを
組んでいる場合には、

必ず明細がありますので、

それを見て正確に把握しましょう。

誰に見せるわけでもなく
自分のために記録するのですから、

誤魔化すことなく自分の
借金を正確に計算してください。

負債の財務状況の把握
つまりマイナス面も
目をそらさずに直視しましょう。

こうして賃借対照表は作ります。

ただし、この家計の
賃借対照表の作り方でも

損益計算書を
作った際と同じく、

1円単位まで把握する
必要はありません。

1万円未満は四捨五入して
万円単位で把握すれば十分です。

そして、資産から借金を
引いた額、

それが自分自身の
「純資産」となるのです。

この額次第でいわゆる
「資産家」となるわけですが、

プラスであればもちろん
十分合格点であり、

この資産を毎年減らさずに
増やすことさえできれば、

あなたは資産家の道へ
まっしぐらに進んでいるわけです。

これがある種あなたの家計の
お金の成績表となるのです。

健全な成績を取れるよう
しっかりと知恵を磨いていき、

お金を稼いで守り、増やしていきましょう。

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