ロンドンからモナコの社交場へお金持ち、富裕層の移動パターン


今回のテーマは、

ロンドンからモナコの社交場へ
お金持ち、富裕層の移動パターン

について紹介します。

前回までスーパークラスの
お金持ちたちの移動パターンを
紹介してきましたが、

こうして見ると、

世界の富裕層のスケジュール
というのは、

ビジネスで殺人的に
忙しい人間を除いて、

仕事と社交(パーティ)
エンターテイメントが

セットになっているのが
分かるでしょう。

彼らはよほどの事がない限り、

自由にスケジュールが
組める訳ですから、

世界中にある興味深い、
イベントに合わせて自身の
スケジュールを組む訳です。

またこうしたイベントも
いかに富裕層を誘致できるかが

成否を分けるポイントにもなります。

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お金持ちの社交場は世界にある

また、仕事の打ち合わせも、

こうしたイベントに
合わせてやる例も多いのです。

しかも、今やネットを使えば、

世界中のどこにいても
リアルタイムで誰とでも
コミュニケーションできるので、

彼らが地球上のどこか
一点にずっといると言う事は
考えられません。

彼らは四六時中
移動しているのです。

仕事をしながらイベントを楽しみ
社交場で情報交換をする

そうして移動しているのが
富裕層のパターンの特徴ですが、

しかし、そうした中で

再び彼らが大勢集まる
大イベントがあります。

1月のスイスから始まる
「ハイライフ・カレンダー」
の前半のハイライトは、

ロンドンとモナコです。

イギリス、ロンドンの上流階級と富裕層

ちなみにオールドリッチも多い
ロンドンは富裕層の伝統の
ような国です。

イギリスにマナーハウス
(manor house)

と呼ばれる場所がありますが、

かつてイギリスの領主たちが
ゲストをもてなす為に作った
施設を一般開放した施設です。

昔の領主たちはマナーハウスに
何十人、何百人という使用人を雇い、

ロイヤルファミリーや貴族を
招いてパティーをしたり、
狩りをしながら暮らしていました。

今ではホテルとして改装され、

泊まり客を当時の貴族や
ロイヤルファミリーのように扱って
サービスを提供してくれます。

ここ宿泊すれば上流階級や
富裕層の暮らしを垣間みれるでしょう。

またイギリスのボーディングスクールは
ハロー校とイートン校が有名で、

イギリス歴代首相の
27人がハロー校出身、

イートン校はイギリス王室の
ウィリアム王子やヘンリー王子
の母校です。

ここを卒業してオックスフォード大学
またはケンブリッジ大学に行くのが

イギリス上流階級の
定番コースになっています。

富裕層の5月の社交場はロンドン

さて4月まで、世界の
どこかで過ごしていた
スーパーリッチたちは、

5月末になると、

ロンドンのチェルシー
で行われる

チェルシー・フラワー・ショー
にやってきます。

これは世界最大の
ガーデニング展で、

その華やかさは世界で
比肩するものがないと言われ、

チケットはいつも入手困難です。

実は、このガーデニング展で
史上初、

2006年から2008年の
三年連続で

ゴールドメダル受賞の
快挙を達成したのが、

日本人の庭師、石原和幸さんです。

石原さんは、

世界に富裕層の間では
特に有名で、

世界中で引く手数多になっています。

こした世界の富裕層向けに
ビジネス展開をするのも、

これからの時代賢いやり方
と言えるのではないでしょうか。

特にエンターテイメントやアート
心の充足感を与えるものは
需要があるでしょう。

彼らは生きるため食べるため
に仕事をしている訳ではありません。

生活の為に必要なものより
生活の質を高めるものに
お金をかけるのであり、

良いものにはお金をいくらでも
かける訳です。

6月のイギリスは、

ロイヤルアスコットレースと言う
競馬も開催され、

これも富裕層が集まるイベントです。

そうしてロンドン
滞在が終わると、

スーパーリッチたちは
すぐに南フランスに移動します。

ロンドンからモナコへ富裕層の移動パターン

チェルシー・フラワー・ショー
に引き続いて、

モナコでF1グランプリ
があるからです。

また、この時期はカンヌ
映画祭も行われていて、

この時期の南フランスには、

世界中からオールドリッチ、
ニューリッチ、

それに一般層までが
押し掛けて、

空前の活況を呈すのです。

このモナコには、

ウォーキングで有名になった
デューク更家さんが

在住しているのはよく
知られています。

もちろんデュークさん以外でも、

日本人の居住者は多く、

当然のように日本の
お金持ち、富裕層も何人か
邸宅を所有しています。

世界一お金持ちが住みやすい国

今でこそ富裕層の集まる国
としてモナコは有名ですが、

以前は決して豊かな国ではなかったのです。

国策として世界中の富裕層を
誘致して国民も豊かになったのです。

人口約3万人の小さい国、

日本から言えば街レベルの国ですが、

この小さな街に警察官が
実は500人以上います。

これは人口比にすると
64人に1人が警察官と言う
割合になります。

(ちなみに日本では
560人に警察官一人の割合)

さらに街の至る所に
ビデオカメラが設置されており、

犯罪が起きれば3分足らずで
国境が遮断されるという徹底ぶりです。

つまり、この国では
どれだけ高価な宝石を身に着けて
歩いても大丈夫なのです。

世界一治安が良い国
と言ってもいいでしょう。

つまり富裕層のニーズ
満たすべく国を挙げて

セキュリティを高めており、

お金持ちが安心して暮らせる
国になっているのです。

モナコがお金持ちになった理由

もちろん税金が非常に低い
と言う点も人気の理由でしょう。

税金が安かろうが、多くの
お金持ちがきた多くのお金を
国内で落としてくれたほうが、

結果的には税金を上回る
収入が国にもたらされ、

国民の生活レベルも上がるのです。

だからこそモナコではホテルや
レストランの従業員の給料も高く、

国民の収入も高い訳です。

税金システム、セキュリティ、
エンターテイメント、ショッピング

ホテルやレストラン、コンシェルジュサービス
医療にアンチエイジング施設

など、モナコにはこうした
富裕層が喜ぶものがしっかりと
整っているのです。

レーニエ大公が即位する前まで
モナコはそれほど富裕層大国
とは言え無かったのですが、

しっかりとインフラとサービスを
整えることで富裕層を誘致してきた訳です。

富裕層を戦略的に呼び込む力

こうした戦略は日本も
見習う所が多いのではないでしょうか。

モナコのレーニエ大公が
ハリウッド女優のグレースケリー
と結婚すると、

世界中のそして特にアメリカの
お金持ちがモナコに殺到し、

一気に注目を浴びました。

ケリーさんの懐妊に
レーニエ大公が

エルメスのバッグをプレゼントし、

「ケリーバッグ」が
全世界の女性の憧れの
アイコンとなりました。

こうして富が流れ込んできた訳です。

もしこれが綿密に練られた
マーケティング戦略だったとしたら、

沖縄タックスヘイブン計画や
カジノ構想が出ては消える
日本の富裕層招致は

まったくと言っていいほど
うまく行っていないように見えますが、

このままでは
グローバル競争社会で

ますます格差が開く
可能性も否定できません。

いずれにせよ、

F1グランプリが
開催される週にモナコに行くなら

少なくとも半年前に
ホテルを予約する事は

富裕層の常識です。

ただし

「オテル・ド・パリ」

となれば、

1年前でも無理とされています。

ここのレストラン
「サル・オンピール」は

レース観戦しながら
食事ができるので、

F1の週は世界中の
お金持ちたちでテーブルは
埋め尽くされてしまうからです。

こうして、

ロンドンからモナコの社交場へ

富裕層向けインフラが整う場所に向かい
お金持ち、富裕層の移動パターン
は作られて行くのです。

次回もこうした富裕層向けイベント
がどこでどう行われて行くか
じっくり見て行くことにしましょう。

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