富裕層、お金持ちの社会的傾向と1%と99%の富の意味と意義

富裕層、お金持ちの社会的傾向と1%と99%の富の意味と意義
今回のテーマは、

富裕層、お金持ちの社会的傾向と
1%と99%の富の意味と意義

について紹介します。

お金持ちになると、

高給ブランド品を身につけ、
パーティー三昧、

高級腕時計、ファッションブランド
外車を買う事を躊躇せず、

そして豪邸を建て、
さらに別荘を持ち、

秘密の愛人を作る、、

そしてヨットの中で
スキンシップをとる。。

このような生活を送るものと、

私たちは一般人は勝手な
イメージで考えています。

確かにこのようなお金持ちは
存在しますが、

現代では実は少数はというのは、
これまで紹介してきた通りです。

私はただお金を持っているだけの人を
「富裕層」ともてはやし、

その羨望を煽る日本の
マスコミの文化が嫌いです。

お金持ちに「なる」事、そして
お金持ちで「いる」事は、

大きな責任があるわけで、

そう言う意味ではメリット
だけでなくデメリットもあります。

それを羨望や嫉妬の対象として
消費されるだけでは

社会的な意義がないわけです。

ここで1%と99%の
富の割合が分かれる事には

社会的な意味や意義があるでしょう。

それを考えて行きましょう。

まず紹介したいのが
1961年に発行された、

富裕層研究の古典
として知られる

ソースティン・ヴェブレンの
『有閑階級の理論』では、

お金持ちを「顕示的消費」
をする人と規定しています。

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富裕層、お金持ちの存在する意味と意義

「顕示的消費」とは、

「自分はお金持ち」

という事を世間に
見せびらかすために、

消費をするという事です。

豪邸を建て、ゴージャスな
衣装を身に着け、

パーティーに明け暮れるのは
そのためという訳です。

ヴェヴレンが言うには、

こうした消費は、

「いったん始めてしまうと、
それを我慢するのは非常な苦痛が伴う」

との事です。

そして、こうした富裕層の
消費は社会全体を引っ張って、

「全ての階層は自分より一つ上の
階層のライフスタイルを摸倣したがる」

ので、際限なく続いて行く
と言います。

アメリカの石油王
ポール・ゲッティは、

「自分がどれくらいのお金を
持っているか知っている人間は、
本当のお金持ちではない」

と言ったそうですが、

富の総量は増え社会は
変わって行きますが、

当然格差も開いたままなので、
もちろん問題も起こります。

ヴェブリンがこの本を
書いたのは、20世紀初頭、

アメリカに大富豪が
次々に誕生した時代でした。

それから100年あまりを経た今も、

このメカニズムは
そう変わらないようです。

しかしその内容自体は
変わってきているのですが。

富裕層、お金持ちの社会的傾向

人は裕福になるほど、
右派的になり、

「社会福祉の拡大」

「裕福層への増税」

といった、

富を分配する政策に反対するよう
になると言う調査結果があります。

ロンドン・スクール・
オブ・エコノミクスの

ナタブドゥ・ポウドサビー教授と

ウォーリック大学の

アンドリュー・オズワルド教授が

宝くじに当たった
数千名を対象に調査したとことろ、

宝くじで得た金額が大きい人ほど、

右派的な考え方が
強くなったというのです。

つまり、人は99%から抜け出し、

1%に近づくにしたがい
右傾化して行くというのです。

1%と99%の富の意味と意義

富裕層のバイブルとして知られる

アイン・ランドの

『肩をすくめるアトラス』

の主人公ジョン・ゴールドは、
徹底した資本主義者です。

彼は能力の低い
下層の人間たちが

嫉妬深く、彼らの足を引っ張る
ことばかりするのに失望し、

仲間とロッキー山脈の
「ゴールド渓谷」に逃れます。

そして、そこで能力のある
人間だけのコミュニティを作って、
暮らすようになります。

その後、ゴールドたちを
失った下層世界はどうなったか?

実は崩壊してしまうのです。

お金儲けができる人出来ない人

このような小説を書いた
アインランドの世界は、

この世の中には
二種類の人がいるということ、

能力がありお金儲けができる人間と、
出来ない人間の二種類です。

そして能力があり
お金儲けができる人間だけが、

この世の価値を創造する
というものです。

これは現在の世界を構成する

「1%と99%の話し」

かも知れません。

しかし、ジョンゴールドの
1%だけのコミュニティも
成立はしないはずです。

確かに価値を創造するかもしれませんが、
流通というのも大切なわけです。

なぜなら、下層世界が
崩壊してしまえば、

彼らの世界も崩壊して
しまうからです。

1%の人々は99%が
いるから存在できるので、

自分たちだけでは存在できません。

富裕層、お金持ちの社会的傾向と
1%と99%の富の格差には
それぞれ意味や意義があります。

一時「ヒルズ族」と言う
言葉がブームになって、

世間で言う所の都会での贅沢な
セレブのような暮らしが曲解され、
世間には誤解して伝わっています。

果たしてお金持ちのライフスタイルとは
ああいったものなのでしょうか?

…断じて違います。

これから真の富裕層のライフスタイルや
考え方などを紹介して行きますが、

例えば、私の知人の起業家の一人は
確かに六本木ヒルズに住んでいますが、

彼の仕事量、勉強量というのは、
一般のサラリーマンの恐らく
3倍ほどではないでしょうか。

もちろん彼は有意義に楽しく
働いているわけですが、

毎日パーティー三昧なはずがありません。

休暇の一部を切り取って伝えれば、

マスコミに出てくるような
暮らしをする事もあるでしょうが、

それはほんの一部なのです。

私たち一般層が1%を目指して、

彼らの考え方、生き方を
摸倣しようとするなら、

そのどの部分を摸倣するか、

それが最も大きな問題と言えるでしょう。

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