戦後からバブル崩壊まで日本のお金持ち歴史と変遷、産業の未来


今回のテーマは、

戦後からバブル崩壊まで日本の
お金持ち歴史と変遷、産業の未来

について紹介します。

では、この日本で、

過去にどんな人々が
お金持ちになったのか?

振り返ってみましょう。

日本の「富豪誕生」の
歴史というのは、

そのまま、日本の産業の
変遷史であり、

これを知らないと、

現代のお金持ちも、
未来のお金持ちも理解できません。

これまでの日本では

ほぼ10年ごとに主力産業が
入れ替わってきました。

もちろん、何十年も続く
エクセレント・カンパニー
もありますが、

それでも、その業態の中身は
時代によって変化しています。

つまり、お金持ちたちも
その顔ぶれは大きく変わって
いるのです。

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日本の戦前のお金持ち、財閥の特徴

戦前はいわゆる財閥を創始した人たち、

岩倉家、三井家、住友家、大倉家、

など起源は江戸時代まで求める
事のできる家族たちが

商業、金融、工業、造船など

家業を発展させ、一大コンツェルン
までに事業を拡大しました。

彼ら産業勃興期における
成功者の特徴はとにかく、

ハイリスクハイリターンが特徴です。

とにかく攻めの姿勢を忘れない、
現代のベンチャービジネスの成功者と
同じ性質を持っているのです。

また戦前の経営者の特徴として、

学歴や技術力、経営の才能に
優れているとか優れていないとかは
ほとんど影響のない時代です。

それよりもリスクをとる事ができる
起業家精神力にかかっていたのです。

そして第二次大戦による敗戦は
日本の社会経済を根底から変えました。

富豪との関連で言えば、

財閥解体や独占禁止法が
与えた影響は多かったでしょう。

戦後の日本のお金持ちの歴史

戦後は起業家よりも経営者の
時代と言えるでしょう。

学歴の高いエリートが企業に入り、

企業内部で強烈な競争に
打ち勝って上り詰める時代です。

戦後復興期の1950年代の
富豪、お金持ちと言えば

「炭鉱王」と呼ばれた
上田清次郎さん、広瀬安次さん
などがあげられます。

この時代、石炭は
「黒いダイヤ」と呼ばれ、

全国各地にあった炭鉱から、
多くの富豪が誕生しました。

しかし、10年経つと
産業のトレンドが変わります。

1960年代になると炭鉱は廃れ、

建設業、電機産業、自動車産業などから
富豪が誕生します。

パナソニックの松下幸之助さん、

ソニーの盛田昭夫さん、

鹿島建設の鹿島守之助さん、

ブリヂストンの石橋幹一郎さん、

などがこの時代の代表的な
日本の富豪、お金持ちでした。

日本の経済の歴史上
もっとも重要な時代と考えられており、

彼らの資産が、日本経済の
高度成長とともに、

ほぼ今まで継承されている節もあります。

バブルで増えた日本のお金持ち

この時代からバブル経済として
日本は躍進して行くわけですが、

経営者と政治家や官僚が結びつき

三角関係を形成し
日本の支配階級として存在
していたのも特徴です。

そこに加わったのが、

1970~80年代にかけて
新しい時代の産業の担い手たちです。

スーパーやコンビニは
この時代に大きく飛躍し、

ダイエーの中内功さん、

セブンイレブンの
鈴木敏文さん、

イトーヨーカドーの
伊藤雅俊さん

などの「流通の富豪」が
誕生しています。

日本にマクドナルドを持ち込んだ
藤田田さんもこの時代の寵児
の一人と言えるでしょう。

また不動産業も
地価の上昇とともに大躍進し、

例えば、

東京港区では、当時
どこを歩いても麻布建設が所有する
ビルと土地と言った具合でした。

麻布建設の渡辺喜太郎さんは

フォーブス誌の長者番付で
世界第6位にランクインし、

不動産バブルのチャンピオン
と称されたものです。

不動産バブルで増えた日本人のお金持ち

同じく、銀座の不動産王
として名を馳せた

丸源ビルの川本源司郎さんも
当時の大富豪お金持ちの一人です。

バブル期には、銀座を始め
赤坂、六本木、福岡の中州などに

計60等ほどの飲食
テナントビルを所有し、

その富豪ぶりは、当時
多くのメディアに紹介されました。

1988年、川本さんは
ハワイの高級住宅地ハワイカイに、

アメリカの富豪
ヘンリー・カイザーさんの邸宅を

個人住宅としては
当時最高額の4255万ドルで
買収した事でも話題になりました。

川本さんは非常に
ユニークな人物で、

節税をしない経営者は馬鹿、
無駄な税金を払う必要はない」

などと公言し、

そうした発言もあってか、
2013年に東京地検特捜部に
法人税法違反で逮捕されています。

バブル崩壊と富の変遷

バブル崩壊後の1990年代、

長者番付を賑わす大富豪を輩出したのは、
消費者金融やパチンコ業界です。

或はエンターテイメント業界
と言えるでしょう。

消費者金融では

プロミスの神内良一さん、
武富士の武井保雄さん、
商工ファンドの大島建伸さん、

などがあげられます。

またパチンコは、一時期
30兆円産業を誇り、

その中から、高額納税者
番付トップになった事もあり、

現在も大富豪である

ユニバーサルエンターテイメントの
岡田和夫さん、

セガサミーの里見治さん

などが登場しました。

そして2000年代前後からは
ITの時代と言えるでしょう。

ソフトバンクの孫正義さん
楽天の三木谷浩史さんが
その代表格です。

そしてこれからは恐らく
IT長者やソーシャルゲームなど
新興勢力が富を築いて行くのでしょう。

こうして戦後からバブル崩壊、
そして現代まで日本のお金持ちの
歴史と変遷を振り返ると

面白いものが見えてきます。

産業の未来は決して
現在の延長線上ではないのです。

今は石炭ビジネスや
大手百貨店をやって

富を築ける時代ではありません。

こうした時代を経て、

21世紀になり、
富豪誕生ストーリーは、

また新たに書き換えられる
時代に入ったのです。

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