老犬の寝たきり介護とお世話、床ずれの原因と予防と寝返り対策

老犬の寝たきり介護とお世話、床ずれの原因と予防と寝返り対策
今回のテーマは、

老犬の寝たきり介護とお世話、
床ずれの原因と予防と寝返り対策

について紹介します。

残念な事に…

私たち人間も犬も生物である以上
老化を避ける事は出来ません。

老犬の多くはいずれ
骨や筋肉が衰えたり

椎間板ヘルニアが治らなくなったりして
歩けなくなる事があります。

これまで紹介してきたような
予防や対策を実行したとしても

生き物ですからいつかは
「寝たきり」になることがあるのです。

介護を必要とする事があります。

ここでは動けなくなってしまった
犬の暮らし方について紹介します。

スポンサーリンク

寝たきり老犬の世話の仕方

動物の本能かもしれませんが、

犬は立てなくなっても
ある程度身体を動かせれば

這ってでも移動しようとします。

動く気持ちは素晴らしいですが、

飼い主からすれば、
あまり移動されると困る事があります。

どんどん移動してしまうなら
サークルで囲って範囲を限定します。

じっとしている事が多いなら
そこまでしなくていいかもしれません。

また寝床のすぐ近くに飲み水や
吸水トイレシートを設置して

犬が不自由しないようにしてください。

老犬の介護に置ける床ずれ

さらに犬の筋力が落ちてくれると、

寝返りも打てなくなってきます。

こうなれば「床ずれ」が危険です。

寝たきりの犬の場合
自分で体の向きや姿勢をかえられなくなると

体重による圧迫が長い期間、
皮膚に加わることになり

その部分の血行が悪くなり、
皮膚が酸素や栄養の不足を起こし

組織の障害を起こすのが
床ずれですが、

床ずれを予防する基本は
体重を支えられる十分な厚みの
マットレスを敷く事です。

「低反発ウレタン」であれば、

身体の凸凹を吸収して体圧を分散できます。

マットレスは
ペット用の商品を
購入するのでも構いませんが、

シュレッダーのくずを
ゴミ袋に詰めて座布団状に
したようなものでもかまいません。

老犬の介護における尿や便の対策

マットレスの上にそのまま
犬を乗せると、

尿や便をしたときに
染みてしまいます。

この対策として、

マットレスの上から大型の
ゴミ袋をかぶせておきましょう。

そしてその上にペット用の
吸水トイレシートを置きます。

最後に一番上にバスタオルや
タオルケット、シーツをかぶせて完成です。

汚れたらバスタオルやタオルケット、
シーツだけをどんどん取り替えてください。

尿の量が多いときは
吸水トイレシートを腰の下に
敷くといいでしょう。

薄い安物だと吸収しきれずに
身体がぬれてしまいますので、

吸水性能の良いものを
使ってください。

犬の床ずれを予防する方法

犬が微動だにせず、
寝たままだと

いかに高性能なマットレスでも
床ずれを避ける事は出来ません。

出来れば30分に一回は
身体を反転させてあげたい所です。

難しければ2時間に1回でも良いでしょう。

定期的に身体を動かしてあげる事で
床ずれのリスクは低まります。

痩せた老犬の身体は

横顔、肩甲骨、肘、腰骨、ひざ、
くるぶしの辺りに一番圧力がかかります。

世話するときに良く観察して
こう言った場所が赤くなっていたら
獣医に相談しましょう。

通常、直径10cmくらいの巨大な
魚の目のような

パッド状のスポンジを当てて

床ずれ部位への圧力を
周囲に逃がしながら傷を治療します。

どんなものをどのように
当てるかは状況に応じて
獣医さんが教えてくれるでしょう。

普段の世話の状況を説明してあげてください。

また寝たきりになると
精神的にも退行が加速します。

床ずれの原因と予防と
寝返り対策をしっかりするとともに

出来るだけ話しかけたり、
なでてあげたりする事も肝心です。

老犬のおむつに対する考え方

犬が横倒しの姿勢で排尿すると

尿は吸水ポリマー層に到達せず、
身体にそって低い方に流れます。

おむつから溢れ出してしまう上、

おむつの内部は尿でぐっしょりの
まま長時間放置されます。

飼い主がまめに確認、
交換すればいいのですが、

おむつで覆われていると
内側が見えないので発見が遅れます。

今まで、おむつを履かせられた
寝たきりの犬が

細菌感染性膀胱炎と
下腹部の湿疹を併発している
ケースもあります。

おむつは寝たきりの老犬よりむしろ

「立って歩ける犬が失禁してしまう」

時に利用すべきでしょう。

寝たきり老犬の食餌の介護

寝たきりの犬は、

食餌を自分でとる事も
難しくなります。

子の場合は飼い主が口まで
運んであげる必要があります。

寝たきりになる前の状態での
ドッグフードの量、

水の量を忘れずに記録しておき、

目安にしてください。

寝たきりの犬は
水だけを口に入れると
むせる事があります。

飲みにくそうにしているときは、

水とドッグフードを一緒に
ミキサーにかけ、

ペースト状のドッグフードを
作って下さい。

ペースト状のドッグフードは

注射器のポンプで
口にそっと入れます。

無理にねじ込むと気管に入って
危ないので、

ほおの内側か舌の上に
少しずつ乗せながら、

上手に飲み込めるポイントを探しましょう。

あくまでも、

自分の意志で飲み込ませるように
しないと危険です。

中には従順に飲んでいるように見えるのに、

気管に流れ込んでしまっている
犬もいますので、

その時むせていなくても、

食餌終了後の呼吸の様子は
注意深く観察しておく必要があります。

理想的な介護をしようと思ったら、
大変な努力が必要です。

当然理想はありますが、
現実問題として、

完璧に介護している
ご家庭は滅多にありません。

あまり飼い主を攻める事は出来ません。

飼い主の精神的肉体的負担を
少なくしながら介護をするのが
やはり一番重要です。

老犬の寝たきり介護とお世話
の現実を知ってください。

しかし長年連れ添った家族の
「最終ステージ」です。

愛犬に合わせて環境を整えて

出来るだけ楽に暮らせる
ようにしてあげましょう。

きっと訪れるであろう、

自分が介護される側になったときの事を
想像しながら最善を尽くしてほしいです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>