老犬の臓器の衰えの原因と特徴、内臓の病気の予防と健康対策


今回のテーマは、

老犬の臓器の衰えの原因と特徴、
内臓の病気の予防と健康対策

について紹介します。

前回紹介した骨や筋肉など
目に見える部分の老化は分かりやすく、

発見しやすいですが、
年を取ると外から見えない内臓も老化します。

むしろ内臓の方が重要で、
生活習慣の衰えが見える部分です。

内面の健康から
外面の健康は始まりますが、

目に見えない部分なので
おろそかにしがちな部分でもあります。

ではまず主要な臓器が衰えてきた時
犬の身体にどんな変化が起きるのかを
見ていきましょう。

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老犬の心臓が老化して衰えた場合の特徴

老年期の犬心臓からは
雑音が発生する事があります。

呼吸を良く観察すると
変な呼吸をする事もあります。

弁の開閉に支障が生じているためで
血液の循環能力が低下していきます。

運動や興奮で心拍が上がったときに
めまいや脱力を起こしたり

じっとしていても呼吸が
苦しくなったりします。

腹水がたまりお腹が
ポンポンに膨れる事もあります。

これらの症状の特徴は
老犬の心臓が衰えてきたサインでもあります。

老犬の肝臓が老化して衰えた場合の特徴

肝心要の肝臓ですが、

犬にとっても老廃物の排除や
栄養の分解など

多くの機能を持つ肝臓ですが、

肝臓はもともとかなり
余力がある臓器なので

単純な老化で問題が
でる事はあまりありません。

しかし肝臓が衰えた場合

薬の分解能力が落ちてくるため
病気の治療の際に何か薬を
投与するときに、

その量を慎重に決める必要があります。

またたんぱく質の合成能力が
落ちると「低タンパク血症」になり、
むくみが現れる事もあります。

老犬の腎臓が老化して衰えた場合の特徴

老犬になると尿に
問題が出ることがありますが

これは腎臓が衰えている原因の
症状であるサインでもあります。

長寿犬では老齢性の「腎不全」が
時々見られます。

腎不全になると、
多飲多尿が起こりますが、

ゆっくりと進行するので
飼い主はなかなか気がつきません。

失われた腎臓の機能は戻らないので、

処方食や投薬によって
残っている機能を保護、温存していきます。

腎臓が老化すると
電解質のバランスの崩れや
稀に貧血を起こす場合もあります。

脳検査が手軽で敏感な
使用となりますので、

時々検査をしましょう。

老犬の胃が老化して衰えた場合の特徴

内臓や臓器の衰えで
最も分かりやすい兆候を見せるのが
消化器官と言えます。

老犬の胃が衰えた場合、

固いドッグフードやおやつの
ガムを消化しにくくなります。

未消化の嘔吐が増えるようであれば、
柔らかくしてから与えてください。

また若い頃は一気にたくさん食べていた犬も
それができなくなる事があります。

そのようなときは
食餌の回数を分けて与えるようにしましょう。

老犬の小腸、大腸が老化して衰えた場合の特徴

全体的な消化、吸収能力が
低下してくるため、

胃と同じく消化の良い
食餌でないと下痢をしやすくなります。

小腸からの消化酵素が減っていたり、

大腸の運動性が落ちていたりすると

検査で目立った異常がなくても、
便秘と下痢が不定期に繰り返される場合があります。

老犬の内臓、臓器の衰えの予防と対策

以上のように老犬になると
内臓、臓器に異変が現れてきますが、

どうすれば予防、対策ができるのでしょうか?

まず第一に定期検診が大切です。

初期の老化は
検査してもさほど目立つ以上を示しません。

本来、全ての臓器は能力に
余裕があるため、

機能が少し落ち始めても
なかなか分かりません。

これは血液や超音波、
レントゲンなど多くの検査で言える事です。

ただ人間と犬では
老化のサイクルは違いますので、

放っておくと内臓、臓器の衰えが
進行している事があります。

老化のトラブルは
何回も検査を続けた後、

検査結果がゆっくりと下降をし始めて
明らかになります。

予防対策として大切な二つ目が、

良質なドッグフードを与えると言う事、

一般的な老化であれば、

現在与えているドッグフードと
同じ種類の「老犬版」に切り替えて
見るといいでしょう。

もちろんおやつを与える必要はありません。

ただし、いきなり全部切り替えるのは
避けた方が良いですね。

中には

老犬版のドッグフードにした所
一気に老けてしまい、

成犬用に戻した所
元気を取り戻したと言う例もあります。

年齢を重ねてもその犬の
身体の中はまだ若かったのでしょう。

ドッグフードの最適な切り替えタイミングは
個体差も大きいので、

ある年齢になったとたん、
いっぺんに変更するのは辞めた方がいいでしょう。

老犬の内臓、臓器対策は獣医さんと相談して

また獣医さんの検査などで、

明らかに弱っている部分
(心臓が弱い、肝臓が弱いなど)

を検査で特定できたのであれば、

それに対応した処方食もあるので、

獣医さんと相談の上、
適切な食餌を処方してもらうといいでしょう。

なおサプリメントは(栄養補助食品)は
どうなのでしょうか?

ペットショップなどには

弱った部分を助けるような
サプリメントが所狭しと
並べられていますが、

ものによっては効用や品質に
疑いがある商品もあります。

人間の場合もそうですが、

サプリメントはあくまで補助、

まず食餌としてその犬に最適な
ドッグフードを与える事が肝心です。

よく分からないときは
与えようとするサプリメントの
資料を獣医さんに見せて相談に
乗ってもらうのもいいですね。

以上のような対策を参考にして、

老犬の臓器の衰えの原因と特徴を知り、

内臓の病気の予防と健康対策をして

いつまでも愛犬が元気に過ごせる
ようサポートしてあげましょう。

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