富は先進国から新興国へアジアの富豪、富裕層が増えている

富は先進国から新興国へアジアの富豪、富裕層が増えている
今回のテーマは

富は先進国から新興国へ
アジアの富豪、富裕層が増えている

について紹介します。

世界の富は、投資先を求め
世界中をダイナミックに動きます。

この流れが株式市場や
様々な金融市場に流れ込み、

起業家、経営者や株主の
資産を膨れあがらせるのです。

その最初のターゲット
となったのはアメリカでしょう。

資金が簡単に世界を移動
できるようになって恩恵を受けたのは

1990年代のアメリカです。

経済成長、技術革新、多様な株式市場、
効率的な金融システム、そして
比較的透明なビジネス環境を備えた

アメリカは世界中の投資家にとって
最も妥当な投資先だったのです。

だが今や、資金の規模は大きく増え、
その流れも多角化しています。

中国、インド、東南アジアや
東欧、中南米の国など、

高い成長率が望まれる国まで
侵食しているのです

『フォーブス』誌の
「世界長者番付」
のところで
紹介しましたが、

現在、成長著しいアジアに大富豪や
富裕層がどんどん誕生しています。

彼らは、

香港最大の企業集団
長江実業グループ創設者兼会長

李嘉誠さんを筆頭に、

シャングリラホテルなどを
経営する郭一族など、

香港ベースの華人が中心ですが、

最近では、インド、インドネシア、
タイなどアジアで多くの富豪が
誕生しています。

米シティブループと
英不動産コンサルタント会社の
ナイト・フランクが

2013年3月末に発表した

「2013年版ウェルスレポート」

というものがあります。

このレポートによれば、

1億ドル以上の可処分資産を
持つ超富裕層の人口で、

アジアが初めて北米を抜いています。

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富は先進国から新興国へ

もちろんアメリカは今後も、
富を創出する一大原動力で
あり続けるでしょう。

諸外国の成長がアメリカの
投資家や企業に恩恵を与える事を
考えればなおさらです。

しかし富裕層輩出の中心は
これからアメリカから別の場所に
移って行くのではないでしょうか。

北米の超富裕層の人数は
1万7000人、

欧州が1万4000人、

これに対し、

アジア(中国や日本、東南アジア)
の超富裕層の人数は

1万8000人

となっているのです。

さらに2016年の予測では
アジアが2万6000人に
増加するのに対して、

北米は2万1000人、
欧州が1万5000人に
留まるとされています。

また、3000万ドル以上の
資産を持つ富裕層の数は
(HNWI:High-Net-Worth Individual)

次の順になっています。

北米6.6万人
>欧州5.4万人
>アジア4.4万人
>ラテンアメリカ1.5万人
>中近東4700人
>オーストラリア4000人
>アフリカ2500人

そしてこのレポートでは、

10年後の予想も示されていて、
2020年には

世界のHNWI数は50%の
伸びを示し、

中でもアジアとラテンアメリカの
HNWIの数は88%もアップすると言います。

富はアジアへ流れている

こうした世界規模の
お金の動きのシフトは、

ますます富裕層だけでなく
我々に影響を及ぼすでしょう。

国際的な多様化と内部の格差の
拡大はますます広がるかもしれません。

また、2050年の
世界のGDP総額上位10カ国の
予想も示されています。

それによれば、

2050年には

上位10カ国に入る先進国は
アメリカと日本のみになってしまい、

他の8カ国は全て現在の
新興国になっている、

特にインドや中国のGDPは、

現在の日本の20倍程度で、

アメリカの6倍程度になると
予想されていて、

思わず「本当か?」と目を疑ってしまいます。

経済の流れというのはもちろん、

国家体制、社会体制にも大きく
影響されるので、実際に中国やインドが
そこまで大きくなるか分かりませんが、

世界全体で見れば、

今後の富の流れ世界経済の
中心はアジアにシフトして行く
のは間違いないでしょう。

そしてアジアで次々に
お金持ちが誕生して行くでしょう。

アジアの富豪、富裕層が増えている

世界各国の富裕層が増えるほど、
また新しい文化が形成される事でしょう。

そうなればこれからの時代は、

自国や国籍の違いではなく、

持つ者同士が共有する文化
持たざるもの同士が共有する文化、

など母国との結びつきではなく、

富裕層同士の結びつきという
世界市民になって行く可能性もあります。

富裕層のハイライフカレンダーは
ますます活気づくのかもしれません。

また、先ほどの
ナイトフランクのレポートには

「アジア地域の3000万ドル
以上の富裕層の動向(人数)」

というものもあります。

これを見ると、今後
新興アジアのどのような国で
富裕層が増えて行くのかが分かります。

人口比から見て日本の富豪、富裕層は

現在アジアではダントツに多いのですが、
伸び率は低くなっています。

すでに、日本は人口減社会、
超高齢社会になり、

経済が発展する余地が
ないという事でしょう。

同じく、香港、シンガポールも
伸び率が低くなっています。

それに対して、

ミャンマー、インドネシア、モンゴルの
富の伸び率は凄まじいものがあります。

特にインドネシアは、
今後、急成長すると見られています。

資産10億ドル以上の大富豪人口でも、

2012年の31人から
2022年には90人に増加し、

アメリカ、中国、ドイツ、
イギリス、インド、ブラジル、
ロシア、香港に次ぐ、

世界9位に入ると
予測されているのです。

さらに、その下の資産
3000万ドル以上の富裕層を見ても

2022年の富裕層人口は
中国、インド、日本に次ぐ域内4位となり、

香港、シンガポールを上回るというのです。

日本とアジアの経済の流れ

新興国の中でもインドネシアは、

2億4000万人と言う
巨大な人口を擁し、

しかも平均年齢は若いです。

もし、この予測通り
富裕層が増え続ければ、

インドネシアに隣接する現在の
富豪、富裕層大国のシンガポール

今後もアジアの中心として
機能して行くでしょう。

そこで見えてくるのが、

シンガポールをハブとした
インドネシア、マレーシア、
タイ、ベトナム、ミャンマー

などの新興アジア諸国の大発展でしょう。

新興アジア諸国を訪れると

日本の若者たち、そして若い起業家たちが
アジアの新興国で次々に起業
している姿も見えます。

もちろん若者だけではありません。

日本の有力企業も、

今は中国から大きく
新興アジアにシフトしています。

その結果、国内は空洞化
するばかりになっています。

日本市場は少子化で
縮小しているのですから、

この傾向は今後も変わらないでしょう。

世界的に見ても富は先進国から
新興国やアジアへ移って行くのでしょう。

日本の富豪、富裕層が増えるのか?

そして富裕層は母国との結びつき
にこだわらなくなるでしょう。

世界中に投資先を見出して行く
国際投資家の考え方を持つ人が

世界中に増えて行くものと思われます。

グローバル資本主義、
IT企業、インターネット、

そして新興アジアというのが、

今後の富裕層世界を
考えるキーワードになるでしょう。

この中で勝ち進んだ人が1%になる、

そう言う時代に、
私たちは暮らしているのです。

そんなこれからの時代、
日本人としての我々はどう生きて行くか?

真剣に考える時期なのかも知れません。

富裕層ビジネスをしてきた人たち、

また、外資系金融で日本の富裕層
相手のサービスをしてきた人たちに聞くと、

「もう日本の富裕層はこれ以上増えない」

と口を揃えて言います。

外資系金融と言えば、

2013年にHSBC、
スタンダードチャータード銀行が
日本を撤退しました。

また、スイス系の金融機関も
日本の富裕層相手の業務を縮小しています。

彼らが言うには、

「日本の富裕層は金融資産の
大きさが海外と比べて1桁小さい、

それに、今後、円安が続いて行けば、
ドルベースで見た富裕層の数は
どんどん減って行く、

これではビジネスにならない」

との事です。

富をつかむチャンスは新興国にある

彼らが本当に相手にしたい
1億ドル以上の富豪、超富裕層は

どれだけ多く見積もっても

日本には200世帯ほどしか存在しません。

私の知人で、東京で富裕層向けの
メイド派遣サービスをやっている
人間がいますが、

彼はマーケット規模を約3万人としています。

また、外資金融のファンドマネージャーは

「日本で日本の証券会社を通さずに
海外の金融商品を直接買っている人は
3万人前後ではないか」

と言います。

そして、この数はほとんど
変化していないと言います。

さらに加えます。

「いくらお金持ちになる
チャンスはあると言っても、

今後の日本で起業して成功するのは、

インターネット業界以外では
難しいのではないか、

他の業種は既得権が張り巡らされていて、
新規参入が難しいでしょう。

実際に日本の新興市場に
上場する企業数も減っている。

富をつかみたいならば、

こんな日本で消耗戦をするより、
アジアに出て行くべきだ。

チャンスは、日本より
新興アジアの方が遥かに多い」

確かに、その通りかもしれません。

同じアジアで日本は将来
出遅れる可能性もあるのです。

だからこそ個人レベルで
富の流れをしっかり意識し

富豪、富裕層になるチャンスを
見極めて行かねばなりません。

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