犬の触覚、触れ合い、犬とのスキンシップ、ハンドリングの効果


今回のテーマは、

犬の触覚、触れ合い、犬との
スキンシップ、ハンドリングの効果

について紹介します。

犬の触覚に関しては、
猫に比べれば鈍感です。

吻や目の上に生えている
触毛も、

猫に比べれば
貧弱で目立ちません。

犬に口ひげなんてあった?

と意識的に思い起こさないと、
犬の口ひげが浮かんでこない
事もあります。

犬を飼っている人は

「お洒落」と称してひげを切ります。

そうして犬は痛がりもせず、
生活上の不便はなさそうです。

長い鼻面がすっきりとして、
いっそう犬らしくなります。

こんな事からも犬は
触覚に関してはそれほど、

鋭敏ではないと言えます。

だからこそ、犬と人間は
スキンシップがうまく行くのでしょう。

犬とのスキンシップ、ハンドリングの効果

犬と適切なスキンシップを取る効果は
犬だけでなく人間にもあります。

犬を取り扱うハンドリングなど
触れ合いを通じて

犬と飼い主はコミュニケーションし、

愛情や絆を作っていくのです。

犬社会でも、

子犬は生後1日目から
母犬のおっぱいを探し始めます。

母犬から身体が離れると、
泣き声を上げ、

振り子のように頭を振り続けます。

母犬が舐めてやると、
子犬はすぐに泣くのをやめます。

哺乳類の成長にとって、スキンシップ
ふれあいをもたらす刺激はとても大切です。

そして人間の家庭に来た犬も
触れ合いを求めているのです。

アメリカの科学者ハリー・ハーロウらが
行った注目すべき実験があります。

二つの異なるタイプの人形を
別々に入れた飼育箱に、

生後間もないアカゲザル(ニホンザルの近縁種)を
入れて育てました。

人形は布製で、「揺れ動くお母さん」と
固定された「動かないお母さん」です。

すると、動かないお母さんで
育ったサルは成長後に深刻な
問題行動を起こしました。

無表情なまま部屋の片隅にうずくまる、
身体を揺らし続ける、
両手を咲かにもみしだく、
見知らぬサルや人間(飼育係)を攻撃する、
異性の体に関心を示さない、

やや極端で残酷な実験ですが、

動物にとってどれだけ
スキンシップが効果的かを理解する
参考になります。

犬はスキンシップを喜ぶのか?

では、犬は人に触られるのが
大好きな動物なのでしょうか?

スキンシップを喜ぶのでしょうか?

ここで犬の中には、

なでようと手を伸ばした
人の手を噛んでしまったり、

噛まないまでも人間の手を
怖がって尻ごみする犬がいます。

その原因は明らかで、

その犬が、

「人の手で触られる事を
怖がる必要はないし、

噛んで攻撃する必要もない」

という事を学んでいないからです。

犬は人間とは別の動物です。

人が自分の体を触るのは
「当然のことだ」と最初から
思っている訳ではありません。

潜在的には、すべての犬が
人を咬む危険性を持っているのです。

また犬には敏感な場所が
いくつかあります。

一番は後脚で、

慣れていないうちは足に
触られるのを嫌がります。

犬の後ろからそっと近づき
後脚を握ろうものなら、

噛み付かれる恐れもあるので、
こう言ったイタズラは辞めましょう。

犬の触覚、触れ合いの特徴

なので

では、犬は人に触られるのが
大好きな動物なのでしょうか。

という質問の正解はYESでもあり、
NOでもあります。

つまり、学習した犬は、
人に触られる事は楽しいことだと知っていて、
人との接触に自信を持っています。

しかし学ぶ機会を持た
なかった犬はその反対です。

犬本来の「犬らしい」
行動をとるようになります。

吠える、噛みつく、防御する、

といった行動で反応するようになるのです。

スキンシップは飼い主も
犬も自信がつきます。

飼い主の自信としては、

日常的にスキンシップと
ハンドリング(犬を取り扱う事)を
繰り返すことで、

どんな状況でも犬の行動を
コントロールできると言う自信がついてきます。

犬の自信としては、

人間に触られる事は
怖い事はないばかりか、

楽しいことだと分かり、
人間社会で堂々と暮らすことができます。

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