嗅覚の訓練した犬は人間の癌、糖尿病の匂いを嗅ぎ分けられる?


今回のテーマは、

嗅覚の訓練した犬は人間の癌、
糖尿病の匂いを嗅ぎ分けられる?

について紹介します。

癌の匂いを嗅ぎ分ける
犬がいるという発表があります。

1989年、アメリカの医学雑誌
「ランセット」に

「人間の癌を嗅ぎ取れる犬がいる」

と発表されました。

これが癌探索犬についての
最初の報告です。

ある女性がボーダー・コリーと
ドーベルマン・ピンシャーの
雑種犬を飼っていたそうです。

この犬は飼い主のほくろを嗅いだばかりか、
それを噛みちぎろうとしたそうです。

不信に思った飼い主が
医師の診断を受けた所、

そのほくろが悪性腫瘍の
初期症状だと分かったと言うのです。

犬は人間の癌の匂いを嗅ぎ分けられる?

アメリカでは2004年までに
同じような例が7例報告されています。

日本でも数年前から「癌探索犬」の
本格的な育成が行われており、

マリーンと言う雌の
ラブラドールレトリバーを
訓練した結果、

健康的な人の息と患者の息を
完ぺきに嗅ぎわけるようになった
と言う報告があります。

ここでひと口に癌患者と言っても、

前立腺がん、食道がんの他、
胃がん、肺がん、乳がんなどがあり、

患者の年齢も30~80代、
症例も初期癌から末期がんまでとさまざまです。

調査する患者と症状の組み合わせは
何通りにもなりますが、

どれを試しても、マリーンは
ほぼ100%の確率で癌患者の
呼気を嗅ぎ分けていると言います。

これはすごい話ですね。

このマリーンに次いで、

訓練を行っている2頭の
ラブラドール・レトリバーは

80%の的中率で癌を
嗅ぎわけることができると言います。

嗅覚の訓練した犬の嗅ぎ分る能力

特に訓練された犬の嗅覚は
素晴らしい能力を持っています。

訓練されたシェパードは、

その鼻で200〜300
メートル先にいる

12人の集団の中に主人が
いるかどうかを察知できるそうです。

犬から見えないようにして、

12人がまざったり
別々になっても

簡単に主人を見つけるのです。

それは二卵性双生児であっても
区別できると言います。

一卵性双生児の場合であれば
間違える事もあるそうですが、

普段の食べ物や衣服の
違いなどを含めれば区別できるそうです。

カナダの事例では、

まったく別の場所に住み、
別の食べ物をとった

一卵性双生児に
ご主人と同じ匂いを感じ取り、

区別をしたそうです。

人間の微妙な匂いの違いを
敏感に感じ取る能力があり、

それは訓練するほど発達します。

犬は糖尿病の匂いを嗅ぎ分けられる?

またこんな例もあります。

「糖尿病の飼い主と
一緒に暮らしている犬の7割が
低血糖状態に気づいて、

普段と違う行動をとった」

と言う報告もあります。

「低血糖」は、糖尿病の患者が
発作を起こす原因となります。

この低血糖状態を
犬は患者の汗のにおいから察知する
と考えられています。

犬の鼻は「血糖値センター」の
役目も果たしているそうなのです。

ただし、犬が探知している成分
(匂いの性質)は

またきちんと解明されていません。

もしそれを解明すれば、
機会、ロボットに応用でき、

早期発見が可能となり、
癌撲滅にも貢献しそうですね。

今後この分野で訓練された
犬が増えていけば、

ますます活躍する犬も増えるでしょう。

はたしてどうなるか、
今後に注目ですね。

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