人前で話す、スピーチの恐怖、緊張、あがる、不安の克服方法


前回まで学んだ、
スピーチの構成法を使い、
素晴らしいスピーチを作れたならば、

次は舞台に上がるのみです。

いよいよ本番なのです。

そこであなたは、

話すときは自信を持って話し、

ポジティブな気持ちでリラックスし、
自分自身を素晴らしいと思い、

壇上で、家族団らんのときのように
幸せを感じ、リラックスできたら、、

確かに、それが理想です。

しかし現実は、、

スピーチの前は心臓が破裂しそうなほど
バクバク音が鳴り、

手が震え、吐き気を催し、

今まで準備してきた通りできず
頭が真っ白になるのではないか、

不安を感じ、前日は眠れぬほどの恐怖です。

こうした緊張感に耐えきれず、
多くの人は人前で話す事から
逃げ出そうとしてしまいます。

ここを克服しない限り、
素晴らしいスピーチは完成しません。

どんな聞き手を前にしても、

人前で話をする際、冷静で、明晰で、
自信たっぷりで居られるには
どうすれば良いのでしょうか。

その方法を学んでいきましょう。

恐怖心を克服するのは案外簡単に
できるのです。

その前にまず知っておきたいのは、

人前であがるのは正常で自然な事で

何千回もステージに立っている
プロでさえ気後れする物だと言う事、

あるベテラン俳優さんは、

もう何千回と舞台を踏んできても、

未だにステージに上がる前は
食べ物を吐くと言います。

人前で話す時はあがるのが
人間の通常の反応なのです。

ある統計によれば

成人の54%が、死の恐怖より
人前で話す恐怖の方が大きいと言います。

そうです。

人前で話をするときに恐怖を感じ、
ドキドキするのはごく当たり前なのです。

これからあなたがすべき事は、

その不安感を追い払う
心理テクニックを学ぶ事です。

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恐怖や不安は後天的な心理的な状態

ここでグッドニュースです。

私たち人間は誰しもが、恐怖心を
克服し、取り除く事が出来るのです。

そして人前で堂々と
スピーチが出来るようになります。

私たちは子供の頃、
恐怖心を持たずに生まれてきます。

つまり、成人になって持つ恐怖心は、
子供の頃の経験によるもので

ネガティブな要素や他人や
自分自身の思い込みによって

その心がさらに強められた結果なのです。

これは重要な事なので
しっかりと覚えておいてください。

人前で話す恐怖を含め、
恐怖心は後天的な物であり、

意識的に捨て去る事が出来るのです。

もちろん恐怖心と言うのは
必要な感情です。

恐怖心が完全になくなってしまえば

ビルから飛び降りる事も躊躇無くし、
高速道路を逆走する事も平気です。

そうなるとどうなるか?

そう、死んでしまいますね。

そうならないように
ブレーキのような役割を持つ

恐怖心と言うのは人間の心にとって
必要不可欠で大切な作用なのです。

恐怖、緊張、不安は
敵ではないのです。

むしろ私たちの身体を
守ってくれる重要な役割があります。

まずそれを覚えてください。

幼少期にパパとママに埋め込まれたもの…

その上で、不必要な場面で
不必要な恐怖心を感じないように
コントロールする術を学ぶのです。

人前で喋る事は
命の危険は全くない

という事を脳に優しく
教えてあげれば良いのです。

大人の恐怖心の主な原因は

子供の頃に受けた容赦ない批評にあります。

親が何かにつけてあら探しすると、

そのうち子供は失敗や恐怖を
恐れるようになります。

そして拒絶や批判への恐怖から、

成長するにつれ、私たちは
他人の意見にひどく敏感になります。

他人の意見を恐れる気持ちこそが
人前で話す、スピーチの際の恐怖心の
根源と言えます。

心理学者によれば、
ほとんどの精神的、情緒的問題は、

子供の頃の「愛情不足」
起因すると言います。

親からしてみれば、
愛情を注いでいるつもりでも、

親は子供の行動を思い通りにしようとして
愛情を与えたり与えなかったりするのです。

「100点取ったからおやつをあげるね」
「お父さんの言う事を聞かない子は悪い子だ」
「宿題やらないと遊びに行ってはいけません」

その結果子供はこう考えるようになります。

「パパやママの望み通りにいい子に
していれば僕は安心なんだ、

もしパパやママの気に入る事を
やらないとまずいことになる、、」

人前で立って話すと考えただけで、
パニックになる人も多いですが、

これは5歳以前に植え付けられた
失敗や拒絶への恐怖のせいです。

しかし、これを
自信、落ち着き、やる気、自制心などに
置き換える事は不可能ではありません。

そして冷静に考えれば、
両親や先生のそうした教育も、

決してあなたを傷付けようと
意図した訳ではない事に気づくでしょう。

だからこそ今あなたは、
それを受け入れるようにしましょう。

スピーチの恐怖を克服し
あがることなく堂々と人前で喋る
ようになる事は誰でも可能なのです。

メッセージを伝える事の重要性

恐怖心を克服し、自信にあふれた
スピーチをするためには、

まず何よりも先に、

人々に心から聞いてほしいと思う
メッセージがなければいけません。

これがきわめて重要なのです。

ここが強い心の軸になるのですが、

意外にもこの部分の根本のマインド
を持っていない人が多いです。

何かを伝えたい
強いメッセージがない限り、

そのプレッシャーに負けて
逃げ出してしまうのも当たり前です。

もっとスピーチが
上手くなりたいと言う人に

私はまずこう尋ねます。

「なぜスピーチが上手くなりたいのですか?」

人に伝えたいと強く思うほどの
メッセージとはどんな事なのですか?

しかし残念ながら、たいていの答えは、

仕事で無理矢理やらされるから、、

スピーチできるとお金が稼げて
成功できると思ったから、

周囲や世間から賞賛や喝采を浴びたい

そんな事を考えているのです。

もちろん、成功したい
気持ちは大切なのですが、

自分が何を話し、何を伝えたいのか?

と言う部分について全くと言っていいほど
考えていないのです。

こういった表面的なモチベーションで
スピーチをやろうとすると、

恐怖心から逃げてしまったり、
向き合わないままやってしまい、

たいていの場合平凡な話し手にとどまるか、
一生人前で話さない人で終わります。

しかしここでもしも、

あなたがどうしても他人に伝えたい
そういうテーマやメッセージがあるならば、

どんな苦痛も乗り越え克服し、それを
上手く表現する方法が必ず見つかります。

小手先のテクニックに頼る前に、
先ずはこの根本部分を見直してみましょう。

あなたの伝えたいメッセージの強さ、

ここが最も肝心な部分です。

あなたがかっこ良く振る舞えず
緊張していたとしても、

メッセージが強ければ必ず
それは観客に届きます。

そしてメッセージを届ける事が
あなたの仕事なはずです。

これを忘れないようにしましょう。

聴衆は「敵」ではなく「味方」なのだ


ではスピーチや人前で話す
恐怖や緊張感を克服する第一歩として
覚えておいてほしいのが、

演壇に立つ時に、客席の全員はあなたの
成功を願ってくれていると思う事です。

これは映画を見に行くときに似ています。

あなたは、映画館の客席に座る時、

その映画が駄作でつまらなく退屈で、

時間の無駄になると思いながら
敵意むき出しで見に行く事はありますか?

恐らく無いはずです。

むしろ映画を見に行く時、

それが優れた映画で面白く、

その時間とお金に見合う価値がある
事を願い、期待しているはずです。

スピーチをする際も同じなのです。

聴衆はあなたを応援しているのです。

無料であれ有料であれ、
大切な時間を投資しています。

全員があなたの成功を望み、まるで
表彰式に列席しているかのように、

みなあなたに声援を送るために
来ているのです。

スピーチの最後に最大限の
拍手をしたいと思っているのです。

あなたの話が上手くいき、

楽しい物になることを
心から願い期待しているのです。

言い換えれば、立ち上がった時点で、

壇上に立った時点であなたは勝ちなのです。

あなたには「優」が付けられているのです。

既に最高点をもらっているのです。

だから、あなたは予定通りスピーチを進め
その「優」を維持すれば良いだけなのです。

猜疑心と敵意むき出しで
なんとか足を引っ張ってやろうと
構えている聴衆はいません。

皆、貴重な時間を使って
積極的に「あなた」の話しを
聞きたがっているのです。

彼らは敵ではなく味方である

と分かれば恐怖は薄らぎます。

ご存知の通り、宴会の司会などは
場数を踏むうちに、不安や恐怖を
感じなくなります。

慣れればやがて恐怖も震えも
消えるのです。

自信をつけるには
反復ほど役に立つ物はありません。

そして緊張感は忌むべき
憎き敵ではないのです。

あなたを守ってくれる味方なのです。

この前提を覚えておけば
付き合い方が変わります。

と言う事で今回は人前で話す、
スピーチの恐怖、緊張、あがる、
不安を克服する方法として

根本的なマインドセットの部分
について紹介してきました。

さらに次回は自信を持って
スピーチに望めるための

緊張感をほぐす為の、具体的な方法や
細かいテクニックついて紹介していきます。

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