犬の攻撃性にはサインがある?突発性攻撃症候群の特徴と対処法


今回のテーマは、

犬の攻撃性にはサインがある?
突発性攻撃症候群の特徴と対処法

について紹介します。

「犬が人に噛みついたり攻撃する
前には必ずサインがある」

と書かれた「しつけ」の本などありますが、

これは事実ではなく偏見でしょう。

攻撃の前には姿勢を低くして
毛を逆立てして低い声でうなる、、

といった予備的行動を行う攻撃性の
仕草と言うのは、

間違いなく犬の習性と言えます。

しかしそうではないケースもあるのです。

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犬の攻撃性にはサインがある?

前回紹介したように、

滅多な事で攻撃的になったり、
噛み付いたりしないのが普通です。

ただもちろん中には気性の荒い
攻撃的な犬もいます。

もともと強がりだけど
傷つきやすい犬が

攻撃的になって噛む原因は、

以下のような場合が考えられます。

・威嚇的に噛み付く、

犬の方が偉いと勘違いさせて
しまった場合に見られる。

・怖くて噛み付く、

物理的な逃げ場がなくなったり、

精神的に追いつめられたりした場合、

恐怖によるパニック状態で、
自己防衛的に噛み付きます。

・不快で噛み付く、

爪切りやブラッシングなど、
不快な事を避けたいときに
噛み付く事があります。

・反射的に噛み付く、

病気やストレス、痛み
などによって反射的に噛む
ことがあります。

これは痛いから触るな、
近寄るなという意思表示です

・ホルモンで噛み付く、

発情期や妊娠、育児中に
ホルモンバランスが変化し、

攻撃的になる事があります。

・本能で噛み付く、

狩猟性など本能で
噛み付く事があります。

・八つ当たりで噛み付く、

怒られたり、気に入らない事があると、

おもちゃや自分より下と
見なした相手に八つ当たりで
噛む事があります。

・なぜか噛み付く、

なんの脈略もなく、
突発的に噛み付く場合があります。

そして注意して欲しいのが、

最後のケースです。

犬の攻撃性と突発性攻撃症候群の特徴

突発的に攻撃する犬もいます。

これは突発性攻撃症候群というのですが、

警告のうなり声は一切なく、

突然、飼い主や訪問者に牙をむき、
手足や顔などに噛みついてしまうのです。

いわば「ジキル博士とハイド氏の犬版」

のようなものです。

このタイプの犬は、
普段おとなしくて行儀がいい

という報告があります。

この症状の原因については
きちんと解明されていませんが、

こうした攻撃を見せる犬には
脳波に異常があることが分かっています。

臨床的には特別なタイプの
「てんかん」と関係性があると
みなされています。

一般的に見られる
「てんかん」には、

足をつっぱらせ、
口から泡を吹いて横に倒れる、

無意識に失禁する、けいれんを
起こして意識がなくなる、

などの発作が見られます。

しかし突発性攻撃症候群は
事情が異なります。

犬の突発性攻撃症候群の対処法

外見上の特徴としては、
攻撃性を表す直前に犬の目がすわり、

どんよりした顔つきになります。

注意深い飼い主でなければ
気がつかないかもしれません。

突発性攻撃症候群には

食餌療法や服従トレーニングを
行っても効果がないとされています。

残念ながら、今の所、
有効な治療は見つかっていません。

ある程度の効果を期待できるのは、
「抗けいれん剤」を投与する
薬物療法くらいだと言われています。

とは言え恐らく脳への
ダメージが原因とされています。

だからこそ食事やストレス
生活環境などに考慮し、

犬の普段からのチェックで
おかしなところがないか、

しっかり観察してあげる事です。

また、突発性の攻撃を仕掛ける犬は、

遺伝的疾患という面を
考慮しなければなりません。

症例を減らすためにも、
繁殖家には正しいブリーディングが
求められていると言えます。

近親交配を避ける、
突発性攻撃症候群の疑いのある
犬は繁殖に使わない、

といったことが厳守されるべきです。

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