なぜ犬が犬を怖がるのか?犬嫌いの犬、犬と遊ばない犬の特徴


今回のテーマは、

なぜ犬が犬を怖がるのか?
犬嫌いの犬、犬と遊ばない犬の特徴

について紹介します。

犬と遊ぼうとしない犬がいます。

他の犬に出会うと怖がって、
尻込みしてしまったり、

或いは攻撃してしまったりします。

もちろん犬にも人と同様、

ムシの好かない奴と
何となく気のあう者という
相性はあるでしょう。

個体の性格の差や、
犬種によっても、

好き嫌いを生じると言いますが、

最近増えているのが、

犬がすべての犬を怖がる、

犬嫌いの犬、犬と遊ばない犬
の特徴が増えているそうです。

この「遊べない症候群」という
傾向は、日本中で見られます。

これはいったいなぜでしょうか?

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なぜ犬が犬を怖がるのか?

ある研究機関が

約400頭の犬を対象に、
その社交性の様子を観察し、

(社会化されている犬と初めて
対面した時にどのように反応するか)

飼い主から得たアンケート

(犬の入手時期とルート、
他の犬との日常の接触状況など)

を解析したところ、

その結果、親元から離された
時期と他の犬に対する態度には
強い相関関係があることが分かりました。

・5週齢以前に引き離された犬

例外なく犬を怖がる。
性的関心もほとんど持たない。
(メスは交配がとても困難)

攻撃しかける犬もいるが、
これは恐怖感からくる防御的な攻撃と思われる。

・6週齢~7週齢に引き離された犬

「怖がり」は多少緩みます。

個体によっては、
他の犬をほとんど恐れない犬もいますが、

犬本来の挨拶行動や
ボディーランゲージをきちんと
表現できるわけではありません。

・8週齢~10週齢に引き離された犬

他の犬と出会ってから
ある程度時間がたつと、
一緒に遊ぶようになります。

・12週齢以降に引き離された犬

ほとんど問題なく遊べます。

16週齢の犬の行動も観察しましたが、
この犬は初対面の相手にも
まるで以前からの顔見知りのようにふるまいました。

犬が犬を怖がらないケース

もちろん例外もあります。

家庭の中に先住犬がいる場合や
ワクチン接種前から近所の犬と
頻繁に遊んで育った場合、

ほとんどの犬は、
他の犬を怖がりません。

それは幼犬時代にある程度の
「刷り込み」を受けているからです。

また、興味深いのは

刷り込み不足の犬同士は
大喧嘩になる事もあるのですが、

意外と相性が合う事もあります。

ただ、カップルの場合でも
ボディーランゲージ不足なので、

ただ一緒にいるだけ。。
あまり遊ばない犬同士の関係

という状況に陥りがちです。

犬は自然に育てれば
犬とケンカする事もあれば、
友好的な関係をする事もあります。

じゃれ合いながらふざけ合い
友情を確かめあるのです。

しかし犬を単独で飼い、
しかも飼い主が他の犬と
接触する事を嫌った場合、

犬は犬と遊ばなくなり
交際方法を忘れてしまいます。

犬を見たらすぐ吠えたり
立ちすくんだりして
犬を怖がるようになるのです。

犬嫌いの犬、犬と遊ばない犬を作り出した要因

また別々のケージで囲われると
「怖がり」の犬になります。

「親兄弟と一緒に過ごす」
というのは、

同じ犬舎で寝食を共にするという事です。

隣り合わせでも別々の
ケージで飼育された犬は、

「ケンネル症候群」といわれる
怖がりの犬になってしまいます。

「親元に8週間いた」といっても、
こうしたケースが少なくありません。

当然の事ですが、

犬は犬の友達を
本来は欲しがっているはずです。

その気持ちを無視して、

人間の都合、価値観を
押し付ける事で、

犬嫌いの犬、犬と遊ばない犬
という特異な特徴を
作り出していると言えます。

この状況の責任の
大半は人間の方にある
と言っても過言ではありません。

特に小型犬の場合は、

社会化の経験をさせないで
別々に飼育するブリーダー
(繁殖家)が多いので、

子犬を入手する際は
必ずチェックしましょう。

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