バフェットに学ぶ資産運用としてのFXとレバレッジの特徴

バフェットに学ぶ資産運用としてのFXとレバレッジの特徴
今回のテーマは

バフェットに学ぶ資産運用
としてのFXとレバレッジの特徴

について紹介します。

さて投資の世界で
最近話題に上がっている「FX」

ですが、書店などで
投資関係のコーナーに行けば、

『FXで●億儲けた主婦の方法!』

などと言ったタイトルの本が
平積みになっており、

「オレもできるかな」

などと考える人も多く、

気軽に始める資産運用の方法の
ひとつとしてFXを考える人もいるでしょう。

確かに気軽に参入できるとは言え、
メリットもデメリットもあります。

ここでFXについて
どういうものか簡単に説明しましょう。

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バフェットはFX取引をしない

ちなみにバフェットは
FX取引を基本的にしません。

バフェットの投資スタイルは
会社の株価の値動きではなく、

価値を根拠に投資するスタイルで、

値動きを見てトレードする
FXのような投資スタイルをしない
事で有名です。

FXではないですが、通貨取引で
一気に富を築いた人物に
ジョージ・ソロスがいますが、

冒険投資家ジム・ロジャーズと共に
クオンタムファンドを立ち上げ、

彼はイングランド銀行に打ち勝った男
と呼ばれています。

もしバフェットのような
投資家を目指すならば、

日々の値動きを追うような
FX取引を行わない方が良いでしょうが、

ここでは基礎的な知識として
FXと言う資産運用の方法について
紹介しましょう。

FXで資産運用するとは?

FXというのは

Foreign Exchange(=外国為替)

の略に由来するもので、

正式には

「外国為替証拠金取引」

と言います。

簡単に言えば、

ドルやユーロと言った
外貨を売買する事で、

為替差益や金利差による
スワップを得る事を目的とした取引です。

「株」や「投資信託」のように、

経済の成長によって利益を
得る訳ではないので、

短期間での売買をする人が
多いものです。

さてそんなFXの人気の秘密は

証拠金(いわゆる保証金)を
取引業者に預けておく事で

「レバレッジ」を効かせる事ができ、

その結果、短期間で大きな差益を得られる
可能性があると言う点です。

と言う事はつまり、短期間で
損をする可能性もあると言う事、

定義は人それぞれですが、

資産運用としてのFXは
よりギャンブルに近いイメージと言って
良いかもしれません。

FXの資産運用の仕組み

証拠金と言うのは
もともと商品先物取引で使われる用語で

担保として預けたお金の
範囲内で取引できると言う仕組みです

証拠金は、取引代金とは
別に取り扱われ、

取引額全てのお金を
やり取りするのではなく、

取引で生じた損益分のみの
お金をやり取りします。

これを「差金決済」と言います。

実際に預ける証拠金は
取引額の10分の1~20分の1の
金額(担保)で売買が行われるので

大変資金効率が良いのです。

FXの場合は

取引会社に預けている
証拠金の数倍から数十倍の取引が可能です。

FXとレバレッジの特徴

さてここでレバレッッジ
と言う言葉は理解しておかなければいけません。

例えば、

証拠金と言う仕組みで
100万円の証拠金で10倍の
取引が可能と言う事は、

取引可能額が1000万円と言う事になり、

また、こうした取引をする事を
「レバレッジ」を効かせると言います。

レバレッジと言うのは「テコ」
と言う意味で、

小さな力で大きなものを
持ち上げる事ができると言う事です。

FXも少額の証拠金を裏付けに
多額の取引をする事で

大きなリターンが期待できるのです。

例えば、

100万円の証拠金で

「レバレッジ5倍」であれば、
500万円の取引が可能だし、

「レバレッジ10倍」であれば
取引可能額が1000万円と言う事になります。

「資産運用で1億円を目指す」

でも実際手元に100万円しか無い場合、

1億円にするためには
100倍に増やす必要があります。

かなり非現実的ですね。

しかしここでレバレッジを使えば、

その時間や労力を
一気に縮小する事ができるのです。

バフェットの説くレバレッジの恐怖

ここまで話しを聞いて

「じゃあ自分もFXの資産運用で
一気に億万長者になれる」

と意気込んでしまった人には
申し訳ないのですが、

レバレッジの力を見くびってはいけません。

レバレッジ効果は
こうした多額の取引を行って
大きな利益を期待できる反面、

予想通りに相場が動かなかった場合
逆に損失も巨額になるのです。

「レバレッジ効果=ハイリスク・ハイリターン」

と言う事を覚えておかなければいけません。

そして世界有数の投資家
ウォーレンバフェットさんが

最も嫌う概念がこの
「レバレッジ」でもあるのです。

レバレッジは諸刃の剣という
特徴を備えている事も
理解しておかなければ行けません。

彼の著書では

「金持ちになりたいとか、
レバレッジを使いたいとか、
お伽噺のような儲け話を信じたいとか、

そういうことに関しては、バカなことをしてしまう
人間の本能のようなものが人間にはあって、
それが時にとんでもない規模で発揮されます。」

と言いますし、

「1万ポンドの重量のトラックが
何度も橋を渡るのであれば、

橋の強度は1万1ポンドではなくて、
1万5000ポンドの重量に
耐えられるものでなければならない。」

と言う教訓を説いています。

ゆっくり確実にお金持ちへの
道を歩むのがバフェットさんのスタイルであり、

無理な借金やレバレッジは
人生を狂わすと説いているのです。

FXで失敗する例

とはいえ、なかなか
レバレッジの怖さは分かりづらいので、

ここでレバレッジの
恐怖を体験してみましょう。

仮にあなたがFX業者に
口座開設をして

10万円を証拠金として預けたとします。

その10万円に10倍のレバレッジをかけ

為替レートが「1ドル=100円」の時に
1万ドル(100万円)を購入とします。

そして相場が動きその後

「1ドル=120円」になったときに
売却すれば、

円換算で120万円となり、
差額の20万円が利益となる計算です。

そしてこの20万円から
証拠金10万円を差し引いても、

10万円の利益を手にする事ができます。

つまり1回の取引で
10万円の元手が倍の20万になったと言う事、

これが100万円投資していれば
200万円になり、

500万円投資しておけば
1000万円になると言う事です。

ハイリスクハイリターンのFXの特徴

基本的にレバレッジというのは
借金を背負うという意味なのですが、

もし株に投資する場合、

当然ながら100万円の
株券を購入するためには、

100万円の元手を用意する必要があります。

(株の世界にも信用取り引きがありますが、)

しかしFXの場合は、

証拠金となる元手を1万円でも用意すれば、

レバレッジを効かせて
数百万円の取引でも
行う事ができると言う事です。

つまり資産運用としてのFXの
特徴というのが、

「少ない資金でスピーディーに
多額の為替差益を得る可能性がある」

と言う訳なのです。

とは言え、チャンスが大きい分、
リスクも同じだけあると言う事です。

先ほどの例であれば、

為替レートが
「1ドル=100円」のときに

10万円の証拠金に10倍のレバレッジをかけ
1万ドル(100万円)を買ったとします。

上手く事が運び、
円安局面で売却できればいいですが、

仮に円高が進んで
「1ドル=90円」になった場合、

あなたの10万円は一気に
吹き飛んでしまうという事です。

通常の仕組みではFXで失敗をしても
借金を抱えることはなく、

投資金額の損失で終わるので
リスクはある程度想定できる
という意味で、

安心な部分はありますが、

複利やビジネスのレバレッジなど
着実に伸びる事を好むバフェットにとって

こうしたFXのレバレッジは
大変危険に映るようです。

とはいえ、気軽にできる点

また「ストップロス(損切り)」
といって、あらかじめ

「これ以上損失が出たら
自動的に取引を決済します」

と言う制限を設けておく事ができたりと

様々な機能の特徴もあるので、

金融取引の仕組みを理解する為にも、

まず興味がある人は一度
FX取引にトライしてみてもいいかもしれません。

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