投資も仕事も人生でサンクコストを忘れない、出口戦略の秘密

投資も仕事も人生でサンクコストを忘れない、出口戦略の秘密
今回のテーマは、

投資も仕事も人生でサンクコスト
を忘れない、出口戦略の秘密

について紹介します。

夢に向かってビジネスを
スタートさせ成功を目指す!

というのはもちろん素晴らしい事です。

これからバフェットを超える
ような投資家になるぞ!

と意気込むのも良いでしょう。

が、現実から目を背けては
行けません。

スタートから最後まで
ずっと順調に成長する

というのは「あり得ない」ことだからです。

そこで、失敗の対処法や、
うまくいっているときでも

出口戦略というのは
極めて重要になってきます。

投資でも、仕事でも
成功を収めて幸せな人生を

送りたいならば『サンクコスト』
と言う概念を忘れてはいけません。

バフェットのように
投資家として成功するにも、

起業家としてビジネスを
軌道に乗せるためにも、

或は学生として
優秀な成績を取ったり、

専業主婦として家庭を
守っていくためにも、

ここで一つ養ってもらいたい
「目」と言うものが存在します。

それが、

「引き際」を見極める目です。

それを経済学の世界では
サンクコスト「埋没費用」と呼びます。

前回紹介した比較優位説と
ともにこの概念は理解していきましょう。

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会社が順調に成長した場合どうする?

例えば、あなたが

あるビジネスモデルを思いつき
起業して会社を立ち上げたとします。

そして運のいい事に

そのアイデアがあたり、
あなたの会社急成長を遂げました。

調子に乗ったあなたは
次にこんな事を考えます。

「ビジネスでは攻めが肝心だ!
新しい商品を開発するぞ!!」

そこであなたは社運をかけて
新規プロジェクトに着手します。

それなりの費用をかけて
人材を引っ張ってきて、

それにかかった資金が1億円…

いくら次世代を担うビジネスでも
ベンチャー企業にとっては
大きな投資となります。

「うちには優秀な人材もいるし
素晴らしい商品を開発してくれるだろう」

あなたはそんな期待を
抱いて見守りますが、

3ヶ月経ち、半年過ぎても
上がってくる商品はぱっとしない、、

「これじゃ商品にならないぞ」

と檄を飛ばしても
社員の仕事へのモチベーションは上がらず、

逆に不信感を持たれます。

つまり今の段階であなたのビジネスは

黙っていても毎月失われる
ランニングコスト100万円の赤字が
たれ流れている状態・・

あなたは不安にかられ、
さらに3人ほど従業員を雇い入れます。

しかし1年経っても商品は開発されず…

…こうした悪循環は
出口戦略のなさから来ます。

人間の心理はなかなか成功を
味方してくれないときがあります。

失敗は早めに手を打つ(サンクコスト)

そうこうしている間に
資金力のある大手企業が

あなたの市場に入り込み
次々に商品を出してきて、

それなりに販売実績を上げます。

向こうは資金も人材も豊富に
揃っています。

「クソっー、ウチが先に始めたのに」

などと愚痴を言っても
状況は当然変わりません。

社員からは

「大手と勝負するなら
もっとたくさん開発費用が必要です」

という意見が上がってきます。

…ところがあなたの会社には
既にそんな資金力はありません。

「こんプロジェクトは失敗か…」

そんな考えがあなたの脳裏をかすめますが、

成功を手にしたベンチャーの
起業家であるあなたは

自分の判断が間違っていた…
と考えられません。

周りの人たちも自分の成功に
ちやほやしてくれるようになっています。

経営者としてミスを認められないのです。

しかし既に

新規事業の開発費に1億円、

毎月のランニングコスト
100万円かける12ヶ月

さらに人件費など諸々経費を含め

1億3千万以上の資金が
既に失われていくのです。

もしここで止めたらば、

これまで注ぎ込んだ莫大な費用が
全て無駄に終わります。

「来月には新しい商品ができるだろう。
そうしたらこれまでのお金は回収できる」

と考え、今更辞めれないあなた、、

しかし想像とは裏腹に
時間だけは過ぎていき

社員たちも過剰な仕事のプレシャーに
体調を崩し、会社を辞めていきます。

これ以上続ける事はできません。

新規プロジェクトを始めて2年

ようやくあなたは撤退の決断します。

「こんな事なら早く手を引いておけば。。」

と後悔しても後の祭りです。

早ければ早いほど損失も
少なくて済んだわけです。

もはやあなたの会社には
人員も資金も残っていないのです。

失敗も早めに切っておけば
損は最低限で済んでいた。

利益も欲をかき過ぎず早めに
確定しておけば良かった…

こうした後悔は「出口戦略」
のなさから生まれるものです。

時間は取り戻せない

あなたはこのストーリーを
どう感じましたか?

私たちの人生で
時間だけは取り戻せません。

いくら後悔しても過去は
変わらないのです。

でももし、

この会社の社長、つまりあなたが

「出口、引き際」を見極める目を
持っていたとすれば、

きっと大きく違っていたでしょう。

ビジネスでも投資でも
この時期を見極める目が大切なのです。

この会社は伸びると分析し
買った株であっても、

予想に反して値が下がったならば
損切りする事も必要です。

百戦錬磨の成功ばかりという
人生などあり得ないわけですから、

モチベーションも
運気もビジネスも、

常に上昇気流に乗り成長する
訳ではありません。

必ず波があるのです。

そこを見極めて
適切な行動をとらねばなりません。

人間心理から見て、

いったん投じてしまった資金や
費やした時間や労力が大きいほど、

撤退の決断は下しにくくなります。

しかし撤退すれば、

投じたお金を戻ってきませんが、

継続する事による
将来的な損失は食い止められるのです。

そうであればこれまで投じた資金を

「ビジネスの厳しさを学ぶ授業料」

と割り切り諦めた方が良いケースがあります。

経済学用語で

この無駄になった授業料を

サンクコスト(埋没費用)

と呼びます。

出口戦略を考える上で
サンクコストは重要です。

人生におけるサンクコスト

人間は一度手に入れたもの
一度お金を支払ったものに対して、

執着をしてしまう傾向があります。

しかしこれが実際には
経済的負担になっていることもあるのです。

このサンクコストは

会社経営、仕事の場面だけでなく
人生の日常の場面でも応用できます。

例えば

義理で入った明らかに
必要の無い保険の掛け金

来週こそ行こう…と思いながら
1回しか通っていないスポーツジム代、

「いつかデートしてくれるかも」
と思い貢ぎ続けるキャバクラ嬢への
プレゼント代

…などもサンクコストと言えます。

残念ながらその投資は

何年続けても決して
回収される事は無いのです。

…そう聞いて

「ギクッ」と心に思い当たる
節がある人もいるでしょう。

が、「引き際」を見極める
目を持つ事が、

投資でも仕事の成功でも人生を
幸せに生きる上でも必要なのです。

投資家であれば損切りという
概念を常に忘れないように、

どんな場面でも

「損失が致命傷にならない
うちに手を打っておく」

と言う事を肝に銘じなければなりません。

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