相手の五感に合わせたコミュニケーションで不安が消え安心する


今回のテーマは、

相手の五感に合わせた
コミュニケーションで
不安が消え安心する

について紹介します。

人間というのは不思議な物で、

口に出した「言葉通り」
の行動をとってしまう物です。

言葉は自分の鏡のような物、

「自分がダメだ」
「うまくいかないかもしれない」

などと言っている人は、
自然と身体もそう言う方向に
向かっていってしまいます。

人見知りを自認する人に
話しを聞いてみた所

初対面の人の前では

「小さな子供が先生から
お小言をちょうだいしている感じ」

…と表現していました。

うつむき加減で声は蚊のように
小さくなってしまう、、

これでは、相手に

「私のこと嫌いなのかなあ」

と思わせる危険性が
火を見るより明らかでしょう。

まず最初に、初対面の相手に
対してコミュニケーションの

「苦手意識」が芽生える
理由を考えてみましょう。

初対面の相手に対して、
人が抱く不安には大きく
二通りあります。

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安心と不安のコミュニケーション

ひとつは、

「相手に受け入れられるだろうか」

という不安です。

相手に嫌われないかという不安です。

そしてもう一つは

「相手が自分に噛み付かないだろうか」

という心配です。

そのどちらかでもあり、

その両方を抱いている
場合もあるでしょう。

こうした感情がコミュニケーション
或は初対面で生まれるのも
当然のことです。

逆に言えばそう言った心配が
なくなれば安心して会話できます。

ではどんなときにその
不安が消されるのでしょうか。

心理学のメカニズムから言えば、

相手が自分と「同じ」とか、
「似ている」と分かったときに、

まるでマジシャンが手の上の
鳩をフッと消し去るシーンのように

安心できて不安は消えてなくなる
と言われています。

1人で外国に行って不安、
そこで同じ日本人を見ると
なぜか安心する。

初めて言ったパーティーで
周りは見ず知らずの人たち、

そこで似たような
服装をしている人がいれば
なぜか安心する。

と言った経験は誰にでも
あるのではないでしょうか。

つまりこの心境をうまく
活用すれば、

安心してコミュニケーション
がとれるということにもなります。

ところで、

心を打つ小説を読んでいると、

「舌がとろけるような」
「身体の芯まで冷える寒さ」

と言った細かい描写によって
五感に訴えかける事が
分かりますが、

人を動かすには

「五感に訴える」

のは非常に効果的です。

五感に合わせたコミュニケーション

人は全ての体験を五感
(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)
でインプットしています。

例えば、

いつかどこかで見たような
喫茶店に入った時(視覚)

懐かしい音楽を
耳にした時(聴覚)

通りすがりの食堂から、母親の
作る味噌汁とそっくりな香り
鼻をくすぐった時(嗅覚)

それを飲んだときの
おふくろの味(味覚

実家の椅子の座り心地(触覚)

など、えも言われぬ安心感
で満たされるでしょう。

逆に不安や恐怖も五感を
通じてインプットされています。

例えば、

殺伐としたまるで
刑務所のような場所で(視覚)

ドスの利いただみ声や
意味の分からない外国語
が聞こえてくる(聴覚)

血やタバコの混じった
匂いが漂ってきて(嗅覚)

苦い飲み物を飲まされ(味覚)

ひんやりとしたコンクリート
の上に裸足で立たされる(触覚)

…と言ったイメージをすれば
不安な気持ちが浮かんでくるでしょう。

どの五感で記憶することが
多いのかは、

人によって様々です。

「秋」

という言葉から、

木々の紅葉(視覚)を
思い出す人もいれば、

体育祭の歓声(聴覚)
という人もいます。

いずれにせよ、
こうした五感で感じる感覚が

コミュニケーションが
上手くなる秘訣とも言えます。

相手の五感に合わせると不安が消え安心する

つまり、相手が持っている
五感のいずれかに似た
感覚で受け答えし、

「ほら、あなたと同じ部類の
人間ですよ、安心してくださいね」

と信号を送るのです。

相手がにっこり笑えば
こちらも笑顔を見せる

身振り手振りも同じように動かす

(視覚を似せて合わせる)

「昨日、大阪に行ったんですよ」

と相手が言えば

「ああ、大阪に行かれたんですね」

と、同じ言葉を繰り返します。

(聴覚を似せて合わせる)

他にも身体感覚(味覚、嗅覚、触覚)
を意識するなら、

呼吸のリズムや深さを
合わせると言った手法もあります。

相手の繰り出す言葉から
相手の好きな五感、優先して
使う五感を探しつつ、

それをキャッチして合わせいていく、

そのうち、相手が
安心とそれによる信頼を寄せる
瞬間があるという寸法です。

そして親密さが生まれ
こちらも安心してコミュニケーション
が出来るようになるのです。

警戒心を解くコミュニケーション

ジャッキー・チェン主演で

『ベストキッド』という
映画に面白いシーンがあります。

いじめられっ子の少年が
強くなりたいとカンフーを習います。

少年はカンフーの先生
ジャッキーに連れられて、

山奥の仙人に会いに行きます。

仙人は籠の中のコブラと
対決中です。

最初、仙人はコブラの
フラフラした動きに合わせ、

体を揺らします。

コブラの気持ちを推測するに、

「あ、こいつは俺と
同じ動きの毒蛇仲間か」

と、

その一瞬の油断と言うか
安心をついて

仙人がコブラの首をつかむという訳です。

このシーンから、

相手と対話するときに、
いつの時点で相手が心を
開いてくれたか、

を判断すれば良いのかを
教わりました。

最初はこちらが先行して
相手の動きや言葉を
真似ますが、

ふとした瞬間から、
今度は相手がこちらと同じような
ことをするようになるのです。

専門用語でミラーリング
などとも呼ばれますが、

人間の(人間以外でも)興味深い
心理メカニズムですが、

ちょっとした工夫で
コミュニケーションは
スムーズに運べるのです。

五感コミュニケーションの極意

人とコミュニケーションを
するときには、

相手が優先して使う
五感に合わせること、

あなたに対する警戒心が
一気に解かれるでしょう。

人の心を動かしたい時に
五感を使った表現の練習を
日頃から行うのもいいでしょう。

『視覚に訴える』

例)
魅力的な写真を見せる、
現場を見てもらう、

『視覚に訴える』

例)
CDなどで音を聞いてもらう
声のトーンや大きさに注意する

『嗅覚に訴える』

例)
オイシそうな匂いを嗅がせる、
香水を意識する

『味覚に訴える』

例)

実際に食べてもらう、
チョコレートをプレゼントする

『触覚に訴える』

例)

触ってもらう、
掴んでもらう

こうしたちょっとした工夫を
するだけで、

あなたの思いが相手に
キチンと伝わる物です。

とにかくコミュニケーションは
言葉だけではないのです。

凄い事を伝えたければ、

「何がどう凄いのか?」

相手がイメージをしやすいように
知恵を絞って伝え方を工夫すれば、

あなたの賛同してくれる人は
どんどん増えるでしょう。

イメージの力は強力です。

五感だけでなく、

ガーン、ギュッ、ぐいぐい、
キュイーン、サクサク、ガバッ、

…など「オノマトペ(擬音語)」
もイメージを喚起させる時に
役に立ちます。

相手の五感に合わせた
コミュニケーションで不安が消え
安心するのが人間心理なのです。

相手の心の中のイメージを
上手く印象づければ、

会話もスムーズになるでしょう。

参考にしてください。

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