スピーチで使えるパワーポイントと右脳、イメージを使った工夫


これまであなたの印象に残った
スピーチとはどういうものでしょう?

多くの人がスピーチで勘違いしているのが、

「自分はデータや主張を発表すれば良いのだ」

…と言うもの、

アカデミックな学会などでは
そういったスピーチで良いかもしれませんが、

私たちビジネスマンや普通の人が
行うスピーチの場合、

学校のお勉強のような
左脳偏重のスピーチをしてしまえば、

聞き手はみな睡眠導入剤となり、
あなたに印象が残りません。

スピーチの中に視覚的な右脳に訴える
要素を取り入れる工夫をすれば、

論点を明確にし、鮮明なイメージ
を喚起する事が出来ます。

ここで一般的に、

スピーチをする際に
パワーポイントを使うケースが
多いと思うのですが、
(Macならキーノート)

ここも注意しなければ退屈な
左脳型スピーチになってしまいます。

人間の印象に残るのは、
どちらの脳にも刺激を与えるもの、

左脳にも右脳にも訴える
そんなスピーチを作るための

ちょっとした工夫について紹介します。

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魔法の杖を使った工夫

まず何よりも、

印象的なイメージとして
聴衆の右脳に働きかけるためには

スピーカーとしての「あなた」を
印象づける必要があります。

見た目とコミュニケーションという
テーマでも話しましたが、

人にとって「何を喋るか」よりも
「誰が喋るか」と言う方が重要です。

ここで、聴衆に印象を与えるために
何か工夫を用意しておくと効果的です。

ここで右脳を使った工夫のひとつが

魔法の杖と呼ばれるテクニックです。

スピーチをするときに、

ポケットから金のペンを取り出し、

そのペンを引き合いに
出せるような事を言います。

例えば、

「この状況に対して
あなたが魔法の杖を降る事ができて、

あらゆる点で申し分の無い状況に
出来るとしたらどうでしょう。

それはどんな物になるでしょうか?」

と問いかけます。

つまり聴衆に理想の状態を
想像してもらうのです。

人が基本的に興味があるのは
「自分の事」です。

だからこそどんな分野の
スピーチであれ

観客に理想の未来を
イメージさせる事によって

聴衆はの心はワクワク観で満たされます。

スピーチの間、途中、冒頭でも、

聴衆を引き込み、
自分の印象を与えるために

金色(或は特徴的な)ペンを取り出し、

魔法の杖を降り参加者が
それを思い描くのを待ちます。

それから現在の状況を改善するための
戦略やテクニックを話し合うのです。

するとスピーチは感情とロジックの入り
交じった素晴らしい物になるでしょう、

私はこの作戦を
あらかじめ用意する事もあれば、

ちょっと間を伸ばしたい時、

少し観衆が退屈そうに
しているときの特効薬として
アドリブでする事もありますが、

いずれにせよ効果的です。

ぜひ真似してみてください。

パワーポイントのデメリット

プレゼンテーション用ソフト

ウィンドウズで言えば
バワーポイントやMacのKeynoteなど、

プレゼン用ソフトを使って
スピーチを行う事も一般的ですが、

このパワーポイントを使うかどうかは
条件によって決めた方が良いでしょう。

講演業界では

「パワーポイントの弊害」

というのも指摘されています。

多くの講演者がパワーポイントに
頼って講演をし、

話がスクリーン上で進行するため、

スピーカーの持ち味や話の
本質が失われてしまうのです。

右脳に訴えない、

学校の授業のような
スピーチになってしまいます。

誰しもが黒板の先生の
解説をつまらなそうに
聞いた経験があります。

パワーポイントも工夫がなければ、
それを喚起してしまうのです。

もちろん、状況によっては
それが理想的な事もありますが、

人に印象を与える、記憶に残る
スピーチやプレゼンは難しくなります。

パワーポイントを右脳的に使う場合は、
いくつかルールを設けると良いです。

パワポは5行までのルール

パワーポイントをうまく右脳的に
使うためにはまず覚えてほしいのが、

何よりまず、1枚のスライドに
5行以上入れないようにし、

各行は25字以内に抑えます。

これ以上になってしまうと

聴衆の気を散らし、
いらだたせてしまいます。

人は文字を読むのが面倒ですし、

そこに書いてある通りの
スピーチをするとなれば、

退屈を感じます。

極力文字数は減らし、
ポイントのみを簡潔にまとめて述べ、

後は写真やイメージを貼付けて
おいても良いでしょう。

興味深いイメージを
貼付けておけば、

それだけで右脳が活性化します。

小さい部屋や少人数の場合は
これ以上の文字を使うのでも良いでしょう。

スピーチに多くの論点を織り込む場合でも、

必ず一度にひとつずつ取り上げる事です。

1テーマ1ページを心がけ、

スライドに情報を
詰め込みすぎては行けません。

聴衆は読むのにかまけて
あなたに注意が行かなくなります。

少し前に参加したワークショップで
ある起業家が1時間スピーチしました。

そのパワーポイントによる
プレゼンテーションは、

1枚のスライドにおびただしい
量の説明を詰め込んでいました。

そしてその説明をほとんどの
人が理解できていませんでした。

彼はスクリーンに向かって1時間
数字の事ばかり話していましたが、

誰もが苦痛を感じるスピーチでした。

あなたはこんな事をしてはいけません。

あくまであなたが「主役」なのです!

スピーチでは主役はあなたです。

パワーポイントは「従」です。

聴衆をパワーポイントに
釘付けにしてはいけません。

そのために以下のルールを守ってください。

『聴衆の方を向く』

パワーポイントを使うときは
聴衆に顔を向ける事です。

あなたも聴衆もパワーポイントを
向いているのは最悪です。

自分の前にパソコンをおいて背後の
スクリーンに映し出された物を説明します。

パワーポイントによる
プレゼンテーションを行いつつも、

視線は聴衆に向け、終始、
聴衆に向かって話すようにしましょう。

これは黒板やホワイトボードでも
同じ事が言えます。

人は目を合わせたら、
あなたに注目します。

すると、難しいテーマを喋っても
聴衆の右脳に訴えかけ、

印象に残す事が出来ます。

もしもスクリーン上に出ている事を
話していないときは、

スクリーンを消しましょう。

どんなプレゼンテーションでも
あなたの顔こそが最も重要な要素であり、

あなたが聴衆の顔をしっかり見る事で、

スクリーンに言葉が示されているときでも
聴衆は、テニスの試合の観衆のように

スクリーンに目をやっても
すぐにあなたの方に戻すでしょう。

『明るい所へ自分を持っていく』

パワーポイントを使うときは、

あなたの顔に良く照明
当たるようにしましょう。

印象に残らないスピーチを見ると、

プロジェクターとスクリーンを
出来るだけ目立たせようと、

自分を暗闇におく事が
いかに多いかと言う事に驚きます。

人前で緊張するのも分かります。

自分をアピールするなんて…という
シャイな心も分かります。

緊張や不安、あがり症など、

これらを克服する方法も
次回以降お伝えしていきますが、

スピーチでの主役はあくまであなた、

パワーポイントの文字を追うだけなら
本を読んでいる方がマシなのです。

自分を目立たせる事を忘れない事が、

聴衆の右脳に訴えかける
大切な工夫になります。

プレゼンテーションのために
多くの準備時間を費やしながら

もし暗闇に引っ込んで居たら、聴衆に
見て親しんでもらえなくしているのです。

気をつけましょう。

道具は動かない事を想定


そして何より覚えておいて
欲しいのは、

パワーポイントはひとつの道具、
ひとつの補助道具として使う事です。

スピーチの中心にしてはいけません。

あなたが中心なのであって、

パワーポイントは論点をより明確に示す
手助けをする物に過ぎません。

またパワーポイントを使うときは
練習をしておきましょう。

事前に3回から5回、
リハーサルをしておきます。

本番と同じようにやってみて

パワーポイントとプロジェクターが連動
して作動する事も確認しておきましょう。

そして予期せぬ事を予期しましょう

1から10までパワーポイントを
使って話しているのに、

何かの具合でパワーポイントが
上手く動かなくなったのを
あなたも見た事があるかもしれません。

講師が立ち上がってやり直してみるのだが、
どうにもならない、

聴衆もステージに上がってきて、
いじって直そうとします。

それからホテルのどこからか
技術者を呼び、セミナーは完全に中断し

スタッフもみんなステージの
周りでおろおろするばかり、、

一通りやってみて、こういうことが
起こらないようにしましょう。

機械である以上絶対はありません。

むしろパワーポイントなしで
スピーチを出来るように準備し、

パワーポイントがあればそこに
花を添えられるくらいの意識で望みましょう。

「あなた」を彩らせる脇役の効果

最近、私はあらかじめ
デザインを施してある

パワーポイントのテンプレート
を購入しましたが、

これをイチから自分で作る
となると思ったらゾッとします。

こうした時間を短縮するための
投資と考えれば、

高くない買い物だと思います。

もちろんゼロからパワーポイントの
本を買ってきて設定を勉強し
作り上げる事も可能でしょうが、

その為には多くの時間を
割かなければ行けません。

私たちはすばらしいパワポの
スライドを作るのが仕事ではありません。

メッセージを伝えるのが仕事です。

だからあらかじめ作られた
美しいスライドテンプレートを買えば、

その分の時間を買う事ができます。

そしてその分の時間で
スピーチの工夫をするのです。

『あなたとメッセージから
注意をそらさせない』

これを意識しておく事が
スピーチでは何より大切です。

パワーポイントはあくまでおまけです。

いずれにしても、
パワーポイントを使うときは

断固とした明確な主張で始めて、

話のお膳立てという意味で使うようにします。

それから、パワーポイントを使って
重要な数字、論点、関係などを示します。

パワーポイントを使う箇所が終わったら、

スクリーンは空白にし、

最後はあなた自身の顔と
言葉で強く印象づけて締めくくるのです。

スピーチで使えるパワーポイントと
右脳を使った工夫をぜひ取り入れて
素晴らしいスピーチをしてください。

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